sleeping glass 企画会議 宿題 ふりがな英語 名もなき名言

「sleeping glass」は、日々、見聞きした面白そうなことを
書き留めておくノートです。
くだらない事からどうでもイイ事まで、
放送作家アングルで見た日常を日記風に綴ります。

会議

カッコイイと言う価値観は人それぞれ違うが、
自分はこういう所にカッコイイを感じる。
26時間テレビ大詰めの会議である。
祭りの前の準備である。
ここにはオシャレなモノは一つもない。
テーブルの上には台本と資料の山。夜食の弁当と飲み物。
思いっきり弁当はマズい!カレーがマズいのだから相当マズい!
みんな「マズい!マズい!」と言いながら食べている。
「今、ウマいものを食ったら数字が取れない気がする!」と食べている。
何日も家に帰ってないスタッフが間に合いギリギリなのに笑っている。
なにかにつけてゲラゲラ笑っている。
ペットボトルに指が入って抜けなくなった!と言って笑っている。
頭がおかしくなって笑っているのではなく、本番を想定して笑っているのである。
アホである。かなりのアホ!
でも、ゴミも分別出来て、交通ルールも守れて、家族とか彼女とかも大切に出来るアホである。
そんな姿が無性にカッコイイ。
これは26時間テレビだからではなく、この空気はどんな番組にも流れている。
さんまさんの誕生日特番の時もこんな感じだったし、通常の番組のVTRプレビューもこんな感じだった。
朝方、明日も深夜に集合って事を確認して解散。この時点で帰れたのは放送作家だけ。
DとADはまだまだ残って仕事。それが物凄くカッコイイ。


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