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税理士 田村直樹の 「建設業者の会計・税務・経営のポイント」  個人事業から会社へ、決算、調査、相続に安心で対応

税理士 田村直樹 が、建設業者の会計・税務・経営のポイントをやさしく、わかりやすく解説します。

建設業者の身近な人が亡くなったときの相続税のすべてその1

2018-01-16 09:41:05 | 建設業者の身近な人が亡くなったときの相続税のすべて
建設業者の身近な人が亡くなったときの相続税のすべて

相続税のあらまし

相続税の持つ機能

相続税は、配偶者や子など(相続人等)が死亡した人(被相続人)の財産を相続又は遺贈(贈与をした者の死亡により効力を生ずる贈与を含む。)により取得した場合に、それらの財産の価額を基にかかる租税です。

ところで、財産が親から子等に移るだけなのに、なぜ税金がかかるのか。これにはいろいろな考え方がありますが、代表的なものは次のとおりです。

(1)所得税の補完機能
被相続人が生前において受けた税制上の特典、その他による負担の軽減などにより蓄積した財産を、相続開始の際に精算する。

(2)富の集中排除機能
相続により相続人等が得た偶然の富の増加に対し、その一部を税として徴収することで、相続した者との間の負担の均衡を

図り、併せて富の過度の集中を抑制する。


人の出生⇒財産の蓄積⇒死亡・相続開始




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