頼む時はテンションMAX、届いた時は、嬉しいのと同時にこれからの長い解体ショーのことを考えると途方にくれてテンションがダダ下がり、食べる時には再度テンションMAX、という感情のジェットコースターを体験できるのが、新鮮な魚介類のふるさと納税です。
昨年2016年11月27日にふるさとチョイスのコチラのページから注文、12月10日に届いたのが、岩手県陸前高田市の『魚屋大ちゃんにおまかせ 魚介類詰め合わせセット』です。
5000円以上の納税で頂けます。
ふるさとチョイスのHPによると、
「広田湾近海で水揚げされた旬の魚介類を詰め合わせ、産地直送でお届けします。店主の大ちゃんが厳選するので、鮮度抜群なのはもちろんのこと、陸前高田の地元で食される魚、ちょっと珍しい魚などを詰め合わせます。ご希望があれば、下処理も承ります。」とのことです。
発泡スチロールのパッケージには、陸前高田市ゆめ大使「たかたのゆめちゃん」のシールが貼ってあり、
開けると、陸前高田市のふるさと納税・御礼品カタログが入っていました。
その下には、一番下に氷、その上に大船渡産の「真だい」「うまづらはぎ」「そい」、気仙沼産の「かき生食用」が入っていました。
新鮮そのものの魚介類のセットに興奮しました。テンション上がってきたぞ
新聞紙の上に並べてみた図。
お魚は、目も鱗(うまづらはぎを除く)もキラキラに輝いていました。
(この写真は時間がたったので少し目が充血していますが)、最初は本当に目がキラキラに澄んで輝いていて吸い込まれそうな透明度で、このような澄んだ瞳の持ち主になりたいものだと思いました。
鱗には、アクアマリンのような美しい水色の斑点が散らばっていました。
きれいだなあ~。
下の写真↓は、上から「そい」、「うまづらはぎ」。
両方、初めて見る魚です。
並べてはみたものの、どうやって調理しよう…。
しばし固まった後、手を洗って、google検索。
新鮮なお魚なので、全てお刺身にすることにしました。
まずは、こちらのHPを参考に、「うまづらはぎ」から捌きました。
顔が草食系というか、のほほんとした馬面で可愛いです。
「かわはぎ」の仲間らしく、皮がシールみたいに、ぺりぺりぺりっ~と気持ちいいように剥けました。
そして、「かわはぎ」と同じく、肝も美味しいらしいので、クックパッドのこちらのページを参考に、肝醤油も作ってみました。
そいも鯛もネットで調べて捌きました。
以前、TH(夫)の会社の同僚のAさんから頂いた、貝印の小型のお魚用の包丁を使い、ウロコ取りがないので、包丁で全てウロコも落としつつ、
小骨を抜き、お刺身のサクのこの状態にすること約2時間
夜21時前に届き、生牡蠣の殻を開け、晩酌にたどり着く頃には、気付けば23時を過ぎていました。
美味しいものを食べるためには、とことん労を惜しまぬ私。
自分のマメさ加減にちょっぴり感動するやらあきれるやら。
いやあ、それにしても、孤独な闘いでした
2時間近く立ちっ放しで寂しいので、「うまづらはぎ」の皮をシールのようにむく時は、「うまづらはぎ役:いってーよ」「私:痛いよね~、ごめんよ~」、最後の鯛の時は「お待たせしました、いよいよ真打の鯛さん登場です」と、孤独に独り言を言いながら一人もくもくと作業をしていました。
ちょうどこの日は、仕事もなく、シュトーレン作りの合間の日で体力があったことと、TH(夫)が忘年会でいなかったという、これ以上ないベストなタイミングで本当に良かったです。
大ちゃんの送ってくれたタイミングの良さに感謝です
(残念ながら日付指定が出来ないので、いつ届くか分からないのがスリリングです)
これが仕事から疲れて帰ってきて、次の日も朝から仕事だったら、泣いてたことでしょう。
そして、お待ちかねの晩酌タイム
ちょうどこの状態の時にTH(夫)が帰ってきて、「一人で充実してるねぇ」と驚いていました。
上がそい、下がうまづらはぎ、添えてあるのは裏磐梯で買ってきた山塩です。
鯛はこの日は食べなかったのですが、そいもうまづらはぎも、後日食べた鯛も、どれも身がぷりぷりで甘くてとても美味しかったです。
こちらは、友人Mさんに頂いた小皿に入れた、うまづらはぎの肝醤油。
うまづらはぎをつけて食べるのはもちろん、これだけでも美味しかったです。
手間暇かけた甲斐がありました。
こちらの金継ぎ(私が割ってTHが継いだコラボ作品)のお皿に入っているのは、生牡蠣。
ものすごく新鮮だからなのか、専用の牡蠣ナイフを入れても貝柱が堅くて、なかなか開けることができませんでした。
生牡蠣も大きくてぷりぷりでした。
ああ、どれも旨し!!幸せなり。
TH(夫)が食べた生牡蠣から、真珠??がいくつも出てきました。
この度の発見。
時間は途方もなくかかるものの、いつの間にか、そこそこ上手にお魚を捌けるようになっていて、嬉しかったです。
三枚おろしにしてもほとんど骨に身が残らず、残ったあらは、次の日に牛蒡と大根とあら炊きにしましたが、「ごめんね、きれいに捌きすぎて。あら炊きにしてもほとんど身がなくて」状態でした。
あら炊きにするには、いいような悪いような…。
東京にいながらにして、新鮮でとても美味しい魚介類を頂くことが出来て有難かったです。
また確実に家にいて、気力と体力がありそうな時を狙って、お願いしたいと思います。
どうも有難うございました
魚屋大ちゃんにおまかせ!とれたて直送魚介セット|お手頃サイズ(村上食品店) |
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