否・日記

フラフラ生きる、が取り敢えずの生きる目当ての人間による、日記ではない日記的散文です

阿武松という落語がある

2010年06月21日 12時58分25秒 | Weblog
恐るべき床山。

近頃はスポーツ関連ニュースが、何よりの話題な様で。
私はスポーツの大体に興味を惹かれていないけど、割合格闘技は好きな次第。
相撲、こいつも嫌いじゃない。

国技、国技と云うけれど、事始めは自称だそうな。

「アタシら、国技です!」

そう、手前等で云い出した。
と、幾日か前の新聞から読み齧った知識を、喜んでひけらかしても仕様が無い。

もう相撲は国技なんて堅苦しいのはやめて、競馬みたいな賭博競技になりゃいいんじゃないかしら。
そしたら品位がどーの、公益法人がこーのと、云われなくなる。
云う価値が無くなる。
勿論競技自体の決まりはそのままで。
そしたら、身入りが儲けに左右され、砂かぶりとてどの席でも一般に売り出されるだろうし、また今よか安くなるだろう。

格の上下によって胴元から各部屋への配当金が変わる。
横綱が居る大関が居るって部屋は金が入って、幕内が居ない部屋はあまり金が入らない。
しかも優勝した時や、大金星飾った時なぞ、賞金が半端ない。
ま、そんなんにすりゃ少しは日本人力士は腑甲斐ないなんて、面倒云われる事も減るんじゃねーか。

そぃから、化粧回し以外にも、諸格闘技のリングの様に広告をバンバン打つ。
中には、松本人志の『大日本人』みたいに、入れ墨で広告入れる力士が出たりして。
ま、そうすっと受信料のテレビ局、CMが入らない事が売りだと昨今間違えた自慢をしている、大NHK様は放送してくれなくなるだろうが、そこは楽天とかホリエモンとかに頭下げよう。
民放各局に土下座しよう。
日曜日の昼間辺りで暫らく様子見で、放送してちょんまげだ。
床山はダークサイドの人の和を結ぶ前より、そんな髷を結ってくれ。

荒唐無稽丸出しな案、ってのは重々承知ながら、今よかイイと思うんだよな。
国技、と肩張って当今、意味ないだろぅ。
疲れるだけだろう。
もし野球、サッカーにお鉢が回ってきて
「国技と名乗っていいよ」
と云われ首を縦に振るだろうか。
相撲よか余程地域に根付き、国民に親しまれているスポーツだが、国技なんぞワケ分からん称号、要るか?
大体、“国技”って何だ、どういうこった。
誰か教えてくれ。
私は生まれてこの方髷を結ったことも無けりゃ、回しを付けたこともない。
決まり手とて、四十八手も知らない。
それこそまだ野球、サッカーの方がルールも知っていりゃ、プレイもしてる。
国技なんてものは果たして何だ。

世界の国々のプロ選手に負けない強さ。
それこそ国が誇るべき、その国の技じゃねぇのか。
そりゃあ、その国独自の技、その国が発祥の技・競技、それを国技と云えるっちゃそうだろうが。
だったら外国人力士をそもそも受け入れるな、って噺で、受け入れるなら帰化させちまえと乱暴な事、云いたくなる。

あぁ、こんなタラタラやるつもりじゃなかった。
ホントはプロレスを国技にしちまえと、したかったんだ。

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