takubonpapa blog

 日常の出来事や感じたこと、Mac、バイク、キャンプ、さだまさし等について書いてます。

埼玉へ行く

2012-02-10 23:44:34 | 学校事務
 埼玉の仲間に呼ばれ、いい気になってのこのこ出かけてきた。当初300人と聞いてビビったが200人弱だっただろうか。約2時間の講演だったが前半は緊張してしどろもどろだった。休憩をはさんだら自分のペースを取り戻すことができた。埼玉は福島と違って20代の人たちが多いので、若手が学校事務という仕事にやりがいと誇りが持てるような話をしたつもりだが思いは伝わっただろうか。

 構成は福島の今、避難児童への対応、就学援助の課題、お金の心配をさせない学校づくり、教育費無償の社会をめざしてという具合に小さなことからとてつもなく大きなことまで欲張りすぎたかな。

 感想文には、若い人たちから「あたり前にのように集めているお金はあたり前じゃないんだよ。」という言葉が印象に残ったという感想が多く寄せられ、思いの半分は伝わったかなと満足した。一方で「学校事務職員としてどのように対応したのかもっと聞きたかった」、「学校事務職員としてどう修学保障に携わってきたのかという実践が聞けなかった」という厳しいご意見もいただいた。自分としては学校事務職員として子どもの修学保障のために取り組んだことを話したつもりなのだが、お前の取り組みのどこが修学保障なのかということか。

 午後の学校財務の分科会には恥ずかしながら共同研究者という肩書きをつけられ参加した。オレらの一番大事な仕事である学校財務の仕事に関われていない人たちが多いことに驚いた。公費予算だけでなく保護者負担のお金まで含めて学校全体に関わることが学校財務であり、お金の心配をさせない学校にするための実践を展開して行くことの重要性をちょっと話した。

 オレの話はともかく、若い学校事務職員が給与・旅費事務などのルーティンワークの正確性を追い求めるようなつまらない仕事ではなく、子どもの学習権保障という志の高い仕事に働きがいと誇りを感じてほしいと思った。
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2 コメント

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Unknown (hiromaru)
2012-03-14 00:09:08
ルーティンワークも大切な仕事であるわけです。が、特に旅費なんかはいちいちめんどくさいので、ちょちょっと入力して終わらせちゃうシステムを作ればいいわけです。あんなのは判断事務なんかじゃないのだから、週報なんかに従って入力しさえすればだいたいは終わってしまうようになる。それで財務事務に充てる時間を増やすというのがポイントかなと。旅費DBも10年になりますが、確実に財務事務の部分は増えたように感じます。
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Re: (takubonpapa)
2012-03-14 18:23:00
ありがとうございます。
 ルーティンワークも誰かがやらなければならない仕事で、灯油をタンクからポリ缶に移す仕事や、蛍光灯や電灯の交換、ゴミ出しだって人がいない時は私がやります。今日は昨年購入した扇風機に備品ラベルを貼っていました。現実はほとんどルーティンワークに追われている状況です。
 給与・旅費事務については知事部局のように財務端末を入れて職員本人による発生源入力になれば私たちも教育事務所総務課もいらなくなります。ただ教員が自分で手続きできるかどうかはかなり怪しいので窓口業務は残るかもしれませんね。
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