つぶやき

ジャズギタリスト北川拓のつぶやき。

ジョセフ・E・スティグリッツ

2012年08月21日 | Weblog
1979年にジョン・ベーツ・クラーク賞、2001年にノーベル経済学賞を受賞したコロンビア大学教授、現在における最も活動的且つ影響力のある経済学者の一人であるジョセフ・E・スティグリッツ氏は近著『世界の99%を貧困にする経済』で『最上層には増税を、底辺層には減税を』と富裕層増税を提唱。『不況が赤字を生み出したのであって、逆ではない』として緊縮財政の推進は経済を悪化させるだけ、と批判しています。税金を追加徴収する場合の簡単な法則はお金のあるとこへ行け』というものだと指摘。お金は最上層に集中しているのだから税率を少し上げただけでも多額の歳入をもたらすと述べています。さらに投機による収入や配当への低い税率、法人税制などの抜け穴や特別優遇を排除することを提案。

なんだか偉そーな人が、新説でもなんでも無く、いちいち当たり前の事を言っているにすぎないが、こういう立場の人が発言した事が重要で、その影響は少し期待したい。

ちなみに野田政権はすべて逆の方向へ、財政破綻へまっしぐら。笑えない。が、笑うしか無い。

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