つぶやき

ジャズギタリスト北川拓のつぶやき。

ジェネリック医薬品がピンチ?

2011年12月10日 | Weblog
国際的な医療、人道援助団体『国境なき医師団(MSF)』の米国組織は、入手したTPPの米国提案とみられる流出文書にジェネリック医薬品の供給を脅かす内容が含まれているとしています。
MSFは医薬品の分野で米国が狙う知的財産保護強化の危険性を次のように指摘。
1,形を変えただけの古い医薬品に新薬の特許を認める。
2,特許への異議申し立ての手続きを困難にする。
3,知的財産侵害の『疑い』だけでジェネリック医薬品の貨物を差し押さえる。
4,臨床実験データの独占を強化しジェネリック医薬品の流通を困難にする。
5,特許期間を延長する。
6,医薬品認可当局に特許管理責任を負わせる。

米国が知的財産権保護の強化を図る背景には、新薬の知的財産権を使って収益を上げようとする米製薬業界の要求があり、これによりとくに発展途上国で安価な医薬品の入手が困難になると訴えています。

一方、国内では時事通信が12/10,伝える記事によると『自動車重量税、1500億円減税=来年度税制改正大綱・政府―エコカー補助金復活』だって。
国民には消費税増税は不可避なんて大きく出るくせに自動車業界には『牽引役で!』とかなんとか調子のいい事言っちゃって (爆笑)

日本でも米国でも大資本に大盤振る舞いする姿勢は変わりまへんなぁ~(何故か関西弁)