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勝手に言わせてもらえば・・・

大阪北新地 BAR PARKMOREのブログです。
店主の独り言やお酒の記録の孤軍奮闘日記。

ROSEBANK 21Y 48% が入荷です

2012-11-13 01:57:30 | 酒日記
今年は開業丸10年の節目で京阪守口市から北区新地への移転の為の準備や何やで本当に早く感じた1年でした。
 
それでもあと一ヶ月半残してまだまだ出来てない事がたくさんあります。

少しづつでも前進して行きたいと思います。

先日は先の記事でも書いた「英国フェア2012」に参じてきました。

すごい人でびっくりしましたが異国文化にこれだけの人が興味を持っていてくれるのも嬉しいな、、と思いました。

ウィスキーコーナーでは先輩のバーマンや同期の人達ともお会いできて本当に良い時間で、しかも友人のバーテンダーの可愛いお子様にも会いました。いやいや。。ほんとに可愛かった。。

また、ハイランダーイン東京の鈴木さんには久しぶりにお会いでき、写真のお礼も言えたので良かったです。

東京でお疲れ出ません様に祈るばかりです。


閑話休題


ROSEBANK 21Y 48% THE WHISKY EXCHANGE



そう・・

ゼニスインポートのパクリラベルです(笑)

丁寧にラベルの白の部分に少しくすみを入れたりして手が込んでます(笑)

しかしね。。

肝心の味の方はこれが、少し甘いのですがなかなかのもんですわ。。

最近のインデントによく付いてる香りも今の所は大丈夫の様ですね。。

それでは、是非。。

ワンショット 2000円 ハーショット 1000円

Bar Partkmore 店主

英国フェア 2012

2012-11-07 23:55:33 | 酒日記
今年はスコットランドを中心に阪急二期棟オープン記念も兼ねて開催されます。

期間は11月7日(水)から13日(火)で会場は9階催場で・・

スコットランドに因む色んな物が各ブースでお披露目される(勿論、購買可)のですがやはり、そこは俺。

気になるのはスコッチブースですよね。。

毎年、こちらのブースではスコットランドにあるホテル、「ハイランダーイン」の方々が小さなバーカウンターを作って、そこでシングルモルトやブレンド、排他的にボトリングされた貴重な物を飲ませてくれます。

今年はあの・・幻の「あれ」も出てるみたいです。しかし、お値段も汗汗でしょうね。。

しかしながら今回は是非とも行かねばならぬ理由が当方はございます。

と、言うのも前の記事で書かせて頂いた当店の店名、「Parkmore」の写真を撮ってきて下さった鈴木さまが7日と8日にお手伝いをされてると教えて頂いたからです。

鈴木さまと言えば東京、中野坂上で「ハイランダーイン東京」のオーナーバーテンダーです。
お礼も兼ねてご挨拶に参じたいと思います。

詳しくは http://www.hankyu-dept.co.jp/honten/h/britishfair2012/index.html で確認してみて下さい。

閑話休題

Clynelish 37y 1972 (58.9%, Gordon & MacPhail for LMdW, cask #14300)



 

数年前に一瞬で市場から消えた、マクファイル社の最高峰シリーズ(乱発のお陰で少しありがたみ感は薄れたものの)ケルティックシリーズからフランス「ラ・メゾン・デュ・ウィスキー」(フランスで大手のお酒流通会社)向けに瓶詰めされた1972年蒸留のクライヌリッシュです。

細かい事は書きませんが本当に美味しいです。

この機会にぜひ・・

Bar Parkmore 店主

寒いけどビールの話

2012-11-02 00:23:19 | 酒日記
すごく冷えてきましたね。こんな冷えてきた日はおでんでも食べながら熱燗を・・

と、言いたいところですが、あえてビールの事を・・・

ビールの種類ってなんか多そうに感じるけど基本的には「~~系」って感じだね。
コンテストなんかでは「85種類」に分けて審査するって本に書いてたけど・・
自分的に大雑把に分類して・・・「使用酵母」、「原料」、「製造方法」。。この三つで十分と思う。

酵母は「上面」か「下面」かたまに「野生」かを使用する。最近ではシャンパン酵母なんかも使ったりウィスキー酵母を使ったりと様々。。それによって風味は変る。。

原料は、その原料の乾燥の仕方で色が分かれていく。黄金色から濃色や黒に・・
製造方法は前記二つ(酵母)の使い方で準じて変るものだし・・・

大雑把過ぎるとは思うけど・・・

じゃ・・そのビールってどうやって造るか??下面発酵ビールで説明すると・・・

製麦工程(麦選定、侵麦、発芽、乾燥)、醸造工程(糖化、発酵、貯酒、ろ過)、瓶詰めもしくは樽詰め。。

・・この各工程を更に細かくすると・・・・

自分の持ってるデータが古いので最近とは違うかもしれないが・・

・・麦の選び方。

収穫して直ぐの大麦は使えない。大体は6~8週間くらいは乾燥して貯蔵する。「ドーマンシー」って奴だ。ウィスキーにもあるよね。

大麦には皮の付いてるのと付いてないのがあって更に「2条」「6条」とある。
基本的にビール醸造にしようするのは皮の付いてる2条大麦。外国では「6条大麦」も使うみたいだねけどね・・

その中でもどんな麦が良いかって言うと、大きさが均一である事。でないと侵麦させる時に吸水率が変って発芽の速度にばらつきが出るから。

これを選定する時は2.5mmの篩いにかけてそこを通過したものを90%くらい選定する。
これが所謂・・「1番麦」。これが90%以上になる。次いでやや小さめの「2番麦」。

しかもその大麦1.000粒の重量が40Kg以上ある物を使用する。
使用大麦はたんぱく質の含有が少ない方が良い。濁りの原因になるからだ。
普通は9~12%程の含有だが、これはペールモルト(淡色ビール用)にして12~14%程の物は濃色用に焦がす。
そして、やはり・・・発芽力の強い物が良いとされる。

余談だが・・麦の休暇期間(ドーマンシー)の事で聞いた事がある。
「休暇」ではなくて収穫された事で「子孫繁栄」のために発芽する為の期間らしい。。
元々、収穫された時に体内の水分量は13%。。これは発芽するのに必要なギリギリの水分だ。
だから、発芽されたら困るから収穫後、更に水分を乾燥する。そうして大麦の持つ生命力を利用して発芽力や酵素力を底上げする。

日本酒酵母でも生命力を利用する事は良くあるが、要するに「泣いたら強くなる子」だ。

眠たくなってきた。

今度にしよう。

Bar Parkmore 店主

Glen Keith 復活・・らしい

2012-10-29 23:30:52 | 酒日記
考え方を少し変えるだけで物事が違った形になって気も楽になることってほんとにあるんだな・・と思った店主です。

昨日は以前から仲良くしてるバーのマスターと終わりに飲みに行きました。

なかなか刺激があってお互いに良い話が出来たと思ってます。

互いにがんばろー。。

閑話休題

2月末にやっとペルノー社から「キース」を復活させると発表がありました。

実はここの蒸留所は2000年からずっと休止してたのですが一部ではもう再稼動はないんでは??

と、噂さえされていましたが最近のウィスキー需要の拡大で復活する事になったみたいです。良かった良かった。。

ストラスアイラ蒸留所の姉妹蒸留所として新設されたみたいだけど軽めのボディにフルーツ香とスパイス感が混和する味わいは好きでした。。復活は非常に楽しみな情報でした。。

Glen Keith 40 yo 1970 51.8% The Whisky Fair bourbon hogshead 171 bottles



写真は去年くらいにドイツ系インデペンデントから大量に出てきた1970のキースです。

ちなみに、1970年はここの蒸留所が3回の蒸留から2回の蒸留に切り替えた年でもあります。

キース復活を祝って・・

お値段2805円を切りました。

ワンショット2800円です。勿論ハーフ対応してますのでこの機会にどうぞ。。

Bar Parkmore 店主

なんとなく・・維新やな。 がんばれ日本。

2012-10-26 01:28:53 | 酒日記
先日の記事で「酒と風土」なんてアップしちゃったのでその派生記事を・・・

急速な普及と商品クオリティの関係なんかは意外と密接してるように感じる。

残念ながら良い意味合いではなくある側面では◎。ある側面では×だと思ってる。


ところでビールってどうやって作るのだろう??

まっ仕事が終わって風呂上りに飲む。。最高に旨いからどっちでもいいか。。

・・って訳でもなく

そもそもビールの歴史は古く紀元前3500年頃には「バビロニア」で作られてたみたい。
しかし、自分は「バビロニア」を知らない。

ヨーロッパでは8世紀ごろにドイツのバイエルン地方で「ホップ」を使ってのビールが造られていた。

そして、有名な世界最古の食品関係法律「純粋ビール醸造法」が1516年に制定された。

この法律はパン作りのための小麦を確保するためとも言われてる。

醸造技術の発達で飛躍的に普及は広まるがどんな発達があったのか?自分の考えをまとめると・・

歴史から考えて、兎に角「生物発酵」。。先ずはここからだろう。

なんで発酵(この時代に発酵て言ったかは知らないが・・)したのかが分からなかったら先に進めない。

それから、どれが発酵でどれが腐敗か?の見極めも大事。「生物による汚染もしくは腐敗」。。

次いで発酵力も大事になるはずだ。発酵が弱いと空中バクテリアなどの汚染の危険性がある。

どの生物がどれだけの発酵力があるのか?「発酵度の割合」だ。

それから、良い生物をどれだけ安定して手にできるか?「純粋培養」。。

生物だけじゃなく、それと同時にその「環境下」にも神経は使われたはず。

例えば「水」。よく言われるpHコントロールも向上したその一つだとは思うが、先ずは各工程で使われるその「温度帯」だろうと思う。

そうやって醸造技術は発達するがこれだけでは普及は厳しいだろうと思う。

樽による熟成や長期保存方法、運搬・・いろんな発達があって普及したんだろう。

・・ビールの造り方か・・・興味あるよね。

日本では1869年に最初に作られたみたいだが・・明治2年幕末かな??
この年は「カティサーク号」が進水式も行っている。。

注:「年号」やらは調べながら記述しましたが、基本的には私見ですので・・あしからず。