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2018年5月の夜空

2018-04-24 14:39:43 | 天文・事象
2018年5月の夜空
  2018年  5月
  5月のゴールデンウイークは4月28日(土)から始まりますが、29日は昭和の日、5月2日は八十八夜、3日は憲法記念日、4日はみどりの日、5日はこどもの日そして立夏、6日はみずがめ座流星群が極大に。気候が良くなり、夜空を眺める好機が到来しました。夕暮れの西の空には、宵の明星、金星が輝いております。日が暮れて夜空を見上げると北斗七星の柄からアルクトゥルス、スピカを繋ぐ春の大曲線が真上にあり、東寄りのてんびん座には木星が輝いています。
★ 6日17時頃、みずがめ座η(エータ)流星群が極大になります。みずがめ座は夜明け前の3時頃、東の空から姿を見せますが、月(月齢20.0)が出ていますので条件は良くありません。極大になる17時頃は、みずがめ座は見えませんから翌7日の未明もチャンスかもしれません。
★ 8日、木星が衝となります。木星(-2.5等)は20時頃南東の空からてんびん座と共に昇って来ますが衝となり一段と輝きを増しています。
★ 17日、夕暮れから夜8時頃、金星(-4.0等)と三日月(月齢1.6)が接近します。西の空で高度が低いので見逃すかもしれませんね。
★ 20~31日未明、1時頃から南東の空に火星(-0.9等)が昇って来ますが、ますます地球に近づいて来ます。今年は15年ぶりの大接近(7月31日)の年で、これから7月にかけて話題に登ってくるでしょう。そばに土星(0.2等)が輝いていますが、この土星も6月27日に衝となりますから観測にはますます好機となります。夏頃には天の川の中にあり、話題になるでしょう。小さな望遠鏡でも土星の環が見えるでしょう。西方向に少し離れて木星(-2.5等)も輝いています。
★ 国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟きぼうの観測が出来ます。上空を通過する時は明るく輝くので流星を見るより確率が高く、ゆっくり見る事が出来ます。(ISS)「きぼう」は次のホームページに観測情報があります。
    ISS「きぼう」の目視予想情報
★ 5月の月、下弦の月は8日、新月●は15日、上弦の月は22日、満月○は29日です。大阪での満月の月の出は18時39分です。
★ 5月1日の大阪の日の出は5時8分、日の入りは18時43分です。
  (大阪での日の出、月の出は、生駒山、信貴山、葛城山など金剛連山があり、時間は少し遅くなります。日の入りは六甲山、摩耶山などがありますので、時間は少し早くなります。表示時間は地平線水平線を基準にしています。)       (2018/04/24)

  この天文情報は2012年3月から掲載を始めたものです。ここでは天体望遠鏡などを使わず肉眼で見える天体ショーの情報をお知らせしています。都会の光で見えにくい時や少し暗い星を見る時は双眼鏡を用意されるとよいでしょう。この情報は、私のホームページと同時に掲載して居ります。

  参考ブログ
  天文事象 2018年 年間の概況


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