よろず戯言

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スーパー野田ゲーPARTY

2021-05-12 21:10:45 | ホビー

 

お笑いコンビ、マヂカルラブリー。

昨年M-1グランプリで優勝を果たした旬のコンビ。

そのボケ担当の野田クリスタル。

ゲーム好きが高じて、独学でゲームプログラミングを学び、

彼の独特の感性で、くだらなくもおもしろいゲームを多数生み出した。

 

そのゲームを実況プレイするというネタで。昨年はR-1グランプリで優勝した。

そんな彼のくだらないゲームの数々が、ニンテンドースイッチで販売されることが決定。

配信限定で価格は1,000円ポッキリ!

この安さならば買っても後悔しないだろう。

素人のファミコンクォリティのゲーム、そんな容量もないだろうし、

配信限定であってもドラクエⅩのときみたく苦労しないだろう。

もう配信前からわくわくが止まらない。

 

 

芸人がタイトルに入って売り出されるゲーム、

実際、本人が開発に関わっている・いないに関わらず、

たけしの挑戦状,さんまの名探偵,ラサール石井のチャイルズクエスト

ファミコン時代からいくつかあったが、どれもクソゲーとレッテルを貼られてしまっている。

野田クリスタルの自作ゲーム、通称、“野田ゲー”。

彼のゲームも、クソゲー臭がプンプンするが、そのくだらなさもまた一興。

 

 

配信日当日、すぐに購入してダウンロード開始した。

・・・が、い・・1.3GBだと!?

あんな粗悪なグラフィック、簡素なゲーム内容なのに、こんな容量要るの!?

16種類ものゲームが詰まっているとはいえ、1ギガ超えは想定していなかった。

ダウンロードは半日以上かかった・・・。

 

さっそくプレイ。

16種のゲーム、まずはテレビで観たものからプレイすることに。

R-1のネタでも披露していた、桃鉄から。

桃鉄といっても、ハドソン(現在はコナミ)の桃太郎電鉄ではない。

“太ももが鉄のように硬い男 てつじ”、略して“桃鉄”だ。

 

本家の桃鉄よろしく、“令和も!平成も!昭和も!”とサブタイトルまで付けられている。

 

これが激ムズ!

アクションシューティングとでもいうべきか、

テレビで観たとおり、操作キャラクター、てつじの太もも部分で、

敵が撃ってくる弾をはじき返しながら進む、いわゆるベルトスクロールアクションなのだが、

序盤から敵がわらわらと出てきて、弾も上下で打ってくる。

なかには弾がジグザグに飛んでくるものも。

それに瞬時に対応し、しゃがむなどして太ももに弾を合わせなければならない。

 

一応ゲームスタート前にプロローグが長々と語られるけれど、多くの人は飛ばしているんだろうな。

 

すねや腹で弾を受けてしまうと即ゲームオーバー。

体力ゲージがあるけれど、一発でそれが消えるので意味がない。

残機も一機しかないときた。

ひと画面進むのが精いっぱい。

これはダメだ・・・昔、グリーンベレーや魂斗羅をプレイしまくった自分も早々にさじを投げた。

 

ファイナルファイトみたく体力ゲージは在るものの・・・。

 

敵の弾一発でゲージまるごと持ってかれるので意味がない。

 

続いて、これまたテレビで披露していたゲーム。

“スーパーブロックくずして”。

お笑い芸人、デッカチャンが自機のパズル・・・いやアクションゲーム?

アルカノイドというか、いわゆるブロックくずしのゲームなんだけど、

ブロックくずし自体、コンピューターが勝手に進めていて、

デッカチャンを操作して、ブロックを崩しているその弾をひたすら避け続けるという、

シュール極まりないゲーム。

テレビで観ながら爆笑した。

 

デッカチャンって今も活動しているのかな?

 

それを実際にプレイ。

レベルが低いうちはいいけれど、レベルが上がってくうち、

どんどん弾のスピードが速くなる。

それに最初はブロックも平坦で、単純に跳ね返ってきていた弾が、

ブロックの壊れ方がいびつになってくると、

弾がブロックの内部で複雑に反射して、その動きが予測しにくくなる。

 

ふっつちゃんモードでもクリアできない。

 

いちおう残機が3機あるものの、

一度弾に当たると、自機のデッカチャンの顔がひと周りデカくなる。

もう一度当たるとさらにもうひと回りデカくなる。

つまりミスすればするほど、弾を避けにくくなる。

しかもミス後の無敵時間が皆無ときた。

レベルが高くなってミスると、もう連続でミスしてしまい、

ワンミスが連続ミスになってしまって、そのままゲームオーバーに。

 

 

ミスするごと、デッカチャン本人のボイスで、

「デッカチャンだよ。」とつぶやく。

これだけでもう笑いが止まらない。

ゲームオーバーで、「へったちゃんだよ」

 

 

デッカチャンってお笑い芸人、10年以上前だろうか?

過去一度だけテレビで観たが、小太鼓を叩きながら、

何かヒロシ的な自虐ネタを披露していたが、まったく面白いとは思えなかった。

それ以来、このゲームで観たが、爆笑させられた。

デッカチャン的には不本意だろうが・・・。

 

このゲーム、発売前に急遽追加されたとか。

 

次いで、これもまたテレビで観たゲーム。

“つり革”。

揺れる電車内で、つり革に掴まらずに耐えるというゲーム。

つり革の揺れ具合を見ながら、左右の揺れを判断し、

揺れているのとは逆方向にスティックを倒して、バランスを保つ。

ただただ単純なゲームだけど、これがハマる。

 

 

一応つり革にもつかまれ、転倒を防止できるのだが、

つかんだつり革はそのまま失われてしまう。

すべてのつり革がなくなると、揺れが判断できなくなるので、

最低ひとつは残しておかなきゃならない。

2Pプレイだと、これがなかなか楽しい。

ゲラゲラ笑いながらのプレイになる。

 

 

リアルの電車でこういうことやってる小学生が居たな。

田舎のローカル路線の空いている電車内だといいが、

山手線とか都心部の電車じゃ、まず無理だろう。

というか大の大人がこんなことやってたら、ひんしゅく買うよな。

 

電車の床、どんだけ滑るんだよ。

 

 

次いで、これもテレビで紹介されていたゲーム。

“ボタン遠すぎじゃない!?早押しクイズ”。

2人で競い、迷路の中心にあるボタンを目指す早押しクイズ。

問題は画面下部にスクロールで出題されるが、

迷路に夢中になるあまり、問題を見逃してしまうことも。

問題は30秒ごとに変わるので、ボタンを押す直前に出題が変わってしまって、

答えが判らなくなることも。

 

迷路が圧倒的に不利なときもあり、ある種 運ゲー。

 

 

 

どう見ても、ちびまる子ちゃんの丸尾くん。

 

問題をじっくり見ていると、相手に先にボタンを押されてしまう。

迷路を瞬時にクリアする能力と、問題を素早く読み取る動体視力も要される。

レベルが上がるごとに、迷路は複雑化し、

問題のスクロールスピードも尋常じゃないくらいにアップする。

こんなん読めるの、ボクサーかクレー射撃の選手だろ!ってツッコミたくなる。

対COM戦はストレス溜まるが、対人戦だと笑える。

 

 

これもテレビで観たゲーム。

“次おります早押しバス”。

路線バスが舞台のゲーム。

ヒロインが降りたいと訴えるバス停、そのアナウンスが流れたら、

他の客よりも先に、おりますボタンを押すという単純なもの。

 

真ん中の南米っぽいノースリーブのオバハンがヒロイン。

名前は、“プリンセス・ジュン子・マドモアゼル”。

日系人かな?

 

 

このCOMの「プギャー!」状態のメガネがムカつく。

それにしても 0.01秒差って・・・。

 

ただ、これまた厄介なのが、

まぎらわしいバス停がアナウンスされるということ。

画面下部に運転手のアナウンスが流れるのだが、

音声でなく文字が横に高速スクロールする。

まぎらわしいバス停名で間違えてボタンを押してしまえば、その時点でゲームオーバー。

じっくり見ていたら、COMに先を越されてしまい、ゲームオーバー。

レベルが上がると、バス停アナウンスのスクロールスピードも、

バス停名のまぎらわしさも、COMの反応も速くなる。

なので対人戦向き。

 

 

“凄六”。

すごろく。

二人で対戦し、サイコロを振って先にゴールを目指す単純なもの。

だが、このすごろく、マスが一兆マスもある!

また、順番なんてなく、どんどんサイコロを振ってどんどん進める。

途中、ふつうのすごろく同様、止まったマスによって、

「**マス進む」とか、「**マス戻る」とか、発生し、カードが手に入ることも。

一度に何枚でも使用できるカードを駆使して、

相手を足止めしたり、サイコロを増やしたりして先へ進むのだが・・・。

 

 

このサイコロ、たとえばサイコロ+6なんてカードを使うと、

桃鉄の進行形カードの方式で、サイコロ6個の出目の合計進むのかと思ったら、

サイコロ6個で、その数字の並びのまま6ケタの数字進めてしまう。

たとえば、4,5,1,3,2,6、となると、桃鉄だと21マス進める。

だが、凄六だと、451,326マス進める。

一度に何枚も使えるから、サイコロ+6とサイコロ+6なんて使用すれば、

それだけで12ケタ進めるようになる!

12ケタで一千億のケタなので、運が良ければそれ2回で上がることも可能。

 

合計12ケタになるようにカードを使わないと意味がない。

 

3億くらい進もうが後退しようが、なんともない。

 

相手がリーチの状態で、ふりだしに戻されることも・・・。

COMが桃鉄のさくま並みにチート。

  

 

だが、そうはいかないのがこの凄六。

カードを失うマスがあったり、相手のカードを全消ししたり、

ストップできる妨害系のカードがあり、

12ケタになるまで貯めていた進行形カードを全消しされたり、

数千億進んでるうちにストップさせられたりと、なかなか思うようにいかない。

また、ふりだしに戻るマスなんてのに高確率で止まってしまうこともあるため、

COMに勝つのはテクニックのみならず、運も必要になってくる。

そのCOMが桃鉄のさくま並みにチートだから勝つのが本当に難しい。

思わずムキになってしまうゲームだ。

 

元の十二支さんたち。

影が薄い。

 

“新・干支レース”。

新しい干支を作るとかなんとか。

動物たちがレースして順位を競い、それによって十二支が決まったという逸話から、

新たな干支でトップを目指すべく疾走する、

高速横スクロールのレース・・いや、アクションゲーム。

 

 

元の干支たちは、“**先輩”という表記に。

※イヌ,ウサギをのぞく。

 

イヌだけで十数匹いる。

誰かのペット写真だ。

 

ネコも大量に居る。

これまた誰かのペット達。

前回ネズミに騙されて十二支になりそびれた、その恨みを晴らすのだ。

 

純粋なネズミではないが、誰かのペットであろう、ハムスターが居たり、

 

ブンチョウやインコが居たり、

 

ベルツノガエルが居たり、

 

ヒョモントカゲモドキが居たり、

 

アホロートルがいたり・・・。

哺乳類,鳥類,爬虫類,両生類が居るのに、魚類が居ないなんて・・・!

魚のペット画像、誰も提供しなかったのか・・・?

金魚やニシキゴイ辺り居て欲しかった。

 

動物には個体差があり、体が小さいものはスピードアップはしやすいものの、

他の動物や障害物に当たり負けしてしまい、弾かれてしまう。

体が大きいものは、当たり負けせず、他を弾き飛ばせるものの、

ジャンプ力がなかったり、アイテムでのスピードアップ効果が乏しかったりする。

正直、個体差うんぬんより、出走エントリーの組み合わせの運要素が強い。

猫や犬が無難だが、そつなくアイテムをゲットできれば、

鈍重なカメでもじゅうぶん勝てたりする。

対戦できないのが惜しい。 

 

カメでもウサギに勝てるのだ。

 

コンピューターの出走エントリーはランダムだが、

元のキャラ数が多いので、イヌだらけ、ネコだらけになることが多々。

 

 

 

“マシュマロいくら焼けるかな”

マシュマロを刺した棒を手に、暖炉で焼く。

相手よりも先に焼きあげたら勝ち。

暖炉の前でおばあさんがうたた寝中。

おばあさんに見つからないように、焼かなければならない。

 

じじいがヒロインとは、これいかに?

 

ババア、どこで寝てるんだよ・・・。

 

 

このおばあさんが厄介で、まあ頻繁に目を覚まし起き上がる。

こんな寝る起き上がる繰り返すの病気だろ!

一応、起き上がる途中や、起き上がっていても、背を向けていれば見つからない。

寝てる状態のみならず、そんなときでもマシュマロを焼かなければCOMには勝てない。

だが、おばあさんのグラフィックが粗く、そのうえ動作も粗くて先が読みづらいため、

どこまでがセーフで、どこからがアウトなのか判りづらい。

これも対人戦向け。

 

 

“頼むぜ!!ボルダリング姉さん”。

体力を維持しながら、ボルダリングする姉さんをゴールまで導くゲーム。

体力を維持するには、ボルダリングの途中にあるフルーツを食べさせながら進む。

体力がゼロになると、その場でゲームオーバー。

フルーツを見つけ次第食べてゆけば、ゴールすることは可能だが、

タイムが遅いとクリアしてもスコアは得られない。

 

上に登っていくのだと思ったら、まさかの横スクロールだった。

左のゴールを目指してゆく。

 

フルーツを食べるときは止まらなきゃならず、そのぶんタイムロスする。

体力がゼロにならないように、食べるフルーツ、スルーするフルーツを、

うまく見極めながら進まなければならない。

レモンが大きくスピードアップするので、

等間隔でレモンだけを食べながら進むと良い感じ。

ただし、フルーツの配置はランダムなので、運要素が強い。

 

 

 

谷間がセクシー。

 

対人戦だと体力ゲージはなく、純粋に先にゴールした方が勝ち。

だが、画面分割でないため、先に進んだ側が画面から見切れてしまい、

フルーツが見つけられず、食べられなくなってしまう。

ゴール直前までは、後から進む方が有利という、なんともいえない仕様。

 

明らかにドラゴンクエストのスライムを意識している。

  

“オニオンクエスト”。

明らかにドラゴンクエストのスライムをモチーフとしたであろうタイトル。

そのまま、スライムとして本物の玉ねぎが登場する。

平和な世で、魔王などラスボスが存在せず、

だけど勇者なので、とりあえず終わりのない旅をするという、

ただひたすらザコモンスターを倒しながらレベルアップしてゆく、

シュール極まりないロールプレイングゲーム。

 

勇者一家で4人パーティを組むのだが・・・

 

なぜかステータスは一家でひとつだけ。

 

ただし、最初のフィールドで、スライムとして登場する玉ねぎ以外、

こちらを一発で死に至らしめるモンスターばかり。

スライムばかりを倒しながら、本当にコツコツとレベルアップしなければ先には進めない。

一応、「にげる」コマンドで、どんな強敵からも逃げられるようではあるが、

やっぱり、そんな敵を倒せるようになってから先へと進みたい。

 

バトルも1ターンに1度しか行動できない。

どうやら4人で1キャラ、4人でひとつのステータス共有のよう。

 

なぜか女性顔のモンスターが多い。

これが妙なかわいさ。

 

レベルアップ以外にも、アイテムでステータスも上げられる。

今のところ、武器屋や防具屋などの存在は確認できていない。

というか、ゴールド・・所持金の概念がない。

 

スパイダーにはなんとか勝てるようにはなったが、

ナーガっぽいコイツにはまだまったく歯が立たない。

そしてまた、コイツも妙にかわいい。

 

ただ、メタルスライムも居なきゃ、元気玉もない。

単純なレベル上げを地味に延々と続ける必要がある。

とてつもない忍耐が要されるロールプレイングだ。

ラスボス不在で、果たしてエンディングがあるのかどうかも謎。

 

魅力的・・・?なギャル達が戦う。

 

“~GALS FIGHTER~ 応援”。

格闘ゲーム・・・と思いきや、格闘している二人はコンピューター。

プレイヤーは応援しているひとりの男。

闘いが有利になるよう、ひいきの格闘ギャルに、

ただひたすらアイテムを投げ入れるという、よく解らないゲーム。

 

ネーミングはどことなくストⅡ風なのが多数。

 

 

自転車といい、中華服といい、どうやら春麗ステージっぽい。

 

勝てない・・・。

 

これが本当によく解らない。

ボタン連打で、アイテムを投げ入れられるのだが、

メリケンサックやサプリなど、有利になるアイテムは応援キャラめがけて、

不利になるアイテムは、対戦相手めがけて、

きちんと投げ入れているつもりだが、これが効いているのか効いていないのか?

体力ゲージも大雑把で、まだゲージが残っていても負けたり。

COMに一度も勝てたことがない。

対人戦向けか?

 

 

 

“将棋Ⅱ”

将棋は知っているが、これは駒がむちゃくちゃ。

飛車とか桂馬とか、ふつうの将棋にある駒もあるのはあるのだが、

ほとんどの駒は、ワケの解らない絵柄で、どう進めるのかも判らない。

カーソルで進む駒を選択して、表示される進めるマスを選ぶのだが、

一度選択するとキャンセルはできない。

 

駒が意味不明。

 

負けるまで、お互いにどれが王なのか判らない。

スリル満点だ。

 

 

相手の駒をどんどん獲ってゆき、最終的に王を獲れば勝ち。

これはふつうの将棋と同じだが、問題はどれが王なのか判らないこと。

対局の都度 王は変わるため、どちらかが敗北するまで、

自分も相手も、お互いどれが王なのか判らない。

相手の陣地に攻め込んでも、それが王だと即座にやられてしまう可能性もある。

完全に運任せのゲーム。

これなら ひふみんにも羽生にも藤井聡太にも勝てるかもしれない。

 

運が悪いと、たった2手で負けることも。

 

 

このゲーム、王を獲る以外に もうひとつ勝利条件があり、

それが、対局相手の体力をゼロにすることだ。

最初意味が解らなかったが、COMがやっていてやっと判った。

駒を進めて、対局画面に表示されている、

相手の棋士の上へ駒を置けば、体力(ハート)をひとつ減らせる。

実はこの将棋Ⅱ、画面外へも駒を進められる。

画面外に出ると、駒はなくなってしまうのだが、

相手棋士に合わせると、駒は失われど体力が減らせてしまうのだ。

これまたシュール極まりないが、対人戦だと盛り上がるかも。

 

 

“音声衰弱”。

同じ絵柄を合わせてカードを消してゆくゲーム、神経衰弱。

それの音声バージョン。

タイトルだけで、おおよそルールが予想できたゲーム。

カードをめくると、絵柄は出ず、ボイスが流れる。

ほとんどが野田クリスタル本人のものだが、中には他のひとの声も。

 

ショボイゲームの寄せ集めなのに、

1ギガ以上も容量が有るのは、このゲームの多数のボイスのせい?

 

レベル2くらいまでは余裕だが・・・。

 

これがなかなか難しい。

絵柄だと脳内で場所を保存・記憶しやすいが、音声になるとこれが難しい。

ひとりプレイだと制限時間内にすべてのカードを消さなければならない。

ステージが進むにつれ、カードの数が増えてゆくため、

手こずっているとすぐにタイムアップしてしまう。

余ったタイムは次ステージへ持ちこせるため、

序盤でどれだけタイムを温存できるかが長く進めるカギとなる。

対人戦では交互にカードをめくる。

ふつうの神経衰弱と同じで、獲ったカードの多い方が勝ち。

 

これはつまらなさ過ぎた。

 

“おたけさいこっちょーゲーム”。

クソつまらなかったゲームがこれ。

お笑い芸人、ジャングルポケットのおたけ。

彼の持ちギャグだろうか?

「おたけ、さい・・・」まで言いかけて、ポーズが止まる。

その後、そのポーズが「さいこっちょー!」なのか、

「さいてっちょー・・・。」なのかをただひたすらに当てるというもの。

伝説のクソゲー、マインドシーカー並みにつまらない。

 

 

 

 

ジャングルポケットのなかで、要らないメンバー扱いされているおたけだけど、

こないだコント見ていたら、なかなかの好演で見直した。

もしかしたらアンジャッシュ児島みたく、俳優で化ける可能性も・・・!?

 

姪っ子いわく、「さいこっちょー!」と「さいてっちょー・・・。」で、

微妙に手の位置が異なるとのことで、どんどん当てていた。

純粋な子ども目線だと、こういうのに気付けるものなんだなあ・・と感心した。

だが、その姪っ子も百発百中じゃあなかったので、それもどうだか判らない。

ひとりプレイだと外れるまでひたすら当て続けるだけのゲームだが、

対人戦だと10ポイント先取で早押し要素もあるので、それなりに盛り上がる。

 

そもそも麻雀のルールを知らなければプレイできなかった・・・。

 

“まあまあ あぶないじゃん”

面白い面白くない以前に、麻雀のルールを知らない自分はプレイできなかったゲーム。

雀卓の上で、野田クリスタルを操作し、

四方八方から飛んでくる、麻雀牌を避けつつ、

リーチした状態で、上がる?ことのできる牌が飛んできた場合、

それを弾くことでステージクリアできる。

 

 

 

ヤクザというか賭博というか、なんかそういうイメージが強いから、

麻雀と花札だけは覚えなかったな。

 

麻雀のルールをまったく知らないので、

並んだ牌のリーチの意味も解らず、どれが上がれる牌なのかなんて全く解らず、

ただひたすらに、麻雀牌を避けるだけのゲームとなった。

麻雀知ってるひとだと楽しめたのだろう。

 

二人のボイスもいちいち面白い。

 

ラストは、“世直しすゑひろがりず”。

これまた、芸人が登場するゲーム。

期待しないでプレイしたが、これがなかなかどうしてハマった。

がんばれゴエモン風の、アクションゲーム。

ステージを徘徊するモラルのないひとを改心させたり、

散乱するゴミを拾ったり、落ちているお金を交番へ届けたり、

お年寄りをお茶屋さんまでおぶったり、

そんな善行をして、ポイントを貯め、ボスを倒してステージを進んでいくという、

古き良きアクションゲーム。

 

 

ヒロインかわいいけれど、モラリストってとこが引っ掛かる。

 

ボス戦はなぜか、太鼓の達人のようなリズムゲーム。

「飲酒運転」「カンニング」など、

ボスが放ってくる悪行の言葉に合わせ、リズムよくボタンを押す。

タイミングが合わないとダメージを受けてしまう。

また、「試験勉強」「あいさつをする」など、たまに善行も放ってくる。

これにボタンを押してしまっても、ダメージを受けてしまう。

ライフがゼロになるとゲームオーバー。

 

この西からスタートする日本のマップも・・・

 

ステージ画面やステータス画面も、まんま がんばれゴエモンだ。

 

「みしま」と「なんじょう」の二人どちらかを選んでプレイ。

なんじょうは鼓での範囲攻撃、みしまは扇子での直線攻撃。

攻撃に連射の効くみしまの方が有利。

ひとりプレイだと、なんじょうは不利。

また、ふたりプレイだと協力する必要がある。

味方にも攻撃が当たってしまうので、なんじょうを使う場合は注意が必要。

 

ボス戦は相手の放つ言葉をテンポよく迎撃?する、太鼓の達人みたいなリズムゲーム。

ふたりプレイだと1Pと2Pが交互に、

ひとりプレイでも、みしま/なんじょうを交互に使用する。

「社内恋愛」なんて、果たして善行なのか?悪行なのか?

とっさに判断するのがむずかしいものが飛んでくることも。

 

途中でゲームオーバーになっても、

クリアしてエンディングを見ても、最後はこの画面。

 

全16ゲーム。

当たり外れというか、玉石混合のゲームだが、

1,000円という価格を考えれば、買ってよかったと思えるゲーム。

パーティゲームといえば、マリオパーティなんかがあるけれど、

複雑なルールなしで純粋に楽しめるこれはいい。

大半・・・というかほぼすべてバカゲーだけど、それがいい。

 

頭の黄色部分にクリスタルを投入。

 

すると口からカプセルが飛び出し・・・

 

ゲームをプレイしていると、ノダクリスタルなるものを獲得する。

これを100貯めるとガチャが1回引ける。

ゲーム内のキャラクターやイラスト、BGMやボイスなどが出てきて、

それをコレクションして楽しめるというもの。

こういったコレクション要素が好きなひとには楽しめるコンテンツ。

自分も大好きなので、100貯まればその都度引いている。

 

さまざまなコレクションアイテムがゲットできる。

 

集めたアイテムは自由に閲覧できる。

ボイスやBGMは自由に再生・視聴できる。

 

ただ、残念なことがひとつ。

「誰なんだよお前!」とツッコミたくなる、実写キャラがゲーム内に多数登場する。

野田クリスタル本人やお笑い芸人たちは問題ない。

どうみても素人、ふつうのおっさんや、微妙なおねいさん。

中には乳飲み子まで居る。

 

仕事スタッフや親戚、知人など、

当初、野田クリスタルの近辺のひとたちだろうと思っていたが、

どうやら本当にまったく関係のない素人たちのよう。

なんでもこのゲーム発売に際し、

クラウドファンディングで資金を募り、

多額の出資者には、ゲームに登場できる権利を付与したらしい。

うーん・・・野田氏の独特のタッチのキャラクター達が好きなのに、

これだけはいただけない。

 

このひとたちがコレクションにもわんさか登場するのでつまらない。

また、将棋Ⅱの駒に描かれている無数のイラスト。

これもまた、出資者たちが寄せたイラストが採用されている。

なのでタッチもバラバラ。

他にもタイトルデザイン,BGM,ゲーム背景のイラスト、

干支レースのペット写真など、これらも出資者のもの。

 

出資してもらったうえに、ゲーム素材まで提供してもらえ、

制作側としてはウハウハなのだろうし、

出資側も、その額を払ってでも自身の作品を使用してもらいたい!

ゲームに登場したい!

そう思っている、名を売りたいクリエイターや、ユーチューバー、

出しゃばり達が出資しているのだから、利害というかニーズが一致してウィンウィンではある。

野田氏のセンスを堪能したいと思っていた自分にゃ、これが無粋に思えて仕方ないのだ。

まあ、多くの人は気にならないのだろうけどね。

 

プレイしたての評価。

でっかいエビて・・・。

 

今現在の評価。

村上(たぶん相方)の残像て・・・。

 

あと、やっぱり ひとりで黙々とやるようなゲームでない。

オニオンクエストは別として、

友人や家族らと、対戦でゲラゲラ笑いながら、

このくだらなさを楽しむゲームだと思う。

価格も1,000円、ひとつふたつ捨てゲーあっても気にならない価格。

気になるひとはダウンロードすべし。

文章では伝えにくいが、想像を超えるくだらなさに吹くこと間違いなし。

 

 

※タツノオトシゴが魚類だった。

 

 



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