一鳥百喜 生き物達に出会って

自然大好き!!四季を通して生き物を観察しています、特に好きなもの鳥・蝶・花

今年もアカに会いに行ってきました。

2011年07月17日 11時08分12秒 | 夏鳥

少しばかり前になりますが、恒例のアカショウビンに会いに出掛けて来ました
出発は、土砂降り状態、地震による土砂崩れの交通規制もあり
心配をしながらのスタート
峠のトンネルを越えるとお天気は曇り、少し期待が出来るかも
最初のポイントに6時前に到着、早速沢の向こう側の斜面で鳴き声がする
同時に3ヶ所で鳴き声そして移動の声、飛翔も1羽確認
ただし、沢の向こう側へ渡るのは斜面が急過ぎて難しい、今後の課題
次の目的地へ向う、お馴染みさんも見当たらない、鳥屋さんも少ない・・・
その後、予定のポイントを廻るが声はするが姿は見えず、午後になりTさんと合流
情報交換、数ヶ所を見て廻るが思わしくない
翌日も早朝に行動開始するが声のみ、一度10m以内の所で鳴いたが姿確認出来ず
ブッポウソウ、サシバ、ホトトギス、オシドリを観察そしてオオルリの巣を発見、
邪魔をしない様に観察
嬉しい出会いがありました、繁殖活動に入ったチゴモズに会えました
求愛給餌も観察出来ました
本命には最後まで会えず
地震の影響で行けない場所もあり又々来年の宿題となる

繁殖活動にはいっていたブッポウソウ


偶然の出会い チゴモズ

厳しい現実

2011年07月16日 20時39分09秒 | 四季の鳥

毎年通っている森で(今年も3回行っている)、サンコウチョウの雛が孵ったとの連絡をその森の主Koさんより連絡を頂く
それもテイカカズラの蔓に作った巣、巣立ち前に・・・期待を込めて出掛ける
早朝、現地に着くと2組のカメラマンがスタンバイしていた、早速仲間に入れて頂く
待てど遠くで声はするが、巣に現れず・・・
何か変だ、何かあったのでは
昨日は、皆さん満足して帰ったとの事
9時頃にKiさんご夫婦がやって来る、久し振りの対面
一緒に巣を確認、その時今日初めてオスがやってきて巣の淵で中の様子を確認し
ふた声鳴いた・・・
情報に依ると、リス、カラス、ヘビ又はアライグマにヤラレたのではないか?との事
残念ながら、雛達を見ることも出来ず、厳しい現実を突きつけられた。
現地で生き物達を愛し、活動されている多くの仲間の人達がいることが慰めです
大切な自然環境、しっかりと護って行きたいと改めて思いました。
帰りに気分転換を兼ねて大久保田んぼへ寄り、セッカ、コヨシキリそしてヨシゴイを観察しました。

主が居なくなった巣、本当は可愛い雛が見れたのに・・・


コヨシキリは、狭い場所に入ったまま ヨシゴイが5~6羽盛んに活動してました

夏山山行

2011年07月10日 19時06分45秒 | 山歩き

久し振りに山仲間と奥秩父縦走(金峰山・瑞牆山)に行って来ました。
JR塩山駅よりタクシーで大弛峠へ、峠付近は最近の流行りの影響か道路が無法駐車状態
いい感じがしません・・・
流石に人気の有るコース山ガールも見かける、良いものです
朝日岳(2579m)に向ってスタート、最初から登り、久し振りには堪える
お天気が怪しい、ポツポツと雨が降り出す合羽を着て山頂を目指が、本格的な大粒の雨になる、ザックにカバーを掛け、雨具を着込む遠くで雷、やな感じ
頂上に到着するが霧で景色悪し残念。金峰山(2598m)へ向う、雨が上がり、青空も少し見える、時々空を気にしながら、山頂では大勢の人が雨を心配しながら急ぎの昼食、我々も又、雨が降り出してきたので五丈岩の下で急ぎ昼食、お天気さえ良ければ富士山、南アルプスや八ヶ岳が見えるのだが残念、一瞬だけこれから行く瑞牆山が見えた。
その後、雷が近くで鳴り始め、土砂降り状態、道に迷わぬよう先を急ぐ、景色も見る余裕もなく、雨でぐちゃぐちゃの靴、霧と雨で視界も悪く注意深く、一歩々
時々すれ違う人でホッとする、殆んど下り道、土砂降りで川のような状態もあり不安が続く、漸く大日岩に着く、予定ではテント泊の予定だがこの状況では、雨も強く、衣服も濡れているので急遽、大日小屋(避難小屋)に泊まることにする
これまた大変、利用者が殆んど居ないのか?敷物のゴザがボロボロ、毛布が沢山あるのでそれを敷き何とか歩きやすくする、外は雨が上がり明るい、照明が無いので早めに夕食の準備、楽しみに持ってきたお摘みとビールで乾杯そして夕食を済ます
濡れた物を所狭しと気休めで広げて置く
熊が出るというのでラジオをつけっぱなしにしておく
小さなローソクが沢山置いてあった、使わせて貰った、ありがたい一個で3時間位持ち
心強い見方になってくれた
床が凸凹や外が気になり中々寝付けなかった
今日の利用者は我々だけ心細い・・・
翌朝、4時前の薄くらい状態でコマドリの合唱で目が覚める
携帯に録音を撮ってみる、小屋の脇は沢が流れ深い渓谷、コマドリにとっていい環境

翌日は、雲ひとつない青空、瑞牆山に向って出発・・・
昨日の疲れもあり足取りが重い、無理をせず瑞牆山を横に見ながら早々に下山
いろんな教訓を受けた苦い山行でした。

五丈岩の大きな岩の陰で咲いていた イワウチワ


避難小屋の夜を見守ってくれた、温かい明かり


ずぶ濡れで逃げ込んだ避難小屋 大日小屋


大きな岩の上に一本だけ咲いていた トリアシショウマ?