街散歩 ・ 野辺の花
野辺の花は日常は振り向きもしない花が多いが、時に佇んでまじまじと眺めるのも良いものでは。
イヤホーンから流れ来るラジオでは、花に関心を持つようでは老いが深まった、、、と。
ラジオの声に反発するのではないが、改めて路傍の花にカメラを向けて見る事に。
雨上がりの草叢に緑の一際鮮やかに惹かれて見れば。
鉄線の仲間であると家主の奥さんに教えられました、鉄線と言えば平たい大きな花のイメージ。
名前からして路傍のここにも、あそこにもある、、、と。
車庫のフェンスに目線の高さに伸びて来た先に、変わった花とカメラに収め花の図鑑で花の名を。
空き家の路地とフェンスの間から、花は小さいが変わった花でありすでに実もついていた。
草叢の花や路傍の花も一つひとつ眺めれば、花の時期は短いながら一生懸命に美しく咲いている。
街散歩も日常的に振り向かれない路傍の草花に、焦点を合わせ散歩をするのも良いものと。
街散歩
街散歩も花の数は少なくなったものの、花芽をつけた花が実となって季節の移ろいを。
花は気付くが実には気付かない事が多くある、派手なものには目立つから花に目線が行くのであろう。
雨上がりの路傍に青々と、、、。
ハナミズキの花は、桜のように木全体に花が咲き街路樹にも多く植えられている。
区民農園に雨上がりで花弁も今一であったが、実がぎっしり詰まっている。
平家物語にも出て来る沙羅の花、マンションの樹木の一つとして。
韮の仲間であろうか、葉が韮のような葉である。
街路樹の木の下に一際目立つ白い花、よくよく見れば花の集合体である。
街散歩も様々な花との出会いあり、図書館で図鑑で調べても判らない花も多くある。
灸花のように確か万葉集にも、俳句の本では屁糞蔓とも新たに知る事もあり、発見もある街散歩でした。
街散歩
街散歩も7月に入り花の数もめっきり少なくなってきた、7月は俳句では晩夏と言う事になろう。
之からは花の数は少なくなっても秋の花に、桔梗は先日、萩はその前に、、、と。
木の花によくよく見れば、小さな花の集合体であった。
歩道の僅かな空間に、我が季節とばかりに咲き満ちていた。
幼稚園の入っている集合住宅の庭に咲いていた。
店の前の路地に鉢植えに、あまり見かけない花が、、、。
区民農園の網のフェンスに朝顔が、花の芯に花の聖が宿っているように眩しく。
街散歩では花も何時しか黄昏てきた、秋の花は少なく之も季節の移ろいである。
之からは花の咲いた木々に実を探す、之も花の移ろいになるのであろう。