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社用族御用達!?の平壌式冷麺と焼肉のお店で最後のランチ 《 ソウル in 韓国 》

2008年03月18日 | 韓国のレストラン・ホテル

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3泊4日の楽しかったソウル旅行もこの日で終了。いよいよ最後のランチです。

朝9:00頃に東大門の定食屋さんで「キムチチゲ」「ケジャン」「ケーランチム」というボリュームたっぷりの朝食を食べてお腹もこなれていないのに、既に11:50頃にはランチのお店に到着していました。なぜなら午後一で空港に向かわなければならないからです。

しかも、行ったお店は『又来屋(ウレオク)』という焼肉と冷麺のお店。お腹いっぱいと言いながらまだ食べるのか
ここは、2日前に私達を宮廷料理のお店に連れて行ってくれたお兄ちゃんが、焼肉(プルコギ)をよく食べに行くお店だそうです。〆の冷麺も美味しいのだとか。
ガイドブックにもお店情報が載っていて私達のホテルからも近いことが分かり、最後のランチはここにしました。

お店に入ると予約をしているかどうか1階で聞かれ、していないと答えたら2階席に案内されました。
建物の外観も内装も高級感が漂っていました。ソウルでは宮廷料理を除き、庶民的な定食屋さんや専門店で食べることが多かったので、韓国にもこんなお店もあったのかと思いました。

12:00を過ぎると高級そうなスーツに身を包んだビジネスマンが続々と入って来て、あっという間に満席になっていました。少し早めに来ていて良かったです。
ビジネスマンの中では、いたって普通のラフな服装の私達は浮いてなくもなかったです。

本日食べたのはこちらです。
●プルコギ 1人分25,000w×2人分=50,000w(≒5,300円、1w≒0.106円)
プルコギを頼むと、最初に野菜のおかず類が出てきました。サンチュ、エゴマの葉、青とうがらし、ネギのサラダ、水キムチ、キムチ、カクトゥギ、にんにく、味噌。

プルコギはお店の方が丁寧に焼いて下さいました。
お肉は、これで2人分(しかもお値段は5,000円ちょい)と思ってしまったほどの上品な量でした。
「胃が疲れ気味だから、これでちょうど良かったね。これなら食べきれるよ。」と言いながら食べ実際ちょうどいい量でしたが、普段ならこれだけでは絶対物足りなさそう。

牛肉と一緒に入っていたのは少量のエリンギの薄切りのみです。
他のプルコギのお店ではお肉以外に野菜が入ることが多いそうですが、こちらのお店ではお肉の味を存分に味わえるようにシンプルな具なのだそうです。野菜が入っていない分、量が少なく見えるのかな?
お肉はとても柔らかでした。最初から味がついています。日本のすき焼きに似ていると思いましたが、それよりは甘さも醤油味も控えめでした。

●平壌式冷麺=8,500w(≒901円、1w≒0.106円)
創業者が平壌(ピョンヤン)出身で本格的な平壌式冷麺が食べられるということで、こちらのお店は冷麺がとても有名なのだそうです。
そば粉とさつまいものでんぷん粉を使って作られる麺は、細めで柔らかく、するする入っていきます。
江原道(カンウォンド)産韓牛100%を24時間煮込んで作られるスープは見た目も味も澄んでいて、あっさりしていました。冷たいのであまり飲みすぎないでおこうと思いながら、酢やマスタードを追加するとまた味に変化が出て、ついたくさん飲んでしまいました。
ソウルで最後の食事を〆るにはもってこいの冷麺でした。

今回もお腹がぐるぐる状態で冷たいキムチ類を完食できませんでした。ごめんなさい。最終日の朝食と昼食はともに完食ならず「本日の完食シリーズ」が出来ませんでした。無念です。
こちらのHPを見ると、「おかずに関しては一般レストランのように大量に何種類も並ぶのではなく、数品かしこまって並べられるのみ。やはり、未だもって食料不足である北韓を思うお客様が多いので、韓国流の「残すのが礼儀」は、ここでは通用しないのかもしれない。なので、おかずは残さず食べましょう!」と書いてありました。申し訳ないことをしてしまいました。

お勘定は上記のお値段に税金(サービス料?)1.1%が加算され、全部で64,500w(≒6,837円)でした。
美味しかったのですが、やはり本物の国産牛を使った焼肉店は高いんだなぁ、という印象に終わりました。
私はB級グルメの方が好きかなぁ。

ところで、韓国で焼肉屋さんに行くと、冷麺は焼肉を食べた後でないと頼みづらい雰囲気がありますが、ここは(ランチに限ってかは不明)冷麺だけを頼んでいるお客さんもいました。冷麺だけの場合はキムチは出てきますが、野菜のおかず類は出ていないようでした。
冷麺だけでなく、昼間から豪勢にプルコギと焼肉を頼んでいるビジネスマン達もいました。焼肉接待ですかね。

お会計をすませて1階に下りると、ロビーで入店待ちをしているビジネスマンの姿がありました。外に出ると、運転手さん付の高級外車がずらり。駐車場に入りきれない車もいるほどの大繁盛ぶりでした(トップ写真)。
韓国の社用族はこういう場所でランチを食べるということが分かり興味深かったです。
ソウルナビのお店情報はコチラ

食べ終わった後は、ホテルに歩いて戻る途中、頭に何か大きなものを乗せて歩いていく女性の姿を発見。

近寄ってみると、定食の上に新聞紙をかけて出前している途中でした。器用ですね。

3泊4日でおいしい物を思う存分食べることが出来て幸せな旅行でした
私の心の中には「ソウルで食べたいものリスト」があったのですが、仁寺洞のホットックと伝統茶を除き、全て制覇することが出来ました。それもこれもお腹を壊しながらも文句も言わずに私の行きたかったお店に全部連れて行ってくれたTH(夫)のお陰です。チョンマル コマウォー

そして、ハングルが読めても地図が読めない人(私)と、ハングルが読めなくても地図が読める人(夫)では、後者の方が断然お役立ちだと分かりました。
「はい、ここね。」とスタスタ連れて行ってくれた場所は必ずお店の前でした。すごいです。
地図が読めるとどこに行っても旅行が楽ですね。私も次回、もうちょっと地図見を頑張ってみようかな。

ソウル食い倒れ旅行記、食べ物シリーズはこれにて終了で~す。おつきあい有難うございました。
ホテル・ショッピング・お土産情報がまだ残っているので、もう少しおつきあい下さいね。

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今回のソウル旅行に持っていきましたが、あると便利でした(便利だった順)。

    

帰国後に読んだら、「厳選グルメ」や「スーパーマーケットのお土産カタログ」とテーマごとに深く掘り下げた情報満載で、旅行前に読んでおけば良かったと思った本です。2回目以降の旅行に良さそうです。

さらなるソウルグルメを探求したい方、必見です。


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