久しぶりの更新となります。
昨年の9月から『モンスターハンター4G』、『マリオカート8』、『ポケットモンスターORAS』、『ウォッチドッグス』、『大乱闘スマッシュブラザーズforWiiU』など
大作ゲームが財布と時間を潰しにかかってきてるのでプレイが追い付かない有様です。
10月には感染症で死ぬような思いもしましたし。
今回は『MH4G』のことをまとめておきたいと思います。
少し前に配信されたエピソードクエストですべてのモンスターが出揃ったようなので、このタイミングでの更新となりました。
まずはモンスターのこと。
新モンスター
・千刃竜 セルレギオス
本作のパッケージモンスター。別名の読み方は「せんじんりゅう」。
別名からダラ・アマデュラと何か関係があると思われていたが、そんなことはなかったぜ。
全身に開閉する逆向きの竜鱗を纏っており、それらを活かした攻撃をしてくる。
この竜鱗を用いた攻撃に被弾すると竜鱗が炸裂。炸裂した破片がさらに細かく炸裂することで攻撃対象に複雑で治癒しにくい切り傷を負わせる。
これが所謂「裂傷状態」であり、この状態になると走ったり段差を登ったり、あらゆる激しい動作で傷口が開きダメージを受けてしまう。
裂傷ばかりに目が行きがちだが、飛行能力と強靭な脚力も注意すべき点である。
「看板モンスターであるリオレウスのライバル」というコンセプトで考えられたモンスターであり、劇中でも幾度となくリオレウスとの激突を繰り返している。
本来はごく限られた狭い縄張りでしか暮らさず、人間の目に触れるようなことはまずない。
しかし、ある騒動が原因で人里近い各地に姿を現すようになり既存の生態系に「反逆」を開始する。
・巨戟龍 ゴグマジオス
本作の集会所ラスボス。別名の読み方は「きょげきりゅう」。
言い伝えにも古代の遺物にも一切の情報がなかった完全に新種の古龍種。
ある日、ドンドルマの武器保管庫から初代撃竜槍が無くなるという事件が発生、その後近隣の街の武器庫から火薬を含んだ武器が無くなり、現場には謎の黒い液体が残されているという怪事件が発生。
モンスターの仕業かもしれないということでギルドは調査を開始。その後しばらくして突如ドンドルマに向かって新種の古龍種が進撃をしているとの情報が観測所から入る。
そのモンスターは体中から黒い液体を流しており、背中には武器庫から消えた初代撃竜槍が。
ギルドはこの古龍種を「巨戟龍ゴグマジオス」と命名。ドンドルマの戦闘街での討伐の命が降る。
ゴア・マガラ骨格の超巨大モンスターでありながら動きが機敏であるため、すべての攻撃を回避するのは至難。
そのうえすべての攻撃が即死級であり、体力も途轍もない高さのためかなりの難度を誇るクエスト。
謎の黒い液体の正体は「油」であり、ゴグマジオスが使用する火属性の攻撃の効果を高める。
液体に被弾すると「重油拘束」状態になり、この状態で火属性攻撃を受けると大ダメージを受けてしまう。
ゴグマジオスの最大の攻撃は何といっても熱線ブレス。熱線だけなら避けるもの容易いが、問題はそのあと。
熱線は灼熱の油を圧縮したものであり、着弾点に溜まっていく。そしてそのあとに超広範囲の大爆発を引き起こす。広大な戦闘街の約四割を埋めつくすほどの大爆発であり、当たり判定が爆発後の靄にも存在するため、緊急回避ですら被弾してしまう。
もちろん重油拘束状態で被弾しようものならキャンプ送りは免れない。
背中の初代撃竜槍は背中部位破壊することで落とすことができ、落ちた撃竜槍はなんと使うことができる。使用後は壊れてしまう。
街を守り続けてきた初代撃竜槍が最期まで使命を貫いてゴグマジオスに一矢報いて散っていく姿に感動するのは私だけでしょうか。
亜種モンスター
・荒鬼蛙 テツカブラ亜種
赤緑色をしたテツカブラの亜種。生息地は原種と変わらず地底洞窟、地底火山。
原種とは違い、普通の岩ではなく火薬岩を駆使して戦う。
パワフルな動きが強調されており、「荒鬼」の名にふさわしい。
火薬岩を噛み砕いた後はしばらく顔が赤熱し、「鬼」の形相のようになる。
・水蛇竜 ガララアジャラ亜種
青紫色のガララアジャラの亜種。生息地は氷海。
原種が音を反響させるのと同じ要領で水を反射させて操る。
原種の甲殻が「鳴甲」と呼ばれるのに対し、亜種のそれは「撥水甲」と呼ばれ、地面に刺さるのは原種と同じだが、
水のブレスが撥水甲に当たるとこちらにまっすぐ向かってくる。
水ブレスの射線から逃れたからといって油断してると反射に対応しきれずに被弾してしまうこともしばしば。
反射後にさらに反射することもあるので背後の撥水甲にも気を付けておきたい。
肉質は原種を正反対にしたかのようになっている。
なお、唯一亜種組で極限個体が存在する。
・骸蜘蛛 ネルスキュラ亜種
黒い本体と黄色の麻痺針を持ったネルスキュラの亜種。生息地は旧砂漠。
亜種はフルフルの皮を纏っており、やはり弱点をカバーしている。
原種と同じく毒を持つが、麻痺毒も追加されており動きを封じられると毒鋏角の餌食となる。
フィールドがフィールドだけに逆さ釣り状態での戦いはしないものの、振り子の要領で飛びかかる攻撃は続投している。天井も何もないエリアで行うがどこに糸をくっつけているのだろうか。
・虎鮫 ザボアザギル亜種
茶色のトラ模様のザボアザギル亜種。生息地は旧砂漠。
原種の氷を纏ったスタイリッシュな形態はなく、膨らんだ形態と通常形態のみ。
その代り、形態変化が目まぐるしく一瞬で変化するためスキが少ない。
また、体内に溜め込んだ水に麻痺毒を含んだ液体を混ぜてまき散らすため、雪だるま状態より危険な拘束力を持つ。
・斧甲虫 アルセルタス亜種
黄緑色のアルセルタスの亜種。生息地は遺跡平原、旧砂漠。
他の亜種組とは違い、体の形状そのものが違う。ノコギリクワガタのような形状の角に変わっており、原種の腐食液攻撃は麻痺液に変わっている。
単体で登場するクエストは少ない。
・砲甲虫 ゲネル・セルタス亜種
茶緑色のゲネル・セルタスの亜種。生息地は旧砂漠。
アルセルタス亜種とセットで登場し、尻尾の形状が原種よりさらに鋏らしく変化しており、背中の模様も異なる。
口から水の砲弾を発射する攻撃にバリエーションが増えており、
なんと背中のアルセルタス亜種を顔の前にセット、水圧を使い高速でアルセルタス亜種そのものを発射してしまうというとんでもない技。
発射されたアルセルタス亜種は壁にぶち当たるとそのまま砕け散ってしまう。もちろんそのままの意味で。ブナハブラのように砕け散ってしまうのである。
ちなみにこのとき砕けたアルセルタス亜種は討伐数のカウントに入る。
・白猿狐 ケチャワチャ亜種
青白色のケチャワチャの亜種。生息地は遺跡平原。
最も原種と異なる特徴として火を扱うという点がある。
可燃性の液体に火をつけ飛ばしてくる。また、始終顔を耳で覆っておりなかなか顔を晒さない上に、耳の硬さが尋常ではないので頭への攻撃は困難。
・蛇帝龍 ダラ・アマデュラ亜種
古文書を解読すると現れるダラ・アマデュラの亜種。
原種の謎エネルギーはそのままに、一部の攻撃に火属性が付加されている。
背中の扇刃も二枚になっており、攻撃力もかなり高い。
登場ムービーから察するに、かなり長い期間眠りについていたらしい。
特殊個体
・渾沌に呻くゴア・マガラ
異形のゴア・マガラ。
「禁足地に戻れずに肉体が中途半端に成長し苦しみもがいている姿」という設定らしい。
体の右半分がシャガルマガラと化しており、顔も半分ゴア、半分シャガルといった異様な風貌をしている。
目はまだ見えないらしく、シャガル側の目の部分はただの黒い穴のようになっており恐ろしい。
モーションにシャガルマガラのものが織り交ぜられておりほか、振り向き薙ぎ払いブレスといった独自のモーションも持っている。
右半身を使った攻撃が強力で、右翼腕を使った攻撃の時だけ地面が隆起するなど、古龍としての力が垣間見れる。
ちなみに専用BGMが存在する。ゴア・マガラの曲とシャガルマガラの曲をアレンジして織り交ぜたような曲であり、神々しさとダークさがうまくミックスされており「渾沌」というのに相応しい。
・ブラキディオス特殊個体
古文書を解読していくと現れる特殊なブラキディオス。
粘菌を纏っている部位が広くなっており、時間とともに赤熱。
赤熱している部位を攻撃すると爆発し大ダメージを受けてしまう。
攻撃できる部位が限られるが、体が大きいので他の部位にダメージを吸われるということは少ない。
戦闘フィールドは溶岩島。
専用素材が存在し、この素材を使うことでブラキ武器の最終強化をすることができる。
(「MH4G」には「MH3G」に登場したG級ブラキ武器が復活しているが、さらにその上のランクの武器をこの特殊個体の素材で手に入れることができる)
・錆びたクシャルダオラ
特殊個体組の中で唯一の復活した特殊個体。外殻が古くなっているクシャルダオラ。
脱皮を行う安全な場所を探し回っているため気が立っているので危険とされている。
今作のストーリーのラスボスを務める。条件を満たせば大老殿でも受注できる。
大老殿で受注した場合、時間切れになるとダメージと部位破壊状況が次回のクエストに持ち越され、最終的に戦闘街で決着をつける形となる。
そのため体力も高めであり攻撃力も高いため単体クエストとしての難度はかなり高い。
・紅龍 ミラボレアス特殊個体
古文書を解読すると現れるミラボレアス【紅龍】の特殊個体。
「怒りに我を忘れた」との記述があり、通常の紅龍よりさらに紅い。
クエストに出てみると、なんと通常の紅龍とは別の登場ムービーが用意されており、専用BGMまで用意されている。
フィールドのあちこちからプロミネンスのような溶岩の噴出が続き、紅龍が歩くたびに足元に溶岩が滴り炎が上がる。
怒り状態になると更に色が明るいオレンジと黄色よりの色合いになり、フィールドが明るく熱に包まれる。
その様相はプロミネンスと相まってまるで太陽の化身ともいうべき明るさとなり、近づくのすら困難になる。
他のモンスターのBGMは、モンスターの力強さを表しながらも「強敵に挑む」と言ったテンションが上がるような曲なのに対し、この紅龍専用BGMはひたすら絶望しか感じられない曲調になっており、
「もうだめだぁ…おしまいだぁ…」という具合に精神ですら叩き壊してくる。
全ての攻撃が即死級で今現在本作最強モンスターとの呼び声が高い。
復活モンスター
・ダイミョウザザミ/亜種
生息場所は旧砂漠、原生林。
相変わらず背中の頭骨は固いが、乗り状態があるため壊すのが楽になっている。
・モノブロス/亜種
生息場所は旧砂漠。亜種は未知の樹海。
ソロ専用モンスター。ディアブロスよりは弱いが、亜種は大幅なモーション変更により難易度が高いモンスターとなっている。
ちなみにレア素材のモノブロスハートは今作から「ハート形の鱗」という設定に変わっている。
前におぼえてた技を思出せそうな素材なのは言ってはいけない。
・ディアブロス/亜種
生息場所は旧砂漠。
3Gのように一発の重さをウリにするのはやめたのか、今回は裏をかくような連続攻撃を畳み掛けてくることも。
特に亜種の飛び出し→突進→振り向き突進は意識しておかないと被弾する。
・オオナズチ
肉質は頭以外ほとんどスカ、尻尾は切りにくいと戦いにくいモンスター。
旧作での登場ムービーで披露していた前後に揺れるような動作が戦闘のモーションに取り込まれている。
作れる武器が相変わらずクシャルダオラに有効。錆びたクシャもいるので、コイツの武器は重宝する。
・祖龍 ミラボレアス
エピソードクエスト第六弾に登場。
以前のような理不尽な強さはなくなり、戦いやすい良モンスターに。
黒龍、紅龍の粉塵爆破のモーションで雷ブレスをピンポイントで薙ぎ払ってくるのでどこに居ても安全ではない。
攻撃のほとんどが雷属性を帯びてるので雷耐性をあげていくと楽になる。
紅龍特殊個体と比べると楽に狩猟でき(それでもかなり強いが)、フィールドも祖龍の代名詞ともいえる「塔の頂」ではないため、後に紅龍と同じくさらに強い祖龍が配信されるのではと思っています。
・ウカムルバス
上位とG級に存在。
本作ではG級への試験管という大役を務める。
質感を重視したテクスチャでリアルになっているが、強さも旧作から一回り上がっている。
モーションは基本的に変わらないが、フィールドにウカムルバスの攻撃によって高低差が生まれるために、違うベクトルで難易度が増している。
極限個体
極限個体とは簡単に言うと狂竜化状態の更に上の段階のこと。
通常、狂竜ウイルスに侵されたモンスターはすぐ暴れまわった後にすぐ命を落としてしまうが、
稀にウイルスを克服し、ウイルスに対する抗体を持ってしまう個体が存在する。
それが極限個体であり、途轍もない強大な力を有するとともに、ウイルスの感染源となってしまう。
作中でシャガルマガラ討伐後も狂竜化モンスターが出現し続けた原因がこの極限状態となったセルレギオスであり、
各地にセルレギオスの大群が押し寄せたのも、このたった一匹の極限個体が同族を蹴散らしてしまったから。
元来セルレギオスは同族間で争い、狭い縄張りを守る生態であるが、そこにこの極限個体が出現したため全ての同族を蹴散らす結果となってしまった。
セルレギオスたちが各地の生態系への反逆を開始したと思われていたが、そうではなくたった一匹による同族間での反逆により縄張りを捨てて各地にセルレギオスが現れたというのが今回の騒動の真相であった。
・極限個体が存在するモンスター
セルレギオス
イビルジョー
ディアブロス
ガララアジャラ亜種
ティガレックス
ラージャン
グラビモス
・極限個体の特徴
:特定の部位以外極限個体特有の肉質になり、どんな切れ味でも弾かれる
:弾かれない部位に攻撃してもダメージが五分の一にカットされる
:ウイルス感染サークルを発生させる
:ガンランスなどの肉質無効攻撃のダメージを大幅カット
:状態異常無効
:属性ダメージ無効
:罠無効
:一部専用モーションが存在
と、このように古龍種すら凌ぐような驚異的な特徴を持つうえ、攻撃力もとんでもなく高く
二発耐えられることはまずない。
こんな化け物に対抗するために必要なのがあるアイテムなのですが、それはまた今度のお話。
今回はモンスター編ということで次回はまた別の要素を中心に書こうと思います。
昨年の9月から『モンスターハンター4G』、『マリオカート8』、『ポケットモンスターORAS』、『ウォッチドッグス』、『大乱闘スマッシュブラザーズforWiiU』など
大作ゲームが財布と時間を潰しにかかってきてるのでプレイが追い付かない有様です。
10月には感染症で死ぬような思いもしましたし。
今回は『MH4G』のことをまとめておきたいと思います。
少し前に配信されたエピソードクエストですべてのモンスターが出揃ったようなので、このタイミングでの更新となりました。
まずはモンスターのこと。
新モンスター
・千刃竜 セルレギオス
本作のパッケージモンスター。別名の読み方は「せんじんりゅう」。
別名からダラ・アマデュラと何か関係があると思われていたが、そんなことはなかったぜ。
全身に開閉する逆向きの竜鱗を纏っており、それらを活かした攻撃をしてくる。
この竜鱗を用いた攻撃に被弾すると竜鱗が炸裂。炸裂した破片がさらに細かく炸裂することで攻撃対象に複雑で治癒しにくい切り傷を負わせる。
これが所謂「裂傷状態」であり、この状態になると走ったり段差を登ったり、あらゆる激しい動作で傷口が開きダメージを受けてしまう。
裂傷ばかりに目が行きがちだが、飛行能力と強靭な脚力も注意すべき点である。
「看板モンスターであるリオレウスのライバル」というコンセプトで考えられたモンスターであり、劇中でも幾度となくリオレウスとの激突を繰り返している。
本来はごく限られた狭い縄張りでしか暮らさず、人間の目に触れるようなことはまずない。
しかし、ある騒動が原因で人里近い各地に姿を現すようになり既存の生態系に「反逆」を開始する。
・巨戟龍 ゴグマジオス
本作の集会所ラスボス。別名の読み方は「きょげきりゅう」。
言い伝えにも古代の遺物にも一切の情報がなかった完全に新種の古龍種。
ある日、ドンドルマの武器保管庫から初代撃竜槍が無くなるという事件が発生、その後近隣の街の武器庫から火薬を含んだ武器が無くなり、現場には謎の黒い液体が残されているという怪事件が発生。
モンスターの仕業かもしれないということでギルドは調査を開始。その後しばらくして突如ドンドルマに向かって新種の古龍種が進撃をしているとの情報が観測所から入る。
そのモンスターは体中から黒い液体を流しており、背中には武器庫から消えた初代撃竜槍が。
ギルドはこの古龍種を「巨戟龍ゴグマジオス」と命名。ドンドルマの戦闘街での討伐の命が降る。
ゴア・マガラ骨格の超巨大モンスターでありながら動きが機敏であるため、すべての攻撃を回避するのは至難。
そのうえすべての攻撃が即死級であり、体力も途轍もない高さのためかなりの難度を誇るクエスト。
謎の黒い液体の正体は「油」であり、ゴグマジオスが使用する火属性の攻撃の効果を高める。
液体に被弾すると「重油拘束」状態になり、この状態で火属性攻撃を受けると大ダメージを受けてしまう。
ゴグマジオスの最大の攻撃は何といっても熱線ブレス。熱線だけなら避けるもの容易いが、問題はそのあと。
熱線は灼熱の油を圧縮したものであり、着弾点に溜まっていく。そしてそのあとに超広範囲の大爆発を引き起こす。広大な戦闘街の約四割を埋めつくすほどの大爆発であり、当たり判定が爆発後の靄にも存在するため、緊急回避ですら被弾してしまう。
もちろん重油拘束状態で被弾しようものならキャンプ送りは免れない。
背中の初代撃竜槍は背中部位破壊することで落とすことができ、落ちた撃竜槍はなんと使うことができる。使用後は壊れてしまう。
街を守り続けてきた初代撃竜槍が最期まで使命を貫いてゴグマジオスに一矢報いて散っていく姿に感動するのは私だけでしょうか。
亜種モンスター
・荒鬼蛙 テツカブラ亜種
赤緑色をしたテツカブラの亜種。生息地は原種と変わらず地底洞窟、地底火山。
原種とは違い、普通の岩ではなく火薬岩を駆使して戦う。
パワフルな動きが強調されており、「荒鬼」の名にふさわしい。
火薬岩を噛み砕いた後はしばらく顔が赤熱し、「鬼」の形相のようになる。
・水蛇竜 ガララアジャラ亜種
青紫色のガララアジャラの亜種。生息地は氷海。
原種が音を反響させるのと同じ要領で水を反射させて操る。
原種の甲殻が「鳴甲」と呼ばれるのに対し、亜種のそれは「撥水甲」と呼ばれ、地面に刺さるのは原種と同じだが、
水のブレスが撥水甲に当たるとこちらにまっすぐ向かってくる。
水ブレスの射線から逃れたからといって油断してると反射に対応しきれずに被弾してしまうこともしばしば。
反射後にさらに反射することもあるので背後の撥水甲にも気を付けておきたい。
肉質は原種を正反対にしたかのようになっている。
なお、唯一亜種組で極限個体が存在する。
・骸蜘蛛 ネルスキュラ亜種
黒い本体と黄色の麻痺針を持ったネルスキュラの亜種。生息地は旧砂漠。
亜種はフルフルの皮を纏っており、やはり弱点をカバーしている。
原種と同じく毒を持つが、麻痺毒も追加されており動きを封じられると毒鋏角の餌食となる。
フィールドがフィールドだけに逆さ釣り状態での戦いはしないものの、振り子の要領で飛びかかる攻撃は続投している。天井も何もないエリアで行うがどこに糸をくっつけているのだろうか。
・虎鮫 ザボアザギル亜種
茶色のトラ模様のザボアザギル亜種。生息地は旧砂漠。
原種の氷を纏ったスタイリッシュな形態はなく、膨らんだ形態と通常形態のみ。
その代り、形態変化が目まぐるしく一瞬で変化するためスキが少ない。
また、体内に溜め込んだ水に麻痺毒を含んだ液体を混ぜてまき散らすため、雪だるま状態より危険な拘束力を持つ。
・斧甲虫 アルセルタス亜種
黄緑色のアルセルタスの亜種。生息地は遺跡平原、旧砂漠。
他の亜種組とは違い、体の形状そのものが違う。ノコギリクワガタのような形状の角に変わっており、原種の腐食液攻撃は麻痺液に変わっている。
単体で登場するクエストは少ない。
・砲甲虫 ゲネル・セルタス亜種
茶緑色のゲネル・セルタスの亜種。生息地は旧砂漠。
アルセルタス亜種とセットで登場し、尻尾の形状が原種よりさらに鋏らしく変化しており、背中の模様も異なる。
口から水の砲弾を発射する攻撃にバリエーションが増えており、
なんと背中のアルセルタス亜種を顔の前にセット、水圧を使い高速でアルセルタス亜種そのものを発射してしまうというとんでもない技。
発射されたアルセルタス亜種は壁にぶち当たるとそのまま砕け散ってしまう。もちろんそのままの意味で。ブナハブラのように砕け散ってしまうのである。
ちなみにこのとき砕けたアルセルタス亜種は討伐数のカウントに入る。
・白猿狐 ケチャワチャ亜種
青白色のケチャワチャの亜種。生息地は遺跡平原。
最も原種と異なる特徴として火を扱うという点がある。
可燃性の液体に火をつけ飛ばしてくる。また、始終顔を耳で覆っておりなかなか顔を晒さない上に、耳の硬さが尋常ではないので頭への攻撃は困難。
・蛇帝龍 ダラ・アマデュラ亜種
古文書を解読すると現れるダラ・アマデュラの亜種。
原種の謎エネルギーはそのままに、一部の攻撃に火属性が付加されている。
背中の扇刃も二枚になっており、攻撃力もかなり高い。
登場ムービーから察するに、かなり長い期間眠りについていたらしい。
特殊個体
・渾沌に呻くゴア・マガラ
異形のゴア・マガラ。
「禁足地に戻れずに肉体が中途半端に成長し苦しみもがいている姿」という設定らしい。
体の右半分がシャガルマガラと化しており、顔も半分ゴア、半分シャガルといった異様な風貌をしている。
目はまだ見えないらしく、シャガル側の目の部分はただの黒い穴のようになっており恐ろしい。
モーションにシャガルマガラのものが織り交ぜられておりほか、振り向き薙ぎ払いブレスといった独自のモーションも持っている。
右半身を使った攻撃が強力で、右翼腕を使った攻撃の時だけ地面が隆起するなど、古龍としての力が垣間見れる。
ちなみに専用BGMが存在する。ゴア・マガラの曲とシャガルマガラの曲をアレンジして織り交ぜたような曲であり、神々しさとダークさがうまくミックスされており「渾沌」というのに相応しい。
・ブラキディオス特殊個体
古文書を解読していくと現れる特殊なブラキディオス。
粘菌を纏っている部位が広くなっており、時間とともに赤熱。
赤熱している部位を攻撃すると爆発し大ダメージを受けてしまう。
攻撃できる部位が限られるが、体が大きいので他の部位にダメージを吸われるということは少ない。
戦闘フィールドは溶岩島。
専用素材が存在し、この素材を使うことでブラキ武器の最終強化をすることができる。
(「MH4G」には「MH3G」に登場したG級ブラキ武器が復活しているが、さらにその上のランクの武器をこの特殊個体の素材で手に入れることができる)
・錆びたクシャルダオラ
特殊個体組の中で唯一の復活した特殊個体。外殻が古くなっているクシャルダオラ。
脱皮を行う安全な場所を探し回っているため気が立っているので危険とされている。
今作のストーリーのラスボスを務める。条件を満たせば大老殿でも受注できる。
大老殿で受注した場合、時間切れになるとダメージと部位破壊状況が次回のクエストに持ち越され、最終的に戦闘街で決着をつける形となる。
そのため体力も高めであり攻撃力も高いため単体クエストとしての難度はかなり高い。
・紅龍 ミラボレアス特殊個体
古文書を解読すると現れるミラボレアス【紅龍】の特殊個体。
「怒りに我を忘れた」との記述があり、通常の紅龍よりさらに紅い。
クエストに出てみると、なんと通常の紅龍とは別の登場ムービーが用意されており、専用BGMまで用意されている。
フィールドのあちこちからプロミネンスのような溶岩の噴出が続き、紅龍が歩くたびに足元に溶岩が滴り炎が上がる。
怒り状態になると更に色が明るいオレンジと黄色よりの色合いになり、フィールドが明るく熱に包まれる。
その様相はプロミネンスと相まってまるで太陽の化身ともいうべき明るさとなり、近づくのすら困難になる。
他のモンスターのBGMは、モンスターの力強さを表しながらも「強敵に挑む」と言ったテンションが上がるような曲なのに対し、この紅龍専用BGMはひたすら絶望しか感じられない曲調になっており、
「もうだめだぁ…おしまいだぁ…」という具合に精神ですら叩き壊してくる。
全ての攻撃が即死級で今現在本作最強モンスターとの呼び声が高い。
復活モンスター
・ダイミョウザザミ/亜種
生息場所は旧砂漠、原生林。
相変わらず背中の頭骨は固いが、乗り状態があるため壊すのが楽になっている。
・モノブロス/亜種
生息場所は旧砂漠。亜種は未知の樹海。
ソロ専用モンスター。ディアブロスよりは弱いが、亜種は大幅なモーション変更により難易度が高いモンスターとなっている。
ちなみにレア素材のモノブロスハートは今作から「ハート形の鱗」という設定に変わっている。
前におぼえてた技を思出せそうな素材なのは言ってはいけない。
・ディアブロス/亜種
生息場所は旧砂漠。
3Gのように一発の重さをウリにするのはやめたのか、今回は裏をかくような連続攻撃を畳み掛けてくることも。
特に亜種の飛び出し→突進→振り向き突進は意識しておかないと被弾する。
・オオナズチ
肉質は頭以外ほとんどスカ、尻尾は切りにくいと戦いにくいモンスター。
旧作での登場ムービーで披露していた前後に揺れるような動作が戦闘のモーションに取り込まれている。
作れる武器が相変わらずクシャルダオラに有効。錆びたクシャもいるので、コイツの武器は重宝する。
・祖龍 ミラボレアス
エピソードクエスト第六弾に登場。
以前のような理不尽な強さはなくなり、戦いやすい良モンスターに。
黒龍、紅龍の粉塵爆破のモーションで雷ブレスをピンポイントで薙ぎ払ってくるのでどこに居ても安全ではない。
攻撃のほとんどが雷属性を帯びてるので雷耐性をあげていくと楽になる。
紅龍特殊個体と比べると楽に狩猟でき(それでもかなり強いが)、フィールドも祖龍の代名詞ともいえる「塔の頂」ではないため、後に紅龍と同じくさらに強い祖龍が配信されるのではと思っています。
・ウカムルバス
上位とG級に存在。
本作ではG級への試験管という大役を務める。
質感を重視したテクスチャでリアルになっているが、強さも旧作から一回り上がっている。
モーションは基本的に変わらないが、フィールドにウカムルバスの攻撃によって高低差が生まれるために、違うベクトルで難易度が増している。
極限個体
極限個体とは簡単に言うと狂竜化状態の更に上の段階のこと。
通常、狂竜ウイルスに侵されたモンスターはすぐ暴れまわった後にすぐ命を落としてしまうが、
稀にウイルスを克服し、ウイルスに対する抗体を持ってしまう個体が存在する。
それが極限個体であり、途轍もない強大な力を有するとともに、ウイルスの感染源となってしまう。
作中でシャガルマガラ討伐後も狂竜化モンスターが出現し続けた原因がこの極限状態となったセルレギオスであり、
各地にセルレギオスの大群が押し寄せたのも、このたった一匹の極限個体が同族を蹴散らしてしまったから。
元来セルレギオスは同族間で争い、狭い縄張りを守る生態であるが、そこにこの極限個体が出現したため全ての同族を蹴散らす結果となってしまった。
セルレギオスたちが各地の生態系への反逆を開始したと思われていたが、そうではなくたった一匹による同族間での反逆により縄張りを捨てて各地にセルレギオスが現れたというのが今回の騒動の真相であった。
・極限個体が存在するモンスター
セルレギオス
イビルジョー
ディアブロス
ガララアジャラ亜種
ティガレックス
ラージャン
グラビモス
・極限個体の特徴
:特定の部位以外極限個体特有の肉質になり、どんな切れ味でも弾かれる
:弾かれない部位に攻撃してもダメージが五分の一にカットされる
:ウイルス感染サークルを発生させる
:ガンランスなどの肉質無効攻撃のダメージを大幅カット
:状態異常無効
:属性ダメージ無効
:罠無効
:一部専用モーションが存在
と、このように古龍種すら凌ぐような驚異的な特徴を持つうえ、攻撃力もとんでもなく高く
二発耐えられることはまずない。
こんな化け物に対抗するために必要なのがあるアイテムなのですが、それはまた今度のお話。
今回はモンスター編ということで次回はまた別の要素を中心に書こうと思います。
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