PINK PUBLIC PROJECT
文化庁補助事業:アートインストーラー育成プログラム
『街とアートのマルチプレイ/Pink Public Project 第 2 章』
■講座概要: コロナ禍は私たちの世界に多大な影響を及ぼしました。身近な人に迫る生命の危機や錯綜する情報に、人々 は混迷を深めています。なかでも大きく意識を変えさせられたのが、感染防止のために必要な人と人との距 離。他者との関係性は物理的にも心理的にも離れざるを得ません。私たちはこの変化をどのように受け止め、 生きていけばいいのでしょうか。 心を許す距離、警戒する距離、心地よい距離、不快な距離など、人と人との間には様々な背景があります。 このコロナ禍で変化した新たな距離感について話し合い、視覚化し、自分と他者との距離を、アートとして 作品化させます。
アート、デザイン、ファッション、写真の分野で活躍する 3 人の講師陣と共に「今の時代の距離感」「他者と は何か」について、参加者のみなさんと一緒に、対話し、手を動かしながら作品化させ、未来を考えていく 講座です。 参加者のディスカッションから生まれたキーワードをテキスタイル等に反映させ、それを身に纏った参加者 を写真家が独自の視点で撮影します。街や私たちが前向きに変化できる表現を、一緒に考え形にしていきます。
■募集対象
3回の講座に出席できるペア5組
夫婦、兄弟、姉妹、カップル、友達など、手を繋いだり、至近距離で会話や相談ができる親密な関係の 2 人 1 組とし、年齢や性別を問いません。
PPP 1週目 11月7日
山形県山形市ー文翔館ー
【講座 1】11 月 7 日[日]13:00-16:00 講師/ 原高史・飛田正浩・望月孝
テーマ「今の時代の距離感」「他者とは何か」 講師紹介のほか、「今の時代の距離感」「他者とは何か」についてオリエンテーションし、参加者のみなさん とトークしていきます。2 人から生じる距離感と会場に、用意されたアイテムを使って表現体験をします。
20-30代の5組のペアが集まってくれました。ご夫婦・職場の仲間・カップル・友達など
今回のテーマ「距離感」について話し合います。
初日はどんな人がなぜこの講座を受講しようとしたのか、それぞれのペアの意見を聞きます。
アートの視点で距離をテーマにしたミニ講義も行いました。
それぞれのペアの関係性を話してもらいました。
語る/ 飛田先生
語る/ 望月先生
ピンクがキーワードなのでピンクの道具を揃えました。それぞれの関係性をピンクで作品化するための準備
ピンクの紐で距離感・関係性のテスト
1日目終了。表現するためのディスカッションからそれぞれの距離感をどう表現するか参加者の皆さんの目つきが変わってきました。
アートの力が何かを変える。