今朝は、かなりどんよりとした曇り空。肌寒さは、感じませんが、暖かさも感じません。やはり、日がない。日のない春の日は、ちょっと鬱ですね。
と言うことで、せめて、晴れた日の写真を。何だか、写メをする気にも、なりません。冷え込みは、空港観測の最低気温で、9.7℃。特に、ありませんでした。曇っていて、未明の放熱現象が、無かったからでしょう。今は、既に、17℃近く。暖かいんだけど、暖かくない。春らしくない。日がないから。寂しい春の日です。
夕方からは、雨が降り出す予報です。明日は、しっかりとした雨になるようです。ちょっと残念ですが、芽吹いた草木が、更に、生命を輝かせる為に、必要な、恵みの雨になるのでしょう。燦々とした陽光は、生命を輝かせますが、そのままでは、すべてを、灼き焼尽くすだけ。雨が、しっとりと、生命を守り、育むのでしょう。そんな大地の循環は、替え難く、本当に素晴らしい。
目が覚めた時の話。お隣りの会話。お母さんと、娘の揉め事か。「言い方の問題じゃないか。もっとやりたい様に、言ってあげれば良いんだよ。」何と、出来たお父さん。今時の若い人などとは、とても言えない。
もちろん、ふた昔以上前に、自分が、そんなことを妻に言ったら、「何言ってんのよ!日頃、家のことなんか、したこともない癖に。」で、終わり。実際に、そうだから。
隣りのお父さん、はきはきした感じ。奥さんに、直しものとか、頼まれれば、分かったで、どんどんと、こなしている。忙しそうに、働いているのに。
奥さんの頼み方は、あんまり優しそうじゃない。若い頃の仕事に疲れて、いらいらしていた自分だったら、「…なら、お前が、やれば!」で、終わり。妻も、いつもは、自分のご機嫌を窺いながら、優しく頼むけど。使えない夫に、偶に、いらっとして、キツく言うことも、あったしね。
お隣りも、年中、夫婦言い合いをしているようだが、奥さんは、要求しているばかりのようにも、聞こえる。ゴミ出しなど、見える家事は、全部ご主人だしね。
あれで、専業主婦の奥さんは、定期のおかずの宅配サービスや、家事代行まで頼んでいる。何か、体調が悪いらしい。寝てなければ、いけないらしい。大声で、家庭内カラオケしているのが、聞こえるけど。どこが、悪いのかな。
妻が、少し前まで、家でやっていた大手のFC塾に、隣りの双子の娘さんたちが、来ていたことがある。仲の良い他の同級生の母親なども送り迎えに来る。当の娘たちも、あれこれ感じているのかも知れない。どうしても、聞きたく無い噂話も、妻の耳に入るらしい。どうも、奥さんは、娘たちのスポーツ少年団の指導者と、色々噂があるらしい。はあっ… ご主人、偉いな。
娘の自転車が壊れて、お父さんが直していた。いつもは、お母さんと、言い合いしかしていない娘が、嬉々として、お父さんに話しかけている。お父さんは、娘に、あれこれ答えてあげながら。一生懸命、直している。さあ、直った。満面の笑みの娘。お母さんには、決して、見せない笑顔。
奥さんは、まだ、自分などよりは、ずっと年下世代だけど。言葉使いは、丁寧に出来て、とっても、普通の人に思える。だけど、お隣りから聞こえて来る奥さんの娘に対する怒声は、罵詈雑言の嵐。「てめえ、こらっ!」の世界。聞いていて、背筋が寒くなる。いくら日頃を繕っていても、ご近所に筒抜けと、思わないのだろうか。
そんな日常を、知っているから。お手伝いを、頭ごなしに強要されて、反抗した娘の気持ちも、良く分かる。その上での「言い方の問題じゃないか。もっとやりたい様に、言ってあげれば良いんだよ。」頂きました。素晴らしい!
隣りに聞こえてしまう大声だけど、冷静な言い回し。この高齢者になっても、人間的に出来ていない自分などには、死ねまで、真似を出来ません。ジェンダー平等と言っても、女性が被害者とは、限りません。まあ、特殊な例かも知れないけど。