オーレ 大宮アルディージャ

大宮アルディージャについて、ホーム+近場のアウェイ観戦の感想を中心に綴っていきます

2007年ナビスコカップ予選横浜FM戦

2007-04-11 23:53:27 | Weblog
【4月11日 大宮対横浜FM 1対1の引き分け】

【天気】
 今日の天気が悪いだなんて知らなかった。朝は晴れていたのに・・・。折り畳み傘は持っていたけど、ポンチョを忘れ、ちょっと後悔。北浦和から駒場までの道すがら、『こういう日のお約束として、「天気が悪かったけど、試合内容も悪かった」、「試合内容もお寒かった」等のコメントが思い浮かぶけど、そういうことは書きたくないな』と思っていたけど、「試合内容もとても寒かった」というのが感想。

【志向】
 早い時間に1点とって、その後、どういう展開を志向するのか興味があったが、(今日の)チームに、「志向」という概念はないようだ。
 「相手に攻めさせてカウンター狙い」、「1対0でゲームをクローズさせる」、「カップ戦なので得失点差を考え、とにかく攻める」、「リーグ戦のことを考え、連携を熟成」等志向(テーマと言い換えた方が適切か?)するものがないように感じられた。

【お役所サッカー】
 お役所と特徴のひとつとして、「縦割り」というものがある。権限とか責任とかが明確になることが長所として挙げられ、連携しづらいという短所がある。(今日の)大宮のサッカーを見ていると、「僕は守備専用のボランチなので、攻撃には参加しません」、「僕はウイングバックなので、サイドに張り付いています」、「僕はポストプレイが仕事なので、敵のボール保持者にプレスはかけません」等、自分の役割に固執しすぎるのではないか。マイボールになってもサポートが足りず、相手に囲まれ、苦し紛れにロングボールを蹴るシーンが、いつもより更に、非常に多かった。

【田中輝和】
 公式戦でははじめて見たけど、ちょっとがっかり。ひょっとしたら西村(卓)を押しのけてレギュラーを奪取できるのかもと期待していたが、フィジカルが弱いし、判断が悪い。運動量を発揮していたと思えず、攻守ともにイマイチ。右のコーナーポスト付近の守備はSBの仕事だと思っていたけど、慶行がその付近まで下がって守備していた。早い時間のイエローカードもいただけない。今日の出来では、もう少しサテライトで鍛えた方が良いと思う。

【選手交代】
 今日の交代は、攻撃的の選手ばかり。「攻めろ」というメッセージと解せば、良いことだと思う。でも、若林は器用な選手ではないので、あの位置(主に左のウイングバック)においても機能しないと思う。あの時間の交代であれば、トップを1枚はがして、守備的な選手を入れる選択もあったのではないか。たしか、失点は、若林投入の数分後だったと思う。

【せっかくのライブなのに】
 (大宮の)ゴール裏から見ていて、後半はほとんど自陣に釘付けだったため、何をやっているのか分からず。ただ遠くの方で人間がごちゃごちゃしているのが見えるだけ。人数は少ないけど、こんな天気の悪い日に観戦に来た人間に対して、ホームの試合としてはとても失礼と感じる。横浜の選手の方が気合を感じた。