「不都合な真実」の中でも、世界各地の氷河が劇的に融解している事実が、過去との比較写真により、衝撃的に伝えられていた。
映画でもアル・ゴア氏が説明したが、氷河が溶けていく事はあらゆる危機的影響を地球上にもたらす。
今回、IPCC=気候変動に関する政府間パネルの分析によるヒマラヤ氷河の事態は世界でも最大の人口を抱えるアジア地域に甚大な影響をもたらす。世界最大規模の氷河地帯でもある、ヒマラヤの氷河がアジア諸国にもたらしている恩恵は大きい。特に水源としての存在は大きく、世界的大河である、インダス河、ガンジス河、揚子江など多くの河川の水源であり、その地域に住む人口は実に7億5千万人を数える。
IPCCは今更ながら、この地球温暖化が人為的なものであると結論付けたが、その人為的な地球温暖化により、気温の上昇が各地の氷河の融解につながっている。
まずはこれにより、ヒマラヤ氷河から大量の水が流れ込む事で、大洪水がアジア中の大河周囲の都市に襲いかかる。
アジアの地域では治水がまだまだ遅れている為、洪水をコントロール出来ず、また大規模なヒマラヤ水系では人為的に治水するにも限界があるのではないだろうか。
この状態が続くと、豊富なヒマラヤ水系が枯渇していき、今度は危機的な水不足が人々を襲う。直接的に水不足を受けるアジア地域に加え、この地域からの様々な穀物等の恩恵を受けている食糧輸入国が2次的な影響を受ける。つまり、我が日本などがその筆頭だろう。
それに加え、氷河は世界の気候のコントロールも司っている。氷河による冷凍効果がそれが消える事により失われる事は温暖化に一層拍車を掛ける事になる。地球温暖化による危機的状況を今世紀末と当初予測していたのが、加速度的に前倒しになってきている。2050年には世界中で危機的な状況が起きると今回のIPCCでは報告され、しかし、ゴア氏は「不都合な真実」ではもっと加速的になると警鐘していた。
今、我が家には妹が産んだかわいい赤ちゃんがいる。あどけなく、もろい存在。
我が家ではみんなでこの小さな命を守り育てている。
しかし、彼が私とほぼ同じ年になるときに、地球温暖化に地球規模で何の取り組みもなされたかったら、恐らく彼は恐ろしい世界で生きる事になるかもしれない・・・
もっとこの「不都合な真実」を、積極的に知る事、知らせる努力を払うべきだろう。政府は環境問題にもっと最優先に取り組む必要がある。英国では、この環境問題を気候安保と言う表現で国家安全保障の最重要課題として取り組む姿勢を見せている。日本は環境への取り組みに対しては進んだ技術を持っている。しかし残念ながら政府の取り組みはまだ一流とは言えない。そして、国民の意識もそうではないだろうか。
これから私のブログでは地球温暖化というカテゴリーを儲けて、継続的に取り上げるテーマとしていきたい。
映画でもアル・ゴア氏が説明したが、氷河が溶けていく事はあらゆる危機的影響を地球上にもたらす。
今回、IPCC=気候変動に関する政府間パネルの分析によるヒマラヤ氷河の事態は世界でも最大の人口を抱えるアジア地域に甚大な影響をもたらす。世界最大規模の氷河地帯でもある、ヒマラヤの氷河がアジア諸国にもたらしている恩恵は大きい。特に水源としての存在は大きく、世界的大河である、インダス河、ガンジス河、揚子江など多くの河川の水源であり、その地域に住む人口は実に7億5千万人を数える。
IPCCは今更ながら、この地球温暖化が人為的なものであると結論付けたが、その人為的な地球温暖化により、気温の上昇が各地の氷河の融解につながっている。
まずはこれにより、ヒマラヤ氷河から大量の水が流れ込む事で、大洪水がアジア中の大河周囲の都市に襲いかかる。
アジアの地域では治水がまだまだ遅れている為、洪水をコントロール出来ず、また大規模なヒマラヤ水系では人為的に治水するにも限界があるのではないだろうか。
この状態が続くと、豊富なヒマラヤ水系が枯渇していき、今度は危機的な水不足が人々を襲う。直接的に水不足を受けるアジア地域に加え、この地域からの様々な穀物等の恩恵を受けている食糧輸入国が2次的な影響を受ける。つまり、我が日本などがその筆頭だろう。
それに加え、氷河は世界の気候のコントロールも司っている。氷河による冷凍効果がそれが消える事により失われる事は温暖化に一層拍車を掛ける事になる。地球温暖化による危機的状況を今世紀末と当初予測していたのが、加速度的に前倒しになってきている。2050年には世界中で危機的な状況が起きると今回のIPCCでは報告され、しかし、ゴア氏は「不都合な真実」ではもっと加速的になると警鐘していた。
今、我が家には妹が産んだかわいい赤ちゃんがいる。あどけなく、もろい存在。
我が家ではみんなでこの小さな命を守り育てている。
しかし、彼が私とほぼ同じ年になるときに、地球温暖化に地球規模で何の取り組みもなされたかったら、恐らく彼は恐ろしい世界で生きる事になるかもしれない・・・
もっとこの「不都合な真実」を、積極的に知る事、知らせる努力を払うべきだろう。政府は環境問題にもっと最優先に取り組む必要がある。英国では、この環境問題を気候安保と言う表現で国家安全保障の最重要課題として取り組む姿勢を見せている。日本は環境への取り組みに対しては進んだ技術を持っている。しかし残念ながら政府の取り組みはまだ一流とは言えない。そして、国民の意識もそうではないだろうか。
これから私のブログでは地球温暖化というカテゴリーを儲けて、継続的に取り上げるテーマとしていきたい。
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