滝山ネイチャークラブ ~The Education with Nature~

  もっと自分を楽しもう!もっと自然を楽しもう!もっと親子で楽しもう!

6月28日(日)、滝山 森のようちえん

2015年06月29日 | 森のようちえん

6月28日(日)、滝山 森のようちえんを行いました。



彼らは実に自由です。
それは私たちが、彼らの「こうしたい」という意欲をもっとも大事にしているからです。
彼らの興味関心を引き出すのに適切な環境を用意しさえすれば、彼らは自ら環境に働きかけていきます。



「やりなさい」と言われて出来ることは限界があります。
「やりたい」という意欲を育てれば、可能性は無限です。



私たちはこの彼らの「もっと見たい」という欲求を「もっと知りたい」という学ぶ意欲につなげたいと考えます。



信頼関係を基に、彼ら一人一人に応じた援助を心がけています。
これも偏に保護者の皆様のご理解とご協力あってのことです。
本当に感謝致します。
体験を通し、「野外での危険を知り、野外での楽しさを知る」子どもに育てます。
これからも日々精進し、一人ひとりの子ども理解を深め、自然の神秘と危険を知らせ、安全で楽しい活動にしていきます。

次回はいよいよ川遊びです。
みなさまにはメールでご案内します。
どうぞよろしくお願いします。

滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡正昭


6月14日(日)、滝山 森のようちえん

2015年06月18日 | 森のようちえん

6月14日(日)、滝山 森のようちえんを行いました。



こんなにも子どもを惹きつける力が自然にはあります。
教え込まなくても彼ら自身の「見たい」「知りたい」を引き出せば、自ら学ぼうとします。



私たちはこれらの遊びから「学ぶ意欲」につなげます。



多様な関わりの中から学ぶことを考えたら集団構成はこうなります。
子どもの意欲を引き出すことを考えたら、時間設定は彼らに主導権があります。
子どもが自分で選んで自分で決めるようにしたら活動はこんな風になります。



「やりなさい」と言わなくても、子どもはこんなにも積極的です。
主体的です。
私たちがなすべきことは「やりたくなる」環境を用意することです。



危ないか、危なくないかは自分の体に聞いてみる。
怪我や失敗を通して自らの感覚を磨き、判断力を養います。

自分の体で感じる体験
自分で考え、自分で選ぶ。
自分を信じて、自分で決める体験。

それには練習が必要です。
遊びが必要です。
遊びは学び。
くり返し、練習して身につけよう。

この多感な幼児期に、
遊びを通して身につけよう。
心を育てよう。
体を育てよう。



滝山 森のようちえんに行こうよ。
自然が先生
君たちを案内するよ
君たちのワンダーランドへ

滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡正昭


5月31日(日)、滝山 森のようちえん

2015年06月02日 | 森のようちえん

5月31日(日)、滝山 森のようちえんを行いました。


これが何だか、分かりますか?


「これ何だろう?」その知的好奇心を「知りたい」「学びたい」につなげます。
私たちは勉強が出来る子に育てます。
それは知識を教え込むということではありません。
「これ何だろう?」という好奇心を大事にし、一緒に不思議に感じます。
そしてそれを「知りたい!」につなげます。
その意欲を持った子は、学校に行っても、自ら「学びたい!」意欲を持った子に育つと考えます。


体を万遍なく動かし、体の機能を高める。
どんなトレーニングよりも効果的です。
なぜなら自ら楽しんで行うからです。その方が効果的な学習であることはみなさんもご存じのとおりです。


子どもの「やりたい」という欲求を見極め、適切に援助します。
その子、一人一人に応じて、手を貸してみたり、後ろから支えたり、ときに制止することも重要な役割だと考えます。
なぜなら、子どもの危険回避能力は個人差があるからです。
一律に「危ないからだめ」ということはありません。
こうした体験を通して、危険予知能力を高めて欲しいと願います。


子どもの挑戦はときにハラハラさせられるもの。
余計な手出しや口出しをして彼らの挑戦意欲を損ねることなく、安全に配慮するというのは大変です。
しかし、そうしてまで経験させたいことがあります。
それは「自分で考え、自分で選び、自分で決める」体験です。
その体験を通し、自分自身の感覚と判断に自信を持って欲しいと思います。
それは練習を積み重ねるとどんどん精度が高まっていきます。

私たちは未来に活躍する子どもたちを育てます。
それには体験が必要です。
感じる体験が必要です。
考える体験が必要です。
実際に行動する体験が必要です。
くり返し練習する体験が必要です。
何より、楽しく安全な体験が必要です。
滝山 森のようちえんで子どもの力を育てましょう。

滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡正昭


5月3日、親子でソトアソビ

2015年05月18日 | 親子でソトアソビ

5月3日、親子でソトアソビ-in八王子市子どもキャンプ場-を行いました。



週末は滝山ネイチャークラブのソトアソビ。



おそらく日本最大級のヘキサタープ。



ここは安心してくつろげるリビング。



今日はモンベルの大型テントを立てて、お父さんたちとキャノピー設営のロープ講習です。



どうです?恰好いいでしょ。色もきれいだと思うのですが。



こちらでは子どもたちが遊べるロープワーク講習です。何ができるのでしょうか。



じゃーん、子どもたち大好き!モンキーブリッジが出来ました!



ハンモックも張ったよ。



森のハンモックの横にはロープブランコ。



このぐらい大きいと暴れない限り、落ちる心配はありません。



パパ、ママたちは子育て談義?次のキャンプの話?



ここに来ると他所の子もみんなうちの子。



大人は小川のチェアに、またはベンチでくつろいで下さい。



これが滝山ネイチャークラブのデイキャンプ、「週末、親子でソトアソビ」です。

自然の中で大人もリラックスして、「気持ちいい!」「楽しい!」
そして、「そう言えば子どもの頃、こんなことして遊んだよね。」という体験をご用意しています。
子どもも楽しい、大人もくつろげる。
そんなキャンプを通して、親子のきずなを深める、そんなソトアソビ、楽しんでみませんか。
お待ちしています。

滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡正昭


5月17日、森のようちえん

2015年05月17日 | 森のようちえん

5月17日、森のようちえんを行いました。



私たち親も、「そうそう、こんなことやったよね」という体験を子どもたちにも。



じっくり観察できるツールの活用が子どもたちの知的好奇心をさらに深めます。



山の入り口はちょっと緊張します。



ツタウルシには注意です。この3枚セットが特徴です。



安心できる人と、安心できる空間で。



見てください、この景色。子どもたちの記憶に与える最高のプレゼントだと思います。



見つけたものすべてが宝物です。



天然のすべり台です。



最高のブランコです。



今日の葉っぱはちょっと小さすぎました。



さよならは「ハイタッチ」で

この体験を子ども時代に経験させないわけにはいかないでしょ。
私たちは、楽しい体験、遊びの体験、自然体験を大事にしたいと考えています。
「とにかく、楽しい!」
「めいっぱい、遊ぶ!」
「自然を感じ、直接体を自分の意志で自由に動かす。」
そんな滝山ネイチャークラブの活動理念にご理解いただいている
保護者の皆様には本当に心から感謝しています。
これからも安全な活動を継続していくよう、スキルを磨き努力していきたいと思います。

次回は5月31日です。

滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡正昭


5月6日、森のようちえん-マス釣り遠足-

2015年05月07日 | 森のようちえん
5月6日、森のようちえん-マス釣り遠足-を行いました。



滝山ネイチャークラブは子どもたちの安全とライフジャケットの普及・啓蒙のために
水辺の活動の際にはライフジャケットを着用しています。
体格に合った物を着用するということと、正しく着用するということが何より重要です。
滝山ネイチャークラブではサイズごとにピンク・黄色・オレンジの3サイズを用意しています。




日本で唯一、トロルが住むと言われている橋を渡らなければなりません。



釣り場の前で「がんばるぞー!」



チームに分かれて話し合って順番を決めます。



「わーっ!やったー!」この感動体験をこの時期に。



実際に触ってみる。この直接体験が大切です。



大きいお兄さんや釣り場のおじさん、いろいろな人と関わる体験が
人と関わるということの力になります。



経験を積み重ねれば、上手になります。



終わったら手を洗って、お弁当です。



釣り場を眺めながら。



みんなと一緒に食べる。そのことが「食」を育てる上でもっとも大切だと考えます。



「今の子は魚を食べない。」
果たしてそうでしょうか。
滝山ネイチャークラブ、森のようちえんでマス釣りに来た子はみな魚を食べます。
魚を食べないのではなく、魚に触れる機会が少ないのではないかと思います。
魚が身近なもので、子どもたちにとって関心ある食材であれば、子どもたちは意欲を持って接するのではないでしょうか。
知識を教え込むことを先行するのではなく、体験重視。
しかも、「楽しい」という体験を何より大切にしたいと考えます。
そうでないと、幼児期、そして学童期の子どもたちにとって学習効果の低いものになってしまいます。
楽しい活動、楽しい遊びを通して学びへつなげる。
これからも滝山ネイチャークラブは未来につながる活動を継続していきます。
滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡 正昭

4月29日、ザリガニ捕り

2015年04月30日 | 森のようちえん

4月29日、森のようちえん、ザリガニ捕り遠足を行いました。



都内各地から、ザリガニ大好き!自然大好き!遊び大好きな子どもたちが集まりました。



滝山ネイチャークラブの水辺の活動は、子どもたちの安全とライフジャケットの普及・啓蒙のために、子どもたちの体格に合ったライフジャケットを用意しています。



夢中になって覗き込む。この意欲が何よりも大事なのです。



意欲が彼らを行動に駆り立てます。私たちは行動する子どもを育てます。



多種多様な生き物が住んでいます。



よく観察できるアイテムの活用が重要です。魚の観察にはこれです。



午前の活動の後の振り返りです。



お昼はお弁当を食べながら大騒ぎ!内容は・・・、言えません。



食べ終わったらさすが森のようちえんの子どもたち。じっとしていません。
広いフィールドで走り回っています。



知的な好奇心を兼ね備えた彼らですから、すぐに発見です。



最初は釣りごっこ?だったんですけど、そのうちみんな着替えて準備して・・



やっぱり、こうなりました。



今日一日の振り返りです。



この子たちが大人になったときに、
「お父さんも子どもの頃、こうやって遊んだなぁ」と誇りを持って自分の子どもたちと向き合い、共に笑える未来を思い描いて。

私たちは過去と現在、そして未来をつなげます。
子どもと遊びと自然を通して。

滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡正昭


4月12日(日)、「親子でソトアソビ」-八王子市子どもキャンプ場-

2015年04月18日 | 親子でソトアソビ

4月12日(日)、八王子市子どもキャンプ場にて「親子でソトアソビ」を行いました。



親子で葉っぱの名札づくり。葉っぱはこだわりの「アオキ」です。



言っておきますが、これスタッフじゃありません。すてきなお父さんに拍手です。
「そう言えば子どもの頃、こんなことして遊んだよね。」



そんな体験を子どもに。そんな体験をもう一度、私たち親も。



みんな集まってタープの下で。
実はこの時期、紫外線の影響、大きいと思いません?
タープで紫外線対策、大人も紫外線対策。
完全になくしましょうというのではありません。
自然の中で親子で楽しみながら、こうした対策も考える。
自然だけではだめで、健康や安全にも配慮していきたいと思います。



計算されたタープの角度。太陽の動きとプライバシーの確保など考えながら張っています。



朝の会の自己紹介。実はこうした体験がとても大事です。



なぜなら、この子たちは将来世界のリーダーとなる子たちです。
みんなの前で発表するということが、よき練習につながります。



初めて参加の彼。すぐに慣れてこんな姿に。実はこうした体験がとても大事だと体育大学の先生がおっしゃっていました。
お父さんとじゃれ合う。
言われなくてもじゃれ合う。
体と体のスキンシップ。それが情緒の安定につながる。
それが空間認知につながり鉄棒やマット運動の導入になるといいます。
だからということではありませんが、ぜひ家庭でもこうした「親子でじゃれ合う」体験をお勧めします。



さあ今日はこいのぼりペイント。
子どもたちも大好きな絵の具です。



「こうしなさい」ではなく、自由に描く。



僕たちは環境を用意するだけ。



そこにいる友だちと関わって、



一人一人が自立して、



こうした姿、本当にありがたいと思います。



終わったら子どもたちも大好きなダンボールハウス。



またまた、大きな子どもが!



こうした子どもと絵を描く、絵の具を楽しむノウハウも大事にしてお伝えしていきたいなと思います。



定番のドングリのままごとです。



こうしたままごと遊びもただ楽しいだけではなく、とても大事です。



それを見守るこいのぼり。



午後はちくちく。乾いたこいのぼりを縫い合わせます。パパも子どもたちも挑戦しました。



出来上がり!



出来たら見つけてきた木の棒につけて、「走れ~!」



みんなで「走れ~!」



「やっほー!」この開放感がいいんです。



疲れたらハンモックでひとやすみ。



大人もくつろいで、



子どもはとにかく無邪気に、



見つけたらよく観察して、



出来上がった作品をみんなに見せて、



世界中の子どもたちが安心して外で遊べる平和な社会を目指します。
私たちに出来ることは微々足ることですが、ここで育った子どもたちがそれを担ってくれると信じています。
危険で自分の子どもを外で遊ばせることも出来ない未来はノーです。
自分の意志で自由に描き、思いっきり体を動かして、「楽しい」ことを知っている子どもたちは同じように、自分の子どもにも、そうするでしょう。
そんな保護者のお父様、お母様の笑顔が誇らしげに見えます。
きっとこの子たちも大きくなったら自分の親を誇りに思うことでしょう。
僕たちはそれまでぜひ、がんばって一生懸命大人を楽しもうではありませんか。
「どうだ、大人っていいもんだぞ、お父さん、お母さんたち、すごいだろ」
それを感じた子どもたちが大人になったとき、きっと自分の子どもにも同じようにすてきなお父さん、お母さんの姿を見せてくれることでしょう。
そのためにも、「もっと楽しいソトアソビ」を創造していきます。
今後も「親子でソトアソビ」をよろしくお願いします。

滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡 正昭


3月29日(日)、親子でソトアソビ-テントでアート-

2015年04月06日 | 親子でソトアソビ

3月29日(日)、親子でソトアソビ-テントでアート-を行いました。



みんなでタープの下に集まって朝の会です。



今回は美大生の「ミンタカ」のお姉さんたちも一緒に参加です。



さ、まずはみんなで協力してテントを立てよう。



そうそう。とにかくこのポールが大変。



お父さんたちの協力も得て



出来ました!



のどかな広場にシートを敷いてくつろいで



下地作りです。







どんぐりのおままごと



「へぇー、こうやるんだ。」



こっちでは大型タープの設営です。



ペグ打ちは僕らに任せてね。















大分出来てきました。







午前はここまで。お腹も空いたのでお昼にしましょう。



食べてもペグ打ち。



さ、午後の活動開始です。







段ボールハウスも出来ました。



自由にお絵かき。



お姉さんたちが始めると・・、



一人来て、



二人来て、



さすがセンスを感じさせます。



技術と経験、そのセンスに感動すら覚えます。



いつの間にか大勢やってきて参加して、



僕もやっていい?



後は勢いに任せて



「描くの、楽しい~!」



そう言えば誰も「こうしなさい」とは指示しなかったな。



僕はこっちのおうち



こんなにちっちゃくてもアーティスト



「こうしてはいけません。」とも誰も言わない。言えない。もう誰にも止められない。



こっちはドアも出来ました。











僕たちの秘密基地











ダイナミックなのは僕に任せて!



「ほりさん、テントすごいことになったけど、いいの?」
「いいんです!」



体験させたいのは、心の解放。
心が揺れ動く体験。



君たちは自由だ。







お母さんといっしょに



大人も子どもといっしょに



テントの中、どうなってんの?











手についても大丈夫。ん?髪の毛にも?











子どもは本来、描くのが好き。



それを引き出すかどうか。



描きたい、やりたいという意欲を引き出す。



それには待ってあげることも必要



描きだすタイミングはそれぞれ



「描きなさい」「やりなさい」と急かさなくても大丈夫。



お父さんも参加して




世界に一つだけの滝山ネイチャークラブオリジナルのテントが出来ました。



最後のふり返りです。



テントの前で記念撮影



そもそも、テントに何か手を加えたらもっと楽しくなるんじゃない?
という発想でした。
テントを使って滝山ネイチャークラブならではの体験が出来ないかな?という思いでした。
今回「ミンタカ」さんと出会ってテントアートをお願いしました。
ただのお絵かき体験ではなく、「心が揺れ動く」体験をさせたいとお願いしました。
お絵かきをさせたいのではなく、彼らがやりたい、描きたい、そんな意欲が自らの内発的な動機づけとなってアクションを起こしてほしい。
だから、講師として
「ハイ、今日はこれをしましょう。こういう風に描きましょう。」とはして欲しくなかった。
彼女たちがモデルとなって、子どもたちの心の壁を壊し、自由に描きだすきっかけを作って欲しかったのです。
どうですか。見事に子どもたちは自由に描きあげてくれたのではないかと思うのですがいかがですか。
お父さんやお母さん、そしてスタッフの私たちも既成概念を打ち崩し、テントにアート、楽しめたのではないかと思います。
アートや音楽、様々な活動に子どもたちが積極的に働きかけ、人生をクリエイティブに生きて欲しいと願います。
もちろんフィールドは自然が舞台になると思いますが、滝山ネイチャークラブは今後もこうした活動を盛り上げていきます。
好評なら第二弾も企画しますよ。お楽しみに!
今回ご協力いただいたミンタカのみなさん、ありがとうございました。
活動に対するご理解をいただき保護者のみなさまにも心からお礼を申し上げます。
滝山ネイチャークラブは楽しさの質をさらに高めていきます!
「もっと、もっと!」

滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡正昭


3月14日(土)、「滝山 森のようちえん-浅川小学校-」

2015年04月05日 | 森のようちえん

3月14日(土)、「滝山 森のようちえん-浅川小学校-」を行いました。




みんなで丸くなって朝の会



みんなの前で発表するということの練習です。
自分の名前を言って自己紹介します。



子どもと同じ目線で、というより子どもと同じですね。



お誕生プレゼントの観察ケースに入れて観察です。



何でも遊びに、何でもおもちゃになります。
よく「物がないと子どもは遊べないよね」と言いますが、そんなことは、ありません。
子どもたちは本来、遊びの天才です。
僕たちはそれを引き出すのです。



彼らの興味・関心を引き出し、「もっと知りたい」「もっと学びたい」につなげたいと考えます。



それらのすべての営みの基本となるのが、子どもたちとの信頼関係だと考えます。
子どもの発達特性を理解し、一人一人の個性を理解し、その日その時の状態を理解し、適切に働きかける援助者でありたいと思います。



止めるべきところか、見守るところか。
答えは子どもたちの側にあり、それを見つけようとするのか、それともこちらの用意した答えを押し付けるのか。



華やかな遊具はありませんが、子どもたちの五感をフルに使う魅力があります。



教えたことは忘れられる。感じたことは一生忘れない。
だから僕たちは教え込むことより感じる体験を大事にします。



ぜひこの時期に、五感で感じる体験をさせて感覚を磨きましょう。
体を自由に動かして身のこなしを自分で体験させましょう。
「何だろう?」「何で?」という彼ら自身の脳内で行われる自分自身との対話を大事にしましょう。
子どもたちが自分で感じ、自分で考え、自分で判断し、行動するのを待ちましょう。
この練習がその後の人生において、自分で選んで自分で決める判断力の精度を高めます。
僕たちはこうした体験を用意しています。
彼らが将来、自分の人生において、また社会や世界に対して大きな選択を迫られたときに、戸惑い、うろたえ、そして言い訳をしたり、人のせいにするのではなく、「僕なら出来る。大丈夫、何とかしてみせる。」と自信を持って歩んでくれることを大いに期待しています。
僕たちはこの活動がより楽しく、より安全なものであるよう精進してまいります。
それには遊び心を忘れず、安全に対する研修と経験を積み重ねていきたいと思います。
保護者のみなさまの子どもさんを見つめる深い愛に感謝と敬意を表します。
いつもありがとうございます。

滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡 正昭

3月21,22日、お泊まりキャンプ in 八王子市子どもキャンプ場

2015年03月30日 | 森のようちえん

3月21,22日、八王子市子どもキャンプ場にてお泊まりキャンプを行いました。



まずはいつものようにおうちの人と一緒に朝の会。桜が見後でしょ。



そして、決意表明。「がんばります!」



みんなで危険なところがないか、明るいうちに探検です。



トイレの場所も今のうちに確認しておけば、夜も怖くない。



すぐにいつもの「発見」です。



「僕もあったよ。」



私のはこれ。



これなんだ?







そうだ、テント立てなきゃ。



ほりさん、遊んでいる場合じゃないよ。



さあ、ポールつないで



だからそうやっちゃ、だめだって。



本当に、自由です。



でも力を合わせて



さあ、ほりさんの所に持ってきて



スリーブに通して



出来ました!



ほりさんのテント、手伝ってよ。



わたしは休憩



どんなお話しているのでしょうか。



俺たちはペグ打ち、任せて



この角度かな?



もう一つのテント、中に入って「わあーっ」



さ、お腹すいたからお弁当にしよう。



やっぱり食べるって、うれしい!



見事な桜の下でお花見弁当です。



「食べたら荷物をテントに運んでー」って、もう寝てるの誰だ?



わたしもウクレレ、やってみる。



外でソング!



今日は凧揚げの凧作りです。



自分の名前を書いて



自由にお絵描き



わたしは何色で描こうかな?



出来たらさっそく、「走れ~!」



「見て、見て~!」



こうやってやるんだよ。



すごいでしょ。



あんなに高い



思いっきり走るって、楽しい!



疲れたら、ペグ打ち



ほりさんと火起こし



見つめるのは、未来



それとも遥かなる広い世界



火の番は任せて



さ、今夜のスペアリブ。楽しみです。



味付けはわたしがやるね。



ぼく、出来るよ。



醤油も入れて



後は炭にかけて待つだけ。



さ、みんな。これが夜の電気、ランタン。ここは熱いよ。危ないから気を付けよう。



調理の前には手を洗ってみんな真剣です。



猫の手、出来るよ。



見てて、こうでしょ。



わたしもやってみる。



いちごも洗ってね。



寒くなったら火の傍で暖まって



僕たちは元気!



自由に体を動かして



2人で登って



わたしはお絵描き



僕も入れて







気が付くとこっちでは相撲



ほりさんにも負けないぞ!



またまた凧揚げ



2人で凧揚げ



「さ、みんなお肉焼けたわよ。」



今日はカレーとスペアリブ、自分たちで切ったきゅうりとレタス、そしていちご!



見事な食べっぷりです。



だんだん暗くなってきました。






歯を磨いてトイレに行ったら寝袋に入ってほりさんの素話でした。
内容は‥、子どもたちに聞いてみてくださいね。

翌朝です!



「ほりさん、寒いよ。すぐに火、起こして!」



みんな火の回りに集まってきます。



火を見つめるあたたかい心



火を任せたらもう大人の男!ですね。



僕も出来るよ。



さあ、手を洗って朝ごはんの用意をしよう。



自分たちで包んで



すき間がないようにね



アルミホイルを少しクシャっとするのがコツです。



さ、お腹すいた。



朝日を浴びて、外で食べるごはんは、「おいしい!」







やっぱり食べてます。



あたたかいスープ、おいしかったね。



食べ終わても大好きな人と一緒に



食べたらまた凧揚げ



そしてネイチャークラフト、イーグルアイに挑戦です。



好きな毛糸を自分で選び、巻いていきます。



今日の作品です。



開放的な空間と自然の美しさの下で



向こうではお母さんたちが迎えに来ているのに夢中です。



おみやげにするんだ。

向こうにはキッチン、こっちはリビング。



キャンプ最後の振り返りと帰りの会です。







まみちゃんの手作り絵本の読み聞かせです。



最後は「さよならあんころもち」です。

目には見えない大切なものが子どもたちの中に育っています様に


こんな大きなリュックも自分で背負います。

「自分で出来ることは自分で」というより、子どもが出来ることを大人が奪わない。
出来ることはうれしい。そのうれしいことを大人がやってしまわないということ。
この2日間、子どもたちは本当に自分たちで何でもやっていました。
自立している子どもたちに拍手です。
もちろん、彼らが出来ること、出来ないことを見極め、彼らの喜びをきちんと体験させたということなのです。
そんな子どもたちは実に安定してます。実にのびのびとしています。そして実に生き生きとしています。
そんな難しいことはしていないのですが、すべての活動を「遊びを通した体験の場」「体験を通して学ぶ」「学ぶ喜びを知る」経験になればと思っています。
それには子ども理解と遊び理解、自然への理解が不可欠だと思います。
彼らの学びがより深まる体験となるよう、これからも子ども理解・遊び理解・自然理解を深めていきたいと思います。
最後になりましたが、私たちを信頼し、大切なお子様を預けてくださる保護者のみなさまに心からお礼を申し上げます。
私たち滝山ネイチャークラブは安全と楽しさをさらに高めていきます。

滝山ネイチャークラブ代表 堀岡正昭

下記のサイトから写真の注文が出来ます。

https://egao.photo/store/

スクールIDは参加者にのみメールでお知らせいたします。届いていない場合はご連絡ください。

 


3月7日(土)、マス釣り遠足(滝山 森のようちえん)

2015年03月08日 | 森のようちえん

3月7日(土)、マス釣り遠足を行いました。



八王子市子どもキャンプ場にみんなで集まって朝の会



多少の雨なら日本最大級のレクタタープで雨をしのげます。



3月生まれさん、おめでとうございます。



お父さん、お母さんたち、行ってきま~す!



「がんばるぞー!」「おー!」



さあ歩くよ。すると・・、



うぉっ!見えてきた!日本で唯一、トロルが住むと言われている橋!



みんな泣かずに渡ることが出来ました。



途中、梅の木の前で



釣り場の入り口で



管理人のおばさんにご挨拶です。



管理人のタクヤさんにレクチャーを受けます。



さあ今度は3グループに分かれて



こうやって針を外して・・



こっちは女の子チーム、がんばって



さっそく釣れました!



自分でつかんでバケツに入れて、



こっちも「釣れた!」



「ヤッター!」大歓声です。



次々と声が響きます。



このエサをつけるのが難しいんだよね。



おっ、大物だ!



果敢に自分で針を外します。



私が釣ったの、でもちょっと怖いな。



僕も釣れたよ。



両手でぎゅっと握って



こっちも釣れた!



みんなで協力して針を外して



兄弟で力を合わせて



釣れないときはアドバイスをもらって



ほら、釣れた。



すごいなぁ、じっとしててね。







結構釣れたね。



「釣れた人~?」「はぁ~い!」



さばいているのも見学させてもらいました。



ちょっと、邪魔していない?



これ、僕が釣ったの。



見ているのは、命です。



さあ、手を洗ったら、お弁当の用意をして



寒い日でしたが、エアコンのついたお座敷でお昼でした。



今日の釣果を確認です。



どうなるかと思いましたが、無事おみやげ分もありました。



最後はお世話になったタクヤさんにお礼を言って、ご挨拶。



ハイタッチで、心のふれあいでした。



帰りも元気に走っています。



ここはゆっくりね。



誰も落ちなかったのが、何よりです。



キャンプ場に着いたら火をおこして暖を取り



たき火を囲んで帰りの会です。



最後にみんなで記念写真。「合い言葉は~?」「だ・い・こ・ん・お・ろ・し~」

心がゆれ動く体験をさせたいと思います。
あの釣れた瞬間の「うわっ、やったー!」
跳ねる魚をさわったときの感触。
友だちとの関わりや身近な大人とのふれあい。
こうした体験を通して、感情豊かな人間らしい人間に育って欲しいと願っています。
無関心、無表情、無感動では、だめです。
その意味ではこの子たちは、本当によく育てっていると思います。
僕らはその芽をつぶさないだけ。
彼らの大切なモノを、大事に大事に育て、未来に、世界に羽ばたく人材に育ってくれることを心から願っています。
活動のねらいを理解して、大事なお子様を預けてくださる保護者の皆様には、本当に感謝しています。
これからも活動の質を高め、安全の質を高め、楽しさの質を高め、子どもたちの笑顔が未来につながるよう、精一杯がんばります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡正昭


3月1日(日)、親子でソトアソビ

2015年03月02日 | 親子でソトアソビ

3月1日(日)、雨でも外で親子じかん、八王子市子どもキャンプ場で「親子でソトアソビ」を行いました。
今回は、雨の予報。それでも決行!
雨でも外で楽しめる、雨でも外で親子じかん。



焚き火台の豆炭で暖をとりながら朝の会



タープにたまった雨



今日は火おこし。古代式道具で果たして無事、点くのか?



お父さんといっしょに力を合わせ



女子もがんばります!



舞切り式という方法の、火おこし道具です。



一人でもがんばります!



なんと!点きました!天才です!



寒くなったら焚き火にあたって



せっせと柴刈りです。



誰にやれと言われた訳でもないのに。



そうさせるのは、我々のDNAと彼女の意欲、そして親子の愛だと思います。



集めたどんぐりでケーキを作りました。




今日は珍しく、ベンチに座ってテーブルでお弁当です。



3月生まれさ~ん、「ハッピーバースディ!」



この、「お父さんと、他のお父さんと3人で火を囲む」、良いでしょ。



話している内容、気になりますねぇ。



お弁当を食べたら、ネイチャークラフト、「イーグルアイをつくろう!」です。



カラフルな毛糸の中から好きな色を選んで



「わたしにも出来るわ」



こちらは男旅。男同士のこういう時間、好きです。応援します。



楽しげにだんだん出来てきました。



材料は木の枝(今回は割り箸を使いました。)と毛糸だけ。



さぁ、大人には今コーヒー入れますからね。



いい焼き物のマグカップ、ないかしらと探しているのですが・・。



インディアンのお守りだそうです。



お父さんもお母さんも真剣です。



女子トークも弾むというものです。



すてきな作品が出来ました。



今日の我らが基地です。



最後はタープの下で焚き火を囲んで



ギターでソング!『笑う門には福きたる』、『I LOVE 自分』



雨でも外で親子じかん。雨でも外で楽しめる。
子どもたちの姿を見ると、「雨なんか関係ない」とすら思えます。
色とりどりのカラフルなカッパやポンチョに身を包み、長靴を履いたらそこは魅力的なワンダーランド。
それを伝えようと、来年度の「親子でソトアソビ」は雨でも開催を基本にしようと思います。
道具はこちらで用意します。
手ぶらでソトアソビ、雨でもソトアソビ。
子どもの姿を見れば、それがどんなに大事かわかります。
大人もお気に入りのレインウェアに長靴を履いて、雨の日もおしゃれ、してみませんか。
雨の日が待ち遠しくなること、間違いなしです。
キャンプ談義に、子育て談義に花を咲かせましょう。
子どもを愛し、家族を愛するファミリーだからこそ、余計な遠慮や気遣いも必要ありません。
ここに集う子どもはみんな、「うちの子」
そんな体験と空間をご用意しています。
それでは次回まで、ご機嫌よう!

滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡正昭


今日の「親子でソトアソビ」開催します!

2015年03月01日 | Weblog
こちらは現在くもりです。
予報は雨ですが、大型タープ2張で雨をしのぎ、焚き火で暖を取りましょう。
古代式火おこしやネイチャークラフトを予定しています。
大人は暖かいコーヒーを飲みましょう。
長靴や雨具があると外でも遊べます。
気をつけてお越し下さい。
お待ちしています。代表 堀岡

2月21日(土)、滝山 森のようちえん in 浅川小学校

2015年02月21日 | 森のようちえん

2月21日(土)、滝山 森のようちえん in 浅川小学校を行いました。



みんなで朝の会



行ってきます!



出かけてすぐに霜柱を発見



図鑑で調べ物



梅の花がきれいでした。



いました、冬の虫



「この虫、なんだろう?」



「どれだろうね?」



よく観察して



やっぱり長い物が気になるようです。



コツは木のプレートを、「ひっくり返す」ことです。



道は自分で決める。道がなければ自分で道を作る。
そんな子どもに育ちます。



僕たちはハードなこっち



途中、朴葉で



今日は無事、山頂に着きました。



みんなでお弁当
食事の前にはスタッフが持参しているウォーターバッグの水で手を洗いますが、各自おしぼりがあるとなお、良いでしょう。



食べたらすぐに、「アドベンチャー」



自分から、「やってみる」
体を動かす。自分から動かす。自分で動かす。これが大事です。
さらに自然の中では、様々な動作や身のこなしが要求されます。
必然的にバランス良く体を鍛えます。



危ないか、危なくないかは自分の体に聞いてみる。
その感覚を磨く練習です。
もちろん、側に「命の危険はないか」見守る保育者がついています。



言われなくても、自分からやってみる。
自由に環境に働きかけて、遊ぶ。



今日は急な雨用のタープも練習で張ってみました。



「集める」、「並べる」、「数える」、立派な数の概念です。



見事なアートです。



体で押し合い、「相撲だ、相撲だ」



「私も負けない!」



みんなで行こう!
僕はこの「相撲」という遊びはとても、良いと思います。
スキンシップ、体を使って遊ぶ、情緒の安定。
いずれにしても全国のお父さん、男性保育者、お勧めです。
(もちろん、女性がしても良いですよ。)


お母さんたちといっしょに記念写真、合い言葉は~?
「だ・い・こ・ん・お・ろ・し~」

今日はとてもうれしいエピソードがありました。
お弁当を食べ終わって遊びだしていたRくんが戻ってきて、まだお弁当を片付けているEちゃんに
「いっしょに遊ぼうよ。」と誘ってくれました。
幼稚園・保育園では年少の女の子と年長の男の子、なかなか関わる接点は難しいのではないかと思います。
うちが30人いてもこのような関わりは出来ないと思います。
私たちは「多様な関わりの中から学ぶ体験」を大事にしたいと考えています。
大勢の集団では、「大勢いる」体験は出来ても、必ずしも「多様な関わり」につながるとは限らないのではないでしょうか。
いろいろな子がいる小集団の中で、互いに相手に感心を持ち、自らアクションを起こし、他者と関わる体験を大事にし、そこから子どもたちが多様な関係性の中で「つながる」ということを学んで欲しいと思います。

「やろうとしてるなら時間がかかっても待ってあげる」
「自分で感じ、自分で考える。脳内で自分自身と対話する。そんな自己内対話の機会を大事にし、自分で選んで自分で決めるのを待つ」
しかし、「命の危険につながる行為」と「人を傷つける行為」は待ってはいけないと思います。
私たちは、「待つべき保育と待ってはいけない保育」をきちんと見極め、子どもたちのより良い育ちを応援したいと思います。

これからも滝山ネイチャークラブの森のようちえん活動に対する応援とご理解をよろしくお願いします。
次回は3月7日マス釣り、3月14日初沢山、3月20,21日お泊まりキャンプです。

滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡正昭