タカダスマイルのブログ

京都西院発!!はぐれフォーク純情派宣言、何となくブルースを引きずり関西を中心に全国で活動中。

2022年

2022-12-31 16:00:00 | 日記
今年ももう大晦日。
びわこ座さんで歌わせて頂いているミニライブ(昭和の名曲を仕事として歌っています)を終えてJRでこれを書いている。
あーカバーって難しいわぁ…師走感を出す為にチョイスした「ホームにて/中島みゆき」、定期的に歌っている「唇をかみしめて/吉田拓郎」何か上手く歌えなかったと思い、悔しさで俺が唇を噛み締めている。
他人様の歌は歌詞をぐっと飲み込んで、ひたすら入り込まないと良い歌は歌えない(と、俺は思っている)。その感情とギターと歌が上手く一致しないと空中分解してしまう。
俺は器用な歌い手ではない、もっと自分の曲くらい歌い込まないと、いや、それ以上歌わないと手に入れる事は出来ないのだろう。
そんな気持ちを抱き締めて2022を振り返ってみたが、特にこれといった事はない。
旅をして「また明日。」という音源を売り歩いたという一年だった。
50歳という年齢を迎えて、あれ?身体に無理きかんくなったなぁと、これが一番感じた事かもしれない。
母の介護も少し落ち着いた。その引き換えに、自分が育った実家を売った。
歌う事をやめようとは思わない一年だった。
まだまだなんだよ!と心の中ではフツフツと何かが燃えている。わかるかな?
売れたい!とか有名になりたい!とかそんなのずーっと思っているけれど、世の中は50歳のおじさんに何も期待していないと思う。
ただ応援してくれる人は「もっとだよ!」と思って応援してくれていると思う。
これをプレッシャーに感じる事はない。
「全然結果出せなくてすいません。」これに尽きる。
なんでこんな事してるの?と誰かに聞かれたら「俺の人生です」としか言いようがない。
俺は器用な歌い手ではない。
だからゆっくりと死ぬまで一段一段と登る。
どこまで行けるのか、どこまで続くのか、ほんとの事は誰も分からない。
来年も歌って旅をする。
少しでも登っていたら嬉しいし、それを積み重ねてやってきた。
2022年、俺は歌う事をやめなかった。
それだけで十分なのかなと思う。
タカダスマイルを応援してくれた皆さんありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。

タカダスマイル


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