takubonpapa blog

 日常の出来事や感じたこと、Mac、バイク、キャンプ、さだまさし等について書いてます。

震災12日目

2011-03-22 20:09:27 | 日記
 今日も1日無事に出勤できた。日常の穏やかな生活こそが幸せだと思っているから、極力日常に近い生活をおくるようにしている。だからぎりぎりまでガソリンスタンドに並ぶつもりはなく、ガソリンがなくなったらバイクでも自転車でも出勤できるだろうと開き直っている。ガソリンがなければ出勤できないからと1日かけてガソリンスタンドに並んで、さらにハシゴをして満タンにする人もいるが、ガソリンがなくて出勤できないなら休めばいいだけのことではないか。そして今日も定時に出勤して、いつもの食堂でみそタンメンを食って、定時に退勤してきた。今日は職員作業もなかったから通常どおり自分の仕事をした。働ける場所があるというだけで幸せだ。

 卒業式はやらないことになったが、今週は保護者に子どもが同伴できる場合は同伴で荷物を取りにきてもらうことになっている。卒業生が親と一緒に来た場合は校長室で呼名をして、卒業証書を手渡すことになっている。用意していたチューリップを並べて校旗を立てて校長と担任は正装をして子どもたちを迎えた。卒業生で来たのは数人だったがささやかでも卒業の儀式ができてよかった。オレにできることはチューリップに水をやるくらい。
 次の目標は入学式だから、それに向けて花屋さんに手配をした。こういう状況での入学式だから例年より花いっぱいの入学式にしたいと考えている。それから入学祝い品を何にするかも担任と検討しなければ。特別支援学級が1学級増えることになっており、そのために必要な物品のリストもあがってきた。物流が滞っていて入学式までに準備できるかどうか不安だが精一杯対応したい。新1年生教室のカーテンも新しくしたいと考えていて年度末に予算の残り具合を見てと考えていたら震災にあって発注できなくなってしまったが、ダメ元で聞いてみたら問屋に問い合わせてくれるとのことでこちらは返事待ちだ。、、、はやく日常の生活にもどりたいものだ。


 あいかわらず原発の方は予断をゆるさない状況で、原発が収束しないことには何の見通しもたたない。場合によっては入学式どころか新学期だって始まらないだろう。
 事故が起こってしまった以上はいくら後悔してもしかたがないから、今は総力をあげて収束に向うように対応するしかない。今は原発事故の原因や責任についての恨みつらみは極力書かないようにしているが、事故が収束してオレが生き延びたら反原発の運動に力を入れたいと考えている。今の時点で言っておきたいことは、あの事故は想定の範囲内の人災だということだ。

 共産党の吉井英勝議員が2006年の衆院予算委員会分科会で今回の事故を予測していた。この時の質問を真摯に受け止めて対策を講じていればこんなことにはならなかったはずだ。
日本共産党 吉井英勝オフィシャルホームページ
 東京都知事選で小池晃氏には、このことを含めて原子力政策や防災対策を争点にして、己こそがポピュリズムと我欲の固まりである石原に勝ってほしい。がんばろう、東京!。がんばろう、ふくしま!。
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