テレワーク

テレワーク
　　えらい世の中になりましたなー、テレワークにオンライン会議、顔を見ながらお話が出来るなんて。家に居ながらお互いに顔を見て議論を出来るなんて想像もげ来ませんでした。そしてそれが携帯電話(スマホ)からでも出来るなんて。
　　私が子供の頃「子供の科学」という月刊誌があり、そこには10年先の未来には遠いところの風景が見られる機械が出来る、と書かれて居ました。その時代にはラジオがありましたから小学４年生の時、近所の電気屋さんの紹介で大阪日本橋の卸屋さんで部品を買って鉱石ラジオを作りました。中学生の頃にはラジオはNHKだけで無く民間放送も始まって旧式の並四ラジオでは混信して聴き辛く、大阪日本橋の卸屋さんから部品を買って５球スーパーラジオ(真空管式)を組み立てて聴きました。これは混信も無く明瞭に聴く事が出来ました。これを知ったご近所の依頼で、５球スーパーラジオを組み立てました。次々と依頼があり何軒分組み立てたか判りません。
　　高校生の頃の記憶には、有機EL(エレクトロルミネッセンス)、サーモエレメント、があります。その頃、有機ELは将来の照明に使われ、電球などの照明器具は無くなり、壁一面が照明になる。と言われていました。その有機ELは大型テレビの画面になり、明るく綺麗な映像を再現している。そしてスマホの画面にも使われ綺麗な映像を再現し、長い歳月を要しましたが見事に実用化されて来ました。一方サーモエレメントは電極の＋と－を変える事によりエレメントが冷たくなったり熱くなったりする。これの実用化はNASAの国際宇宙ステーション(ISS)で、宇宙で太陽の光を浴びれば室温が急上昇し、太陽の陰に入れば室温は急降下する、この状況を室内に敷き詰めたサーモエレメントの電極を＋－切り替えてコントロール出来る。このNASAの技術を利用してエアーコンプレッサーを使わない運搬用小型冷蔵庫が市販されているが、このサーモエレメントを使っており冷やしたり暖めたり出来る。
　　ラジオはAMからFM、電話は黒電話からポケットベル携帯電話、携帯はスマホになりPMデジタル変調、テレビはアナログNTSCからデジタルハイビジョン、４K、８Kと進んでおります。子供の頃には想像も付かない進展ぶりで、スマホで相手の顔を見ながら話が出来る、それもほぼ場所を選ばず世界中の人と。
　　このコロナ禍でボランティアのパソコン相談会が出来なくなりましたので、相談会場に行く機会は無くなりましたが、オンラインミーティングで仲間と顔を見ながら話が出来るのは楽しみです。TwitterやBlog、ホームページで情報発信もしており、昔からすれば想像出来ない日常を過ごしております。


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