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カオスの世紀

カオスとは「混沌」、そしてこの21世紀に生きる自分の混沌とした日常を気ままに書き綴っていきます。

竹中三佳~「いつか、もういちど」

2007-10-03 | 音楽(JPop)
最近、立て続けに竹中三佳というアーティストのアルバムを購入した。
彼女は私が贔屓にしている劇団、演劇集団「キャラメルボックス」の芝居に楽曲を提供している。

キャラメルボックスの芝居でも、大好きな芝居クロノスはDVDを持っていて、繰り返し見ている傑作だ。

そんな芝居の中でとても印象的なシーンがある。大事な人を亡くした主人公はタイムマシーンを使って何度も彼女を救おうとする話だが、そんな彼の回想シーンで彼女との想い出が語られるシーン。それまで疾走するように流れる芝居の中で、ふと立ち止まるようにのどかになるシーンでかかる音楽に心奪われた。とてもピュアで印象に残る歌声だ。
とても気になっていたのだが、今年見た「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」でも、印象的な歌声がかかっていて、彼女の曲はサントラに収録されていた。

それで調べて見たら、そのシンガーは竹中三佳という女性のシンガーだった。クロノスの曲はピアノの弾き語りで歌われる曲で、とても美しい曲だった。
その曲を聴きたくて、彼女のCDを購入。
まずはアマゾンで「カレッジ・オブ・ザ・ウィンド」の初演版がDVDで出るという事でアマゾンで予約。その時に彼女のアルバムがあることを知り、即座に購入。タイトルは「風の忘れもの」。これがとてもいい曲ばかり。
ピュアで何かノスタルジックな感じのする歌声。
でも、あの「クロノス」の曲が聴きたくて、先日タワレコに行くと、そのタイトルのアルバムを発見。「BEST SELECTION」として、キャラメルボックスに提供した楽曲のベスト盤になっている。その中に「クロノス」で印象的なシーンで歌われた曲「いつか、もういちど」が入っていた。

そのピュアな歌声と歌詞に何故か涙が出てきた・・・

「もしも もういちど あなたの前に立てたら 心あたたかな何か 渡せるだろうか」

「クロノス」は死んでしまった大事な人を救う為に何度もタイムスリップをして彼女を助けようとする物語。
でも彼にとって、大事なのは彼女を救う事以外に無いのだが、でも彼女は彼に問い続ける「何故?自分を救おうとするの?」
「そんなの決まってるじゃないか!」

その思いを伝える為に自分を犠牲にする主人公。実はこの曲が彼の思いを代弁するような曲だった。

久しぶりにピュアな曲に出会った感じだ。もっと彼女の曲を聴きたいし、ぜひライブで聴きたいな・・・

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演劇集団キャラメルボックス カレッジ・オブ・ザ・ウィンド 1992年版

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