Trans-Pacific Partnership : TPP

この説明はかなりめんどくさいです。

例外なき関税の撤廃と市場の開放なんですが、自由化によってもたらされた事例で
印象的なものの一つに挙げられるのは『ユニクロ』ですね。
国内の工場を閉鎖して生産の拠点を中国に移して成功しました。
その結果、国内の繊維産業は駆逐されました。
もちろん岡山のデニムみたいに高級ブランド化して生き残っている例外もありますが。
その一方、自動車をはじめとする製造業は輸出を伸ばしました。

国会で繊維業界の利益代表議員が権力闘争に負けた結果です。

今も、保守系の議員さん達の間で意見が二分されてますね。
国内に軸足を置いて商売をする業界の利益代表議員さんは自由化反対です。
多国籍化、グローバル化している巨大資本の利益代表議員さんは賛成です。

勝敗の予想はもうつきますね。
ドジョウ首相のスポンサーは誰なんですかね？

結果様々な分野でユニクロ現象がおきてくるでしょうね。
日本の農業は駆逐され、代わりにユニクロの野菜や米を食べる日が来るって事です。
ただ中国はこのTPPに入ってないですけど。

僕なんか国産高級野菜やお米は食べられなくなるんだろーなぁ。

貿易の自由化、市場の開放はアメリカ資本にとってめちゃめちゃ美味しい話なんですが
日本の企業としても大きなビジネスチャンスです。

しかし世界的に食料不足になる事が懸念されている昨今、
食糧自給率を下げる(40％→13％)ような事したらダメでしょ。

何でも自由化して競争原理に委ねるというのはダメです。
JRのホームみたいになりますよ。

どうでもいいですか？

ヒロシです。