前々から行ってみたいと思っていた小笠原諸島。
やっと念願叶いました。
何せ交通手段は船のみで、乗船時間は25時間と到着するまでに丸々1日かかり、1週間に1便のみなので、最低で6日間、2航海だと12日間休みがないと行けません。
台風など悪天候だと予定通り帰れない可能性も^_^;
そんなハードルの高い小笠原諸島ですが、行けばな〜んにもない南国。
それが魅力なのかも知れません。
出発当日の朝からいつものようにバタバタ。
車を預ける約束の時間ギリギリアウトくらいに到着しました。
大和もいるので2等の雑魚寝はキツイので、1等船室を予約。
優先的に乗船もでき助かりました。
朝の10時に出航❗️

小笠原のゆるキャラが見送ってくれています。
まずは、船内をグルグル探索。
竹芝から大井埠頭、羽田、川崎、横浜と過ぎて行きます。

羽田周辺では、船の真上を飛行機が通り過ぎます。
船室はシングルベットが2つとテレビDVDデッキとシンプルなお部屋です。

狭いですが、プライバシーは保たれるので文句は言えないですね^ ^
ちなみに、今回の航行では373人が乗船しているようです。
船内では、おがさわら丸の引退も近いので、イベントも催されていました。

レストランでフラ
一晩明けるとあっと言う間に25時間が過ぎ、父島列島に近づきました。
船を降りると島内唯一の商店街へ。
南国を感じるお店も❗️

雰囲気良いですね〜
街の目の前には海岸があり、施設も充実しています。
砂浜はサンゴのかけらで出来ているようです。
午後は早速、南島ドルフィンスイム。
南島には小さな子供は上陸出来ないと言われていましてが、現地で聞いてみるとOKとのことで無事に上陸。
真っ白な砂浜には海ガメの足跡。
こんなに大きなカニも!
このカニには大和も大興奮でした^ ^
絶滅した何とかマイマイの反化石。
大量にありましたが、40年程前には、この何倍もの数があったそうです。
南島を上から。
その後、船に戻りイルカを探しながらシュノーケルポイントへ。
写真はありませんが、海底では今までに見たことのない世界が広がっていました。
色とりどりのサンゴと無数の魚。
寒さも忘れひたすら泳ぎまわってしまいましたね^ ^
シュノーケルをしている間も他の船がイルカを探し回ってくれていましたが、見つからないと連絡があり、諦めて港へ戻ることに。
港までは道のり20分。
この間にイルカがいなければそのまま終了です。
と、15分程進んで港の前でイルカ発見‼️
船内がどよめきました^ ^
急いでドルフィンスイムの準備。
大和の準備にとまどってしまい、他の方を待たせてしまいました。
船長が今だっ!と声をかけてくれダイブ。
すると水中には無数のイルカ❗️
手を伸ばすと触れそうな距離です。
こんなに間近に見れるとは思っていませんでした^ ^
お客さんの中にはプロのダイバーもおり、イルカと水中でクルクル回り、まるで映画の1シーンを見ているようです。
何とも神秘的な瞬間でしたね。
朝は宿のオレンジハウスさんで美味しい朝食をいただき、車で父島を探検❗️

まずは、宿近くの小港海岸。
ここはヤドカリいっぱい^ ^
次は山を登り中央山展望台へ
雲の中にいるような感じ。
初寝浦展望台では、こんな建物もありました。
眺めは最高ですね。
戦時中に使われていた建物のようです。
こんな地下道も。
分かれ道まで入ってみましたが、リアル過ぎなのでガイドなしでは危険ですね^_^;

すぐに引き返しました。
大和お待ちかねの海洋センター。

楽しそうにはしゃいでいました^ ^
こんなに大きな海ガメも❗️
カメさん体験。
この他にも海岸には宮之浜と扇浦へ。

大和も海に入り波にもまれて楽しそうにしていました🌊小さいですけどね。
夜はオレンジハウスのご主人が育てたコーヒーの木から採れたコーヒー豆を機械で炒ってサイフォンで入れたコーヒーをいただきましたが、かなり飲みやすかったです。
普段コーヒーを飲まない私でもすんなり飲める感じでした^ ^
次の日は、朝からコペペ海岸で一息ついて、宮之浜へ。

ここでのシュノーケルは最高でした🐠
昼までみっちり遊んだ後は街に出てランチ。
雰囲気抜群のハートロックカフェ。
大和も深呼吸?^ ^
サメバーガーが有名みたいだったので、サメバーガーとダブルチーズバーガー、グリーンカレー。

サメバーガー想像以上に美味しかったです❗️
ランチ後は前にある大村海岸へ。
白い砂浜なので南国に来たって感じがします。
浜にはサンゴが沢山^ ^
次に水産センターのミニ水族館。

ミニでした^_^;
アカバの歯みがきは、大和はまってました〜^ ^

離れたがらない…
その後は、宿近くの扇浦海岸でシュノーケルと海水浴。
宿への帰り際に小笠原神社へ。
神社への道のりには、トーチカがありました。
出入口があったので、少し冒険してきましたが、中は真っ暗で怖い^_^;
これで小笠原諸島最後の夜に突入です。
毎日(毎日と言っても2夜だけですが…)、夜には海岸に海ガメの産卵を見に行っていますが、未だに遭遇できず。。。
運のみとのことですので、今夜最後の挑戦をしてくる予定です。
夜の9時半頃に近くの扇浦海岸に行って来ました。
行ってすぐに足跡チェックすると、ありました^ ^海から上がったばかりの足跡。
そして、ライトを消して足跡を辿って行くと砂浜の奥へとゆっくり向かう海ガメを見つけました。
穴を掘り卵を産み海へと帰って行きます。
そうこうしている間に違う海ガメが海から上がって来て産卵。
結局、昨日まで見れなかった海ガメの産卵を私たちがいる間に4匹ほど行っていました。
最後の夜にして、やっと見ることができ感動です^ ^
大和はカメさんいる〜と小声で喜びながら途中で眠りに。
帰り際に起きてしまい夜中に遊んでましたが…
良い経験ができました^ ^
今回お世話になったオレンジハウスさん。
チェックアウト後には、クーキーとご主人に港まで送って行ってもらいました。
最後もやっぱり海で遊ぶ❗️

大和はしゃいでいました^ ^
波食波食でランチ後に昨日食べて美味しかったハートロックカフェのパッションフルーツアイスを最後にもう一度🍦
おがさわら丸の出航時間が迫ってまいりました。

太鼓で安全航海祈願。
オレンジハウスのご主人と奥さんも見送りに来てくれました^ ^

大きく手を振りお別れ。
出航すると船はあっと言う間に父島から離れて行きます。
ツアー会社の船が追っかけて来て

ダイブ‼️

小笠原恒例ですね^ ^
ドルフィンスイムに参加したパパヤも最後まで並走して『行ってらっしゃ〜い』と。
小笠原諸島は、リピーターが多いみたいなのですが、それほど魅力溢れる自然と人のあたたかさがある島なんですね。
今では旧島民より新島民の人口の方が増えていることからも、移住したい島、移住しやすい島なんでしょう。
医療の問題などの背景には、年を取ると住み続けられないという課題もあり、平均年齢も37歳と異例の若さ溢れる島となっています。
良い反面、悪い面もあるということですね。
やはり、島民の方の中には内地への移住も考えている方も少なからずおられるようでした。
私たち家族も千葉御宿移住計画を進めていますが、御宿も小笠原と同じように若い人が増えてくれれば良いのですけどね^ ^
色んな意味で良い経験が出来た旅になりました。