いなか日和

2017年から念願だった海辺の田舎へ家族4人で移住。
会社経営やIT事業、投資などをしながらの田舎暮らし。

本来のサービス

2012年07月30日 00時49分09秒 | サーフィン
普段はお風呂に入るとき
湯船にお湯を溜めて入るのですが
最近は暑くなりシャワーが増えてきました。

お風呂に入るときは頭をクリアにして
いつも考えごとをするのですが
今日は、夜にあった出来事を
ふと思い出して考えていました。


それは、夜ご飯を彼女の親が経営している
重寿司でいただくために行ったときのこと
ちょうど駐車場に駐車しようとしている
義父(私たちは8月18日に入籍予定)に会い

出前ですか?
と尋ねると、お客さんを送ってきたとの
回答が返ってきました。

お寿司屋さんの社長がお客さんの送迎?
と思い、少し詳しく聞いてみると
そのお客さんの家に行くには少し坂があるので
酔っ払って帰ると危ないからとのこと


重寿司は40年続いていて
常連のお客様も多数います。
義父のこの心配りや、接客がその40年を
支えてきたんだなと理解が出来ました。


現在では、薄利多売が当たり前
お客様も深い接客よりも浅い接客で
満足している傾向

今日の昼に行った、なか卯でも
お店を入ってすぐのところに食券機があり
店員さんとの会話もなし

これなら、吉野家やすき家の方がまだましだな。
と思っていた矢先の出来事だったので
余計に深く考えたのかも知れません。


昨日行った鎌倉の凛林という
中国精進料理のお店では
義姉の紹介で行ったのですが
料理長のりんくんび先生がわざわざ
出てきてくれて1時間ほど
経営についてお話しをしていただけました。

りん先生は以前だと料理の鉄人などに出演したり
今でもいろいろなテレビ番組や講演でお忙しい方と
伺っていたので大変ありがたく
お話しを聞かせていただきました。

接客は感動を与えることということを
学ぶことが出来ましたので
自分なりに考えて社員に伝えたいと
思っています。

その凛林で驚いたのが
2時間ほど私たちはお店にいたのですが
お会計を終え(これもだいぶ割引していただいてしまいました)
お店を出るときにちょうど、りん先生も
これから用があるからとお店を
後にしていました。

りん先生は私たちに会うためだけに
お店に顔を出してくれていたのだと
その時知りました。

本当に感謝をしなくてはいけませんし
これが人の繋がりを大切にしている人の
行動なのだと実感しました。


この2日間で義父とりん先生に
本来のサービスとは何なのかを
身を持って教えられたような気がします。


ITビジネスを始めてから
人の繋がりに鈍くなりがちになっていた
ところですので再度、人と人との繋がりの
大切さを重んじたいと思います。

人生常に勉強です。

人と出会うことにより学び
人と繋がることにより成長するのですね。

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