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2021年12月の夜空

2021-11-23 16:22:58 | 天文・事象
2021年12月の夜空
2021年 12月
  12月になりました、去年に引き続き今年もコロナウイルス感染症に始まりコロナウイルス感染症で終わった1年でした。新しい年はどの様な年になるのか判りませんが、地球の外では変わりなく時が過ぎて行きます。その宇宙を、年末の忙しい時期でもありますが、しばし手を止めて眺めてみるのも良いのではないでしょうか。今月も流れ星の情報が2件あります。そして金星が最大光度となります。
★ 3日、明け方の東の空で火星(1.6等)が下弦の三日月(月齢27.2)と接近します。月の出が5時12分で夜明けまで時間がありませんので、短時間の観測となります。
★ 4日、金星(-4.7等)が最大光度となります。宵の明星、金星は夕方の南西の空で輝いていますが高度が低いので見落としがちですが、東側に土星(0.7等)と木星(-2.3等)が輝いていますので賑やかです。19時には金星が没しますので早めの観測がお勧めです。
★ 7日、宵の南西の空で金星(-4.7等)と上弦の三日月(月齢2.8)が接近します。19時には金星が没しますので早めの観測がお勧めです。
★ 8日、宵の南西の空で土星(0.7等)と上弦の三日月(月齢3.8)が接近します。20時には土星が没しますので早めの観測がお勧めです。
★ 9日、宵の南西の空で木星(-2.3等)と上弦の三日月(月齢4.8)が接近します。21時には木星が没しますので早めの観測がお勧めです。
★ 14日、ふたご座流星群が極大になります。14日の16時頃がピークになるそうですから14日と15日が観測の好機です。ふたご座は20時頃東の空から昇って来ます。そして日が変わる夜中には天頂に達します。夜が明けるまで西の空にとどまっていますので流星の観測が出来ます。上弦の月が出ていますので条件は良くありません。
★ 22日、冬至。
★ 23日、こぐま座流星群が極大になります。こぐま座は北極星の周りをぐるぐる回る星座ですから目印は北極星です。下弦の月があり条件は良くありません。
★ 1日、明け方の6時頃、南東の空で火星(1.5等)と月(月齢27.8)が接近します。夜明け頃まで観測出来ます。
★ 国際宇宙ステーション (ISS)の日本実験棟きぼうの観測が出来ます。上空を通過する時は明るく輝くので流星を見るより確率が高く、ゆっくり見る事が出来ます。(ISS)「きぼう」は次のホームページに観測情報があります。
  ISS「きぼう」の目視予想情報
★ 12月の月、新月●は4日、上弦の月は11日、満月○は19日、下弦の月は27日です。満月の月の出は16時45分です。
★ 12月1日の大阪の日の出は6時47分、日の入りは16時47分です。
  (大阪での日の出、月の出は、生駒山、信貴山、葛城山など金剛連山があり、時間は少し遅くなります。日の入りは六甲山、摩耶山などがありますので、時間は少し早くなります。表示時間は地平線水平線を基準にしています。)  (2021/11/23)

  この天文情報は2012年3月から掲載を始めたものです。ここでは天体望遠鏡などを使わず肉眼で見える天体ショーの情報をお知らせしています。都会の光で見えにくい時や少し暗い星を見る時は双眼鏡を用意されるとよいでしょう。この情報は、私のホームページと同時に掲載して居ります。

  参考ブログ
  天文事象 2021年 年間の概況


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