よろず戯言

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シーフードヌードル ほぼイカ&イカ

2021-03-23 18:12:25 | グルメ

 

昨年末だったと思う。

まーた日清がへんちくりんなCMを流し始めた。

カップヌードルの定番商品のひとつ、シーフードヌードルのCMだ。

幼い頃に聴いたことのある懐かしいアイドルの曲、早見優さんの楽曲が流れ、

その曲のリズムに合わせて、シンプルなアニメーションで巨大なイカが、

長い触手で手足の生えたシーフードヌードル達を次々と一刀両断していく。

 

シーフードヌードルのCMといえば、昨年の夏に流れていたものにも唖然とした。

むさ苦しいおっさん二人が、とっ散らかった部屋でヘンテコダンス。

脇では無愛想なガキが暴れ、全身タイツの男が乱入したりと情報渋滞が甚だしい。

外出自粛で海水浴に行けず、「部屋の雰囲気を海に」ってコンセプトは解るが、

初見のインパクトと画面に表示される情報量の多さ、意味不明でワケが解らな過ぎた。

昨今の日清のCMは、シュールという範疇を超えている。

 

そんなシーフードヌードルのCM、

アニメーションの巨大なイカと、真っ二つにされゆくシーフードヌードル達もだが、

中毒性があるのが、なんといっても早見優さんの曲。

’80年代のヒット曲、“夏色ナンシー”。

「♪イカかな~? YES! イカじゃな~い YES!」と、

アニメーションがそのリズムに合わせて動くものだから、見入ってしまう。

オリジナルとは歌詞が置き換えられ、替え歌にされているのだが、

実際にご本人が歌われたそうだ。

 

そんなご本人もCMラストに登場。

御歳54にして、あの美貌は凄い。

子供ながらに綺麗なおねえさんだなあ・・・って思っていたが、歳を重ねてもやっぱりお美しい。

そんな早見優さんが、無表情のまま、ものすごい勢いでシーフードヌードルをすする。

これ咀嚼してねえだろ!ってくらいに勢いよくすすりまくる。

こんな速くカップラーメンすするひと、ジャッキー・チェン以来だ。

ジャッキー・チェンも日清のカップ麺のCMだったよな確か。

 

シーフードヌードルには具材として、イカとカニカマっぽい かまぼこが入っていた。

そのイカとは別に、イカを模した新しい具材が投入され、プチリニューアルされた。

“ほぼイカ”と呼ばれる、その新しい具材をアピールするために、

今回のこのCMが作られたようではあるが、

肝心のほぼイカ情報、しっかりCM中にアピールされているにも関わらず、

別の意味で見入ってしまって、数回観た程度では、それが頭に入らなかった。

 

 

店頭で実際にリニューアルされたシーフードヌードルのパッケージを見て、

ようやっとCMの意味を理解する。

いや、あのアニメに意味なんてあったのかどうか解らないが、

とりあえず、「♪イカかな~? YES! イカじゃな~い YES!」

の替え歌の意味だけは理解できた。

 

しかし、このCMのせいで、夏色ナンシーのオリジナルの歌詞の、

“イカ”の部分が何だったのか思い出せなくなってしまった。

ググって思い出した、そうそう“恋”だった。

♪恋かな~? YES! 恋じゃな~い YES!だ。

 

 

 

“ほぼイカ&イカ、2種になって味わいW!!”と書かれている。

なるほど、イカそっくりの具が追加されたってわけか~。

廉売されていたし、“ほぼイカ”に興味もあったので即購入した。

見せてもらおうか、“ほぼイカ”が如何にイカらしいかを!

かつて、“ほぼ”シリーズには、ことごとく がっかりさせられたからね。

 

 

向かって右が従来から入っていた本物のイカ、左が新具材の“ほぼイカ”。

 

さっそく食べてみる。

まずフタを開けてかやくを確認。

なるほど、従来のイカに混ざって、それらしきものが追加されている。

本物のイカと比べ、色はくすんでいるが、

形や大きさが不揃いのイカと比べると、大きさも形もきれいにそろっていて、

明らかにそれが天然素材ではなく、加工品なんだなと判る。

 

不知火舞さんを置いて3分待つ。

 

お湯を注いで3分待つ。

お湯で戻った姿も、やはりきれいにそろっている。

が、乾燥していたときと比べると、質感は本物のイカに近くなった感じ。

まず単独で食べてみる。

あまりに薄くて小さいため、イカか?と訊かれると微妙ではあるが、

まあ・・・イカかもしれない。というレベル。

だが、本物を食べたときに、こちらも小さいながら、

あっ!これはイカだわ!ってなった。

風味はもちろん、やっぱり食感、歯ごたえからしてまったく違うのだ。

 

 

お湯で戻った状態の具材。

右が本物のイカ、左が“ほぼイカ”。 

 

しかしながら、あくまでもイカでなく、“ほぼイカ”として、

また、本物のイカに代わって投入されたわけでなく、

本物と一緒にダブルで投入された新たな具材として、

これはこれで充分アリだと思った。

シーフードヌードル自体は変わらず美味かった。

 

 

3月現在、もう普通のパッケージに戻っているが、

新具材の“ほぼイカ”はしっかり入っているのでご安心を。

 

ただ、“ほぼイカ”が加わったことで、

シーフードヌードル自体が、劇的に美味くなったとか、

新しく生まれ変わったとか、そこまでは感じられない。

日清が発表している、この“ほぼイカ”投入のコンセプトにも、

しょうゆ味に入っている人気具材、“謎肉”のような存在を、

シーフードヌードルにも設けたかったとのことなので、

そういった意味では、商品の売上増のテコ入れにもなって、いい起爆剤だったと思う。

 

 

BIGシーフードには、ほぼイカは確認されなかった。

ミニはどうだろう?

 

カップヌードルのレギュラー三種、

しょうゆ,カレー,シーフード。

今も昔も、自分はダントツでシーフードが好き。

前に出た、ミルクシーフードと、

抹茶仕立てのシーフードはいただけなかったけどね・・・。

 

スマブラforと、スマブラスペシャルのステージ、ペーパーマリオでは、

海ステージで背景に巨大ゲッソーが現れることが。

さながらCMのイカの雰囲気そのものだけど、コイツはプレイヤーに直接攻撃はしてこず、

ステージになっている船を揺らしてくる。

 

イカといえば、やっぱりスプラトゥーンのインクリング。

キャラクターデザインは好きだけど、このゲーム自体は苦手。

画像はスプラトゥーンではなく、スマブラスペシャル。

 

スーパーマリオブラザーズで登場した、元祖ゲッソーさんも忘れてはいけない。

2-2でファイアマリオじゃなかったときの難易度の高さよ。

 

マリオカートでは、マリオカートWiiからアイテムとして登場したゲッソー。

ラストにこれを引くとがっかりさせられる。

多くのプレイヤーから、“要らないアイテム”される厄介者。

 

ゲッソーを使われると、画面に墨が吐かれ視界が悪くなる。

コースアウトしてしまったり、避けれるバナナを踏んでしまったりと、

思わぬハプニングを招くので、雷雲やPOWブロックなど含め、

ゲームとしてはこういうアイテムがあった方が面白いと思うんだけどね。

純粋にテクニックと駆け引きだけでレースがしたいような、ガチ勢にはそれが解らんのです。

 

ドラクエⅩ、釣りでゲットできる、イカ。

単に“イカ”でなく、コウイカとかモンゴウイカとか、スルメイカとか、

もっとバリエーションを出すべきだった。

 



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