オーレ 大宮アルディージャ

大宮アルディージャについて、ホーム+近場のアウェイ観戦の感想を中心に綴っていきます

第7節を終えて勝ち点4、17位

2007-04-22 20:41:49 | Weblog
【4月21日 千葉対大宮 1対0で負け】

【第7節を終えて】
 千葉戦は所用があって観戦できなかったため、どの様な内容だったかは分からないが、結果だけでなく、試合内容も悪かったらしい。まだ、大量失点の敗戦がないので、選手たちの気持ちは切れていないと信じているが、試合内容が向上しないのは気になる。甲府も、出だしは躓いたが、大木監督が「試合内容は悪くない、結果が伴わないだけ」とのコメントが続いていたとおり、ダイジェストの内容を見る限り、負けても内容はそれほど悪くなかったように見える。翻って、大宮は、僕が見た試合の限りで言うと、「結果も悪いけど、内容も悪い」というのが感想。意図して(計算どおり)守備的に試合を運ぶのと、結果的に守備的になるのとは大きく違うと思う。去年まで(三浦監督時代の)の大宮は、「前半は0対0でOK、後半1点取ったら逃げ切ろう」というサッカーだったと思う。三浦監督が守備的な戦術を好んでいたというよりも、大宮の選手層、実力を考えたときの現実的な選択としてやむをえなかった部分は大いにあると思う。
 名古屋戦の前に、「アルディージャの誓い」を発表したが、すべては「J1にいること」が前提だと思う。今シーズンの目標は「残留」であることがはっきりしてきたと思うので、残留に向けた現実的な検討が行われるべきだと思う。
 J1の2シーズンを終えて、多少チームに色気が出てきたのはやむをえないと思う。観客動員が伸びない中で、「魅せるサッカー」に取り組んで欲しいとのサジェスチョンの可能性もあるだろう。しかし、現有戦力を見たときに、現実的な目標が「J1残留」というのは、そんなに低いハードルとは思わない。まずは、足元を見て、色気を出さずに「負けないサッカー(引き分けでもいいから勝ち点1をもって帰る。)」を目指して欲しい。

 【どうすればよいか】
 打開策の選択肢としては、①監督交代、②選手補強、③先発の(大幅な)の入れ替え、④システム変更、⑤現状のまま我慢等が考えられるが、そろそろ⑤の時期は終わりにした方が良いと思う。今の監督はトップチームの監督としての実績がないようなので、チームが低迷したときの「引き出し」に乏しいのではないか。去年の監督交代を見ると、早めの交代が功を奏した事例が多い。タイミングは難しいかもしれないが、対策が後手に回ってJ2に落ちていくよりも、仮に拙速と批判されたとしても、早めに手を打った方が良いと思う。GWの3試合で勝ち点4以上が取れない(特に甲府に敗れる)ようだと、大胆な手を打つ必要があると思う。少なくとも、次の監督の検討を始める時期には来ていると思う。