お気に入りの円山フレンチ『モリエール』 《 札幌 in 北海道 》

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東京に戻る日（12/25）のランチは、円山公園近くにあるフレンチ『モリエール』に行きました。
2001年にTH（夫）のご両親に結婚のご挨拶に行った日の初ランチで連れて行っていただき、「今まで食べたフレンチの中で一番美味しい～」と感激したのが最初。私が会社を退職した時もお疲れ様会をしていただいたり、実家の母と一緒に札幌に行った際は、モエレ沼公園にある姉妹店『ランファン・キ・レーヴ』に連れて行っていただいたりと、何かと思い出＆思い入れのあるお店です。
そんな大好きな『モリエール』ですが、来店は実に3年以上ぶりでした。

本日いただいたのは、3,600円のランチコース。

1人1人カップとソーサーの色が違って面白いね、と話題にしていたカップに注がれたのは1品目の「牛蒡のスープ」。土の香りと牛蒡の味が濃厚で力強いです。やっぱりモリエールは美味しいよう

 

次は「冬に美味しい野菜の取り合わせ　生ハムとエルブの香り」という名前の野菜のお皿です。
モリエールで一番好きなのはこの野菜のお皿。色とりどりのお野菜の盛り付けも芸術的で、野菜自体も美味しいです。一番美味しい時期を狙って収穫されるという羊蹄山麓・真狩村産のお野菜達は、１つ１つ味が濃く、歯ごたえ香りともに素晴しいです。

 

お次は「真鱈のプレゼ　白菜のコンポート　赤ワインのエキスをソースに」という名前のお魚料理。
真っ黒な真鱈に、まっ白な白菜のコンポートのコントラストが印象的です。白菜は牛乳でコトコト煮込んだものだそうですが、細かくカットしてありとろけるような味でした。
白菜もこんな風にカットすると上品になるのだと発見。家でも作ってみようと最初にコンソメで煮た後、牛乳で煮たところ、牛乳が分離してモロモロ状態になりました。
どうやったらモリエールのようなコンポートができるのでしょうか。

お肉の前に、お口直しの「アールグレイとレモンのシャーベット」。砂糖控えめでレモンの酸味とアールグレーの香りが爽やかで美味しい～。
お口直しと言わずに、もっとたくさん食べたい味でした。

次は「真狩ハーブ豚のグリエ　北あかりのソテーと玉葱のロースト」というお肉料理。お肉がコシがあるというか身が締まっていて、ナイフでなかなか上手に切れませんでした。無理に切ろうとすると「ききーっ」という音が。ごめんなすってぃ。
シンプルな味付けですが、これも美味しかったです。

 

デセール。カカオ何％か忘れましたが濃厚なガトーショコラにジェラートにハーブ。
苦みばしった大人な味のお皿でした。

こちらは、義妹のＳちゃんが絶賛していたドイツ産有機無農薬の「葡萄ジュース」。赤と白の2種類あるのがワインのようでした。
芳醇な香りで確かに今まで飲んできた葡萄ジュースとの違いは歴然。TH（夫）は「この香り、何かに似てるんだよね。」とずっと何の香りだか考えていましたが、結局判明せず。
隣は木の形が浮き上がったバター。

 

店内はこんな感じです。外側の窓と内側の窓にスペースがあり、そこにお花が飾ってあります。お母さんは家を建てる際、ここの出窓にもちょっとしてみたかったのだとか。机の上にも素敵なグリーンがあり癒されます。

 

少し残念だったのが、若いスタッフが多いせいか、オーダーミスもあったり、若干ぎこちないというか堅苦しいというか、あまりこなれたサービスではない印象を受けたことです。
でも、やっぱりモリエールのお料理は大好きです。ボリュームはそんなに多くありませんが、最初から最後まで堪能しました。

食べている最中に、お母さんが「パパ幸せだね。札幌にいながらこんなに色々なお店に連れてきてもらえて。毎日楽しかったね。」とお父さんに言われましたが、毎回連れて来ていただいているのは私達の方で、そんな風に言って下さるお父さんとお母さんで、もっと幸せなのは私の方ですよ～と思ったのでした。

美味しいランチを満喫いたしました。ご馳走様でした。

新居にも泊まれて美味しいものもいっぱい食べて、楽しく充実していた3泊4日の札幌滞在もこの日で終了。夜の飛行機で東京に戻りました。

takapyonaの評価：★★★★★（５つ星）

＜お店データ＞
店名：モリエール
住所：札幌市中央区宮ヶ丘2丁目1-1 ラファイエット宮ヶ丘1F
電話：011-631-3155
定休日：水曜日
営業時間：ランチ11：30～14：00（L.O.） ディナー 17：30～20：00（L.O.）
URL：http://www.sapporo-moliere.com/index.html

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