けものの道

猫道、犬道、お仕事の道・・
鉄工所のおばさんの毎日

メタボ65歳の熔接のH爺

2010-02-20 14:32:20 | うちのスゴイ爺さま達
今日の土曜日、ほぼ全員で仕事です・・
寅年の二人の爺さまは、さすがに休みですが・・・
他の爺さまは、わあわあ言いながらも出てくれておりまして・・
有難いことです・・  (^^ゞ

七福猫の宝船の「大黒猫」のモデルは・・
65歳の 超メタボで豪快で、ちょっと・・適当爺さまの
熔接屋さんの H爺です・・



とにかく明るい爺さまでして・・
ウチの、ムードメーカーみたいな人ですが・・
唯一の点は、他の爺さまよりも、結構な・・ちゃらんぽらんで・・
今日の土曜日出勤を一番に嫌がっておったのですが・・・
他の爺さまに白い目で見られたのか・・今日は来ております・・

体重のせいか?ちょっと脚が悪いのですが それ以外は元気で・・
自分の熔接する場所には、大量のお菓子やお饅頭を確保してあり
休憩時間には 必ず・・何か・・食べております・・
たまたま その時に用事で近づくと、「欲しいんか?」・・と
わしにも恵んでくれます・・・ (-_-;)

家族からは ダイエットするようにと食事制限されてるらしく
それでも晩御飯の晩酌だけは、譲れないらしく・・・
たまに近所の市民プールで水中を歩く運動をしてるようですが
こんだけ、隠れてお饅頭など食べてたら、当たり前のように
体重は減らない様子でして・・・・・
・・プールを歩く・・カバ・・だそうです・・

 いい香りが漂ってます

昨年の今頃までは もうとにかく毎日が忙しくて・・
納期納期で毎日追われ、現在が嘘みたいな毎日でして・・
爺さまらも全員が ヘロヘロになる日々を送っておりました

そんなある朝、メタボH爺の奥さんから電話がありまして
「主人が・・大きなイビキをかいて起きなくて・・・
 救急車で病院に運んでおりまして・・・」
と、泣きながらの電話がありました。

電話を受けたわしも ショックのあまり泣き出してしまい、
ジジに 「わしらが無理に働かせたせいや~」などと・・
その後 朝礼でH爺が危篤と皆に話し・・・皆も沈み・・
「それぞれが健康を一番に」と、ジジも悲しく話したのでした

とにかくご家族の連絡があるまで 落ち込んだまま仕事開始
そんな中、お昼前に電話が鳴りまして

「・・わし・・ごめん・・・昨日酒飲んでのお・・」

・・?・・危篤のはずのH爺が電話かけてきまして・・?・・

「・・何か間違ごうて・・睡眠薬飲んだみたいや・・ごめんな」

ろれつがまだ少し回らないしゃべり方ですが・・元気そうで・・

・・?・・?・・でも、生きてる・・良かった~~~~

あとでゆっくり聞いたところによると・・
奥さんは持病があり、睡眠薬を常用していたそうでして
いつもの晩酌でつい飲みすぎたH爺は間違って薬を飲んだと・・
家族もてっきり、脳の異常かと・・

・・あほな・・ホンマに死んでしまうぞな・・・

 ベッピンのランちゃん

H爺は 看護婦の娘さんが働く病院に救急車で運ばれたらしく
その後、娘さんから ものすごく怒られたらしく・・当たり前や

工場に出てきて、ジジや他の爺さまらから
「一度死んだ男」 「喪服まで用意した」 「香典用意した」
などなどと・・こっぴどくいじめられ・・・・・
鬼の目に涙させたわしには、償いのお饅頭を貢物と差しだし・・
無事に・・復帰したので・・ございます・・
それでも懲りずに・・今も元気に 食って飲んでおります・・

こんな・・ビッグな爺さまらに囲まれて・・
不況で暗い世の中ではありますが・・
毎日・・楽しく飽きずに・・過ごさせて頂いております・・



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H爺が休日出勤すると帰りは・・雨が・・降ります・・  
コメント (3)
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