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2021年6月の夜空

2021-05-25 15:48:16 | 天文・事象
2021年6月の夜空
2021年 6月
  6月になりました。新型コロナウイルス感染症の蔓延は1年6ヶ月を経ても続き、3度目の緊急事態宣言発出期間が延長され5月31日迄となって居ましたが、更に延長されるようで6月も引き続き緊急事態宣言下の日々となりそうです。コロナ変異種の伝染力が強く、まだまだ油断は出来ませんね。今年は梅雨入りが早くてお空は曇りがちで星空は望めないかもしれません。でも時折の晴れ間に夜空をお楽しみください。21日が夏至で1年中で一番夜が短く昼の長い月です。
★ 1日、明け方の2時頃から南東の空で土星(0.5等)と下弦の月(月齢20.7)が接近します。東側には木星(-2.5等)が輝いています。夜更けの1時頃に月と共に東の空から昇ってきますから夜明けまで観測出来ます。
★ 2日、明け方の2時頃から南東の空で木星(-2.5等)と下弦の月(月齢21.7)が接近します。南西側には土星(0.5等)が輝いています。夜更けの1時頃に月と共に東の空から昇ってきますから夜明けまで観測出来ます。
★ 10日、日本では見られませんが金環日食を北米グリーンランド北大西洋で見る事が出来ます。ニュースなどで話題になるでしょう。
★ 28日、満月過ぎの月(月齢18.0)と土星(0.4等)が接近します。月の出が22時28分で土星と共に木星(-2.6等)を伴って南東の空から昇って来ます。夜明けまで観測出来ます。
★ 29日、満月過ぎの月(月齢19.0)と木星(-2.6等)が接近します。月の出が23時01分で木星と共に土星(0.4等)を伴って南東の空から昇って来ます。夜明けまで観測出来ます。
★ 国際宇宙ステーション (ISS)の日本実 験棟きぼうの観測が出来ます。上空を通過する時は明るく輝くので流星を見るより確率が高く、ゆっくり見る事が出来ます。(ISS)「きぼう」は次のホームページに観測情報があります。
  ISS「きぼう」の目視予想情報
★ 6月の月、下弦の月は2日、新月●は10日、上弦の月は18日、満月○は25日です。満月の月の出は20時3分です。
★ 6月1日の大阪の日の出は4時46分、日の入りは19時6分です。
  (大阪での日の出、月の出は、生駒山、信貴山、葛城山など金剛連山があり、時間は少し遅くなります 。日の入りは六甲山、摩耶山などがありますので、時間は少し早くなります。表示時間は地平線水平線を基準にしています。)  (2021/05/25)

  この天文情報は2012年3月から掲載を始めたものです。ここでは天体望遠鏡などを使わず肉眼で見える天体ショーの情報をお知らせしています。都会の光で見えにくい時や少し暗い星を見る時は双眼鏡を用意されるとよいでしょう。この情報は、私のホームページと同時に掲載して居ります。

  参考ブログ
  天文事象 2021年 年間の概況


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