タカダスマイルのブログ

京都西院発!!はぐれフォーク純情派宣言、何となくブルースを引きずり関西を中心に全国で活動中。

北海道ツアーが始まります。

2022-10-24 19:46:00 | 日記
姫路サウンドトポロジー、ご来場と物販のご購入をありがとうございました。
物販の売上、ツアー経費の足しになりますので本当に助かります。
さてさて明日から北海道です。
長いなーと思いながらも一瞬で旅は終わります。そしてまた新しい旅へと向かう事になるのですが、出発前は色んな事を考えます。
沢山のお客さんに会えるかな?
あの歌、歌おうかな?
あの街のあの人はあの歌好きだったよな?
新しい歌の破片でも見つかるかな?
物販はどれくらい売れるだろう?持って行き過ぎると飛行機の貨物超過代がかかるしなぁ、でももしかすると売れちゃうかも?なんて悶々として夜を過ごします。
〇〇の音源とか持って来ますか?
T-SHのMサイズ持って来ますか?
など連絡して下さる方もいらっしゃってとても助かります。
いつもありがとうございます。

ひとりは嫌いなんだけど、ひとり旅は好きなのかもしれません。
友達と旅する楽しさもありますが「孤独こそが本当の友達」と歌われる事が多いように、ひとりで自分と向き合う事がとても大切な時間のように思っています。
イースタンユース、bacho、THA BLUE HARBどれもひとりが似合う音楽です。
タカダスマイルとは全くベクトルの違う音楽ですが愛してやまないのです。
新千歳空港に降りたら、好きなバンドの歌を自分の耳に流し込みます。
北国の雑踏と混じり合うそれぞれのフレーズが脳に染み渡ります。

あいつはきっとやれるって言ってくれた君の事
見る目がないなんて言わせないようにしないとな
頑張れって言葉もそのまま受け取るよ
ありがとう、また君に救われたよ

bacho/ビコーズ

さぁ旅の準備です。

旅に出る真夜中過ぎに荷物をまとめる
あの街のあいつの歌 口ずさんで荷物を詰めた
沢山の思い出話ビールの泡のようにはじけた夜
懐かしむ暇もなく ギターの弦を張り替えた

タカダスマイル/歯ブラシいつも忘れちゃうんだ

自分の歌に少しだけ背中を押して貰う夜です。

NO NO NO

2022-10-17 11:56:00 | 日記
無名の何もなし得て無いおじさんの歌い手として全国を飛び回っていると、稀に「お客さまゼロ」の日があります。
タカダスマイルの活動を始めてから約17年?数回それを味わっています。
自身の集客ゼロではない、全体を通してゼロです。お店のマスターから「ゼロは開店以来初めてですよ」と2回言われた事があります。
そんな事を口にするマスターもとても申し訳ない顔をしています。
しかし「歌わないでくれ、もう店を閉めよう」と言ったマスターは一人も居ません。
「タカダさんの歌を聴くの楽しみにしてたんで、良かったら歌って下さい」有難い事にそう言ってくれます。
30から60分、俺が歌う!マスターが拍手する!俺がMCする!マスターが笑う!俺がスベル!マスターが突っ込む!これが続きまして、最後にはお互いまぁまぁ疲れて、お酒を流し込みます。その日の帰り道の疲労具合はハンパないです。

そんな状況から通い始めて、まだまだ多いとは言えないのですが、応援してくれる人が徐々に増えつつあるお店もあります。「継続は力なり」とは言いますが、あの時歌った「根性」そして「悔しさ」みたいなものが、未来の何かを掴んだように思うんです。

色んなツアーミュージシャンの仲間と話します。「客ゼロはさすがに無いかな、一人が最低かな?」この言葉が多いです。

みっともない記録ですが、全国で「客ゼロ」の人は「タカダスマイル」と数店で言われると思います。ほんとに申し訳ないし、ツアーとかやめようと何度も思いました。
ただ、そんな無様な記録を出してしまった店ほど「タカダさん、いつか満員にしてやりましょう!」そんな風に言ってくれます。

オフコース!もちろん、そのつもりです。
「あの時はひどかったね」と笑える日まで。

初体験

2022-10-16 14:18:00 | 日記



おじさんになってから、色んな事を初体験させて頂いています。
まずは弾き語り、まさか自分がフォークギターを片手に歌い出すとは夢にも思わなかったです。
全国四十七度道府県で歌う、これもよくバンドのスケジュールなんかで見て「凄いなー」とかくらいは思ったが、やりたいとも思わなかったし、やろうとも思いませんでした。
それに付随するものだろうとは思いますが、CDやレコードを発売して全国流通さす事、これも「流通くらい誰でも出来るやん」と言う人もいるし、まぁ知識があればやれますが、僕からしたら大変な事でした。
その他、タワーレコードでレコ発イベント、ヴィレッジヴァンガードでレコ発イベント、驚く事ばかりです。
で、ラジオ出演にテレビ出演に新聞、雑誌掲載、これも音源を出したからこそですが、母は喜んだし、有難い事に未だに声をかけて頂きます。
憧れのお店で歌えたり、憧れのミュージシャンの方と共演したり仲良くなれたり、ほんと色々な事を「初体験」出来ています。
最近ではカラオケに自分の歌が入っていて、いっちょ前に印税なんかも頂いています。
とにかく人生は自分がやろうと思った瞬間から転がるものだと、教えてもらいました。
50歳になった日、拾得ワンマンショーは完売しました。
拾得をソールドアウトさせる事が出来るなんて、誰が思ったでしょうか。
僕も達成したい目標ではありましたが、こんな記念日に叶うとは思いもしませんでした。

まだまだ、やろうと思っていて、実行出来ていない事がありますので、また挑戦しようと思ってます。
厳しい結果になるかもしれないですが、海外にも歌いに行こうと思っていますし、路上ライブなんかもやってみたいなと、やっと思いました。

歌もギターも上手くないし、スタイルが良いわけでもルックスが良いわけでもないおじさんが「恥ずかしいからやめとこ」「しんどいな」とか言ってられないなと思います。
大げさに言うならば「生きてるだけでもう恥ずかしい存在」だと最近は自覚しています。
何の取り柄も自慢も出来ない自分ですが、一生「恥ずかしながら挑戦していきます」の気持ちを持って歩いて行きたいと思っています。

11/13(日)
京都 拾得
タカダスマイルワンマンショー
17:30OPEN/18:30 START
前売予約3000円/当日3500円

一部は弾き語り、二部はバンド編成です。
人数制限の枠も前回より緩めていますので、まだご予約に余裕あります。
是非よろしくお願いします。



タカダスマイル北海道ツアー2022 秋 始まります。

2022-10-15 08:29:00 | ライブ
【北海道ツアー】

小樽、苫小牧、札幌、室蘭、北見、帯広、根室、釧路の皆様よろしくお願いします。
春のツアーに引き続き、タカダスマイルが北の大地に帰って参ります。

お近くの方は遊びに来て下さい!
全開場でお待ちしております。
よろしくお願いします!

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○また明日。ツアー北海道2022秋
▶︎10/25(水)
▶︎小樽 A.LIVE
▶︎19:00 OPEN/19:30 START
▶︎2500円(1D付)
▶︎出演
まいことかおり
タカダスマイル
高橋麻衣子withO



▶︎10/26(水)
▶︎苫小牧 M's garden
▶︎ 19:00 OPEN/20:00 START
▶︎投銭ライブ(要オーダー)
▶︎出演
O.A KOJI
タカダスマイル

▶︎10/27(木)
▶︎札幌 フライアーパーク
▶︎20:00 OPEN/20:30 START
▶︎2000円(1D付)
▶︎出演
久保田広司
くりやまおさむ
タカダスマイル

▶︎10/28(金)
▶︎室蘭 黒猫屋
▶︎19:00 OPEN/19:30 START
▶︎2500円(1D付)
▶︎出演
タカダスマイル
高橋麻衣子
井上ヒロオ



▶︎10/29 (土)
▶︎北見ブルーチッパー
▶︎18:00 OPEN/18:30 START
▶︎2500円/3000円(D付)
▶︎出演
タカダスマイル
kurosawadaisuke

OA
カッチ
りん&ねころ
谷口マサキ



▶︎10/30(日)
▶︎帯広 ロックンロールキャッツ
▶︎18:30 OPEN/19:00 START
▶︎2000円(1D付)+投銭
▶︎出演
kurosawadaisuke
タカダスマイル
藤田たかひろ



▶︎11/1(火)
▶︎根室JUNK
▶︎19:00 OPEN/19:30 START
▶︎2000円
▶︎出演
ボブの田舎店
タカダスマイル



▶︎11/2(水)
▶︎ 釧路 acoustic cafe HOBO
▶︎18:30 OPEN/19:00 START
▶︎2500円(1D付)
▶︎出演
タカダスマイル

縁というのは

2022-10-12 07:25:00 | 日記
タカダスマイルです。
先日、縁あって三宅伸治&The spoonful、ウルフルケイスケさんの前座を務めさせて頂きました。「きばらしナイト」という親子で企画されているイベントでの出演でした。
京都は松ノ葉楽団が、大阪公演はタカダスマイルが前座を務めるという、これまた縁を感じる流れに個人的に嬉しく思いました。
松ノ葉楽団はタカダスマイルの記念すべきデビューアルバム「世界平和とオムライス」にほぼフルメンバーで数曲参加してくれています。
特にドラムのトミーは就職で東京へ行くのが決まっていたので、その直前にドラムの録音をしました。そのトミーとの7年ぶりくらいの再会もとても嬉しかったです。
三宅伸治さんは「憧れの」という言葉がピッタリのミュージシャン、MOJO CLUB、忌野清志郎の晩年のパートナー、タイマーズなどいつも僕をロック好きの少年に戻してくれます。
ご一緒出来て本当に幸せでした。
ウルフルケイスケさんもウルフルズを熱心に聴いていましたので、今こうやって普通に楽屋でお話したりLINEを送ったりする事が不思議でした。僕自身の好きなラブソングベスト10に入る「いい女」の作詞作曲もケイスケさんですし、
三宅伸治さんだけでなくケイスケさんともご一緒出来て、こんな機会をくれた「きばらしナイト」主催のASAMIちゃん、ASAMIちゃんのお母さんに心から感謝します。

縁の話に戻りますと、一度対バンしただけでも「親友」にすぐになれたり(ほんと不思議で大昔から仲良かったのか?と錯覚するくらい気が合う)、10年以上前に知り合ってるのになかなか会う機会が無く、そんなに仲良くもなかったのに一緒に旅に出たりする仲になったりと、人と人との関係はやはり不思議です。
今、タカダスマイルバンドでドラムを叩いてる円香ちゃんなんかは、初めて会ったのはまだ彼女が女子大生の時です。お母さんに連れられて、出町柳の投銭ライブを観に来てくれたのが最初の出会いです。その時にイラストが得意な彼女は似顔絵をくれたのですが(少し美化されていました)大切に取ってありますので、いつか機会がきたら公開したいと思います。
まさか彼女も僕とバンドするとは思いもしなかったと思うのですが、今やレギュラーサポートとして大切な存在です。
これからも沢山のご縁を大切に色んな街に歌いに行ったり、仲間と夜を繋げたり、そして大切な人の笑顔を見たいと強く思うわけです。