見出し画像

日記、日々の想い 

どうしても、分からないこと…

どうしても、分からない
そんなことも、あった
それは.我が家のFAX
何度も、何度もだ
おばさんが、学習塾を
あっ、これは
今も、我が家の庭を
徘徊している
あの婆さんの
若かりし頃ね
その若いおばさんが
自営することにした
何しろ、おまえ
大概、稼ぎが悪い
だから、家計の補填を
して貰う、情けない💦
それは、まあ
どうでも良い
塾と言っても
某最大手FC塾
普通は、主婦が
自宅で、開設する
でも、最大手FCなんて
当たり前に
どこにでも、あった
宅造ブームの郊外だからね
新興住宅地は
子供だらけだから
もちろん、稼げる
だから、もう
我が家のある、住宅地内でも
とっくに、開設済み
仕方がないよね
そうなると
開設するには
子どもの少ない旧市街
そこしか、空きはない
ただ、借りるから
家賃の安い、街はずれ
プレハブの、元事務所用
ところが、これが
なかなか、スペクタクル
前面には、開発中の
街の予定中心街へと繋がる
二車線でも、歩道も広い
幹線が走っているけど
それが、何故か寂しい
街灯も、未整備
夜中は、真っ暗
目の前の歩道も、整備中
事務所の前は
ぼうぼうの草むら
そして、幹線の向こう側は
町内一の神社だけど
里山の上に、あって
その里山は
鬱蒼とした、鎮守の森
もちろん、灯りはなく
夜ともなると
まっ黒い巨大な塊
押し被さってくる
事務所の脇は
狭い道路を、挟んで
その向こうには
やはり、町内一のお寺さん
しかも、隣接するのは
その墓園
街の中心街予定の
大規模分譲地のある
丘陵地帯への斜面に広がる
その墓地には
灯りなど、まったくない
闇に佇むのは
大小の墓石に、卒塔婆のみ
裏手には、月貸し駐車場
普段は、人気はない
反対側の並びには
同じ地主の、貸家が数軒
でも、酷いぼろ家で
ここも、人の気配が
あんまりない
とにかく、前後左右
とことん、裏寂しい💦
開設時には
荷物の運び込みは
ふたりでやったけど
なんだかねえ
まあ、明るいうちは
まだ、良いけど
宵の口でも
リアルに、物騒
しかも、ちょっと
薄気味悪い
何しろ、プレハブの前
大開口の、ガラスの引き戸
昼間は、確かに
明るくて良い
でも、夜になると
里山の、鎮守の森の
漆黒が、おどろおどろしい
ずっしりと、のし掛かる
帰りに、外に出れば
街灯は、はるか彼方
クルマは、プレハブの前に
駐車は、しているけど
うっかり、左を見れば
闇に目を凝らすと
墓石と卒塔婆の林立
ぼんやりと、浮かんでくる
いやいや、ちょっと💦
それで、右側に
うっかりの二乗
目を逸らせば
やっぱり、黒々と
あばらやの影が💦
光は、ちらとも
漏れていない
若いおばさんからは
荷物を、解きながら
話は、聞いた
アシスタントさんは、ひとり
先に帰ると言う
遅くに来る上級生が
帰ってしまうと
たったひとり
底なしの暗黒に
きっと、取り残される
そのプレハブ教室
ちょっと、セピア色の世界
照明は、頼りな気
若いおばさんは
少し、まだ
図々しさの足りない
お姉さん風味のおばさん
たったひとりだけ
なってしまうのだろう
と、そう言うのだ
そんな話を、聞いた上での
その日の帰りだった
なんだよ、この不気味さ💦
おとこのおまえでも
少し、背筋が寒い👎
ましてや
お姉さんおばさんは
まだ、三十代半ば
変質者だっている
何か、心配過ぎる😱
🙀🙀あっ、いや
きみたちは、まだ
生まれる前ね☝️
さあ、さっさと
ふたりで、クルマに
乗り込む
おばさんは、もう
言葉もない
なんだか、横顔が
蒼白いな…
        to be continued
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「怪しい怖い話」カテゴリーもっと見る