地下から山へ
アルシャド ウッラ
日本語訳 加藤博美
地下から山へ 夢の梯子を使い 独りで
上ったり 下りたりしている私
心には この地上の世界が広がっている
此処 地上には 過去の記憶が 永遠に停止している
古代都市 バビロンの 空中庭園 その磨かれた壁面には
何千年か前に 誰か 一人の詩人が 刻んだ言葉が残る
命の詩 短い歌の断片
その中には 彼の心が 今も生きている
今も 詩人の命は 此処にある
命の詩 書かれた言葉の中に
一体 誰が この命を 残したのか
複数の壁 刻まれた歌の中に
詩人は 確かに 生きている
詩人の魂は 彼自身の中ではなく 詩の中に 生きている
私は 地上に 何千年の間 生きて 旅をして来た
万里の長城を通り メソポタミアの遺跡 バビロンの都を抜けて
ピラミッドの聳え立つ エジプトの街へ
過去は 一切 この辺りでは 過去ではない
彼らは 現在の地球上に立って 今も 会話を し続けているのだ
アルシャド ウッラ
日本語訳 加藤博美
地下から山へ 夢の梯子を使い 独りで
上ったり 下りたりしている私
心には この地上の世界が広がっている
此処 地上には 過去の記憶が 永遠に停止している
古代都市 バビロンの 空中庭園 その磨かれた壁面には
何千年か前に 誰か 一人の詩人が 刻んだ言葉が残る
命の詩 短い歌の断片
その中には 彼の心が 今も生きている
今も 詩人の命は 此処にある
命の詩 書かれた言葉の中に
一体 誰が この命を 残したのか
複数の壁 刻まれた歌の中に
詩人は 確かに 生きている
詩人の魂は 彼自身の中ではなく 詩の中に 生きている
私は 地上に 何千年の間 生きて 旅をして来た
万里の長城を通り メソポタミアの遺跡 バビロンの都を抜けて
ピラミッドの聳え立つ エジプトの街へ
過去は 一切 この辺りでは 過去ではない
彼らは 現在の地球上に立って 今も 会話を し続けているのだ
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