9月も中旬に差し掛かっているのに、全然涼しくならず残暑という言葉では表しきれない暑さの今日この頃。みなさまいかがお過ごしでしょうか?
暑い時はこまめな水分補給が大事。そして、何を飲むのかも同じぐらい大事なこと。清涼飲料水やお酒も飲みやすくていいですが、それだけでは夏バテしてしまいます。
やはり、日本人ならお茶!! 糖質も着色料も入っていないお茶が一番!! ということで、9月でも暑さで夏バテしないように、おすすめのお茶二選をご紹介したいと思います。
①『出雲茶三大一 くろもじ茶』
島根県は日本でも有数のお茶どころ。でも”お茶”は茶葉を使ったものに限りません。これは、くろもじというクスノキ科の植物の枝や葉が入った野草茶になります。
くろもじは古くから香木としても使われており、つまようじ(大量生産品の細い円柱のものでなく、和菓子の横にあるような樹皮がついたちょっと高級そうなヤツです)としても重宝されていました。その薫りは日本人の遺伝子にすりこまれています。これをお茶にしていますので、クスノキ科特有の深いウッディーな薫りが鎮静作用を促し、一服の時間が最高のリラックスタイムになります。
抗菌成分もあり、胃腸炎の際には煎じて飲むと効果があるとされています。冷たいものの飲み過ぎでへばり気味の胃腸に優しいお茶となっています。
少しスパイシーな香りなので、一口めはビックリするかも。でもイヤなまとわりつくような香りではないので、二口めからは違和感なくいただけると思います。
②『大山スマイルファーム 有機なた豆茶』※これは鳥取のお茶なんですが、おいしかったので紹介させてもらいます。すみません。
パッケージにSword Beanと書かれていますが、これはなた豆のことです。なた豆は漢字で「鉈豆・刀豆」と書きます。その鞘の形が刀のように見えることから、そう呼ばれています。英語でも剣を意味する言葉が付けられているとは‥‥。偶然の一致なのか、それともどちらかを訳してそれを踏襲したのでしょうか。
なたまめ茶にはたくさんの効能がありますが、暑い夏に嬉しいのが、血行や体の水分の代謝を促す働きではないでしょうか。水分をとりすぎてもむくまぬようどんどん代謝していきたいものです。
正直なたまめ茶自体がよくわかっていなかったので、警戒心たっぷりで飲んでみましたが、思った以上にあっさりでした。普通のほうじ茶にちょっとだけ黒豆茶の豆のテイストを加えたような感じです。香ばしさが強かったので、焙じたお茶に慣れている人は問題なくいただけると思います。
ちなみに上記二つは両方ともノンカフェインです。安心してお子様にも飲んでいただけます。