タカダスマイルのブログ

京都西院発!!はぐれフォーク純情派宣言、何となくブルースを引きずり関西を中心に全国で活動中。

石塚くんと俺の話その1

2023-07-09 13:29:00 | 日記
久しぶりに台風クラブの石塚くんとライブする事となった。
彼にちなんだ話を当日のライブでMCしようとは思っていますが、時間も足りないし「タカダスマイルと石塚くんの繋がりって何?」という方にも読んでもらえたらとこのブログを書く事にします。

石塚くんとの出会い

僕は「レンタサイクルえむじか」という一風変わった(店員が)お店で働いていました。
ミュージシャン、元ミュージシャン、演劇関係、大学生などなどとにかくユニークなメンバーと働いていました。
そのお店は「同じ釜の飯を食う!」というのを実践しており、スタッフの昼食や夕食はスタッフが決められた予算を使って作るという事をしていました。
料理の苦手な僕は「やだなー」と思いながらも野菜と肉を炒めてしまい!というシンプルな料理を作っていました。
凝った料理を作るスタッフも居ましたが、僕はとりあえず不味くはならないであろう、この料理を作っていました。
「タカダ(スペシャル)炒め」もしくは「ともちゃん焼」と名づけて提供していました。
何か名前付けると印象よくなるかな?と浅はかな考えで付けていたのです。
「要は炒めもんやん(笑)」とスタッフに言われていましたが、その名前を貫いていました。
それが現在まで続く「ともちゃん焼」の原型となります。
それを近くにある別店舗に働く、石塚くんに届けた事が彼との出会いとなります。
届けた時に彼はタカダスマイルのことを知っていたようで、音楽の話を少ししました。
「今出川ラナウェイズ」というステッカーに目が行き「良いバンド名だなー」と言うと、石塚くんは「それ、僕がやってたんです」と言う。
「今はバンドやってないの?」と尋ねたら「名前を変えてやろうかなーと思ってます。」というので「頑張って!」とそこまで興味がわく事も無くその場を去りました。

それから数日が経って「塚くんが高田さんの料理めちゃくちゃ美味い言うてましたよ」とスタッフに言われた。
俺は料理を褒められた事が無かったので、とても嬉しかったし「石塚くんって良いやつだなー」と思った。
それからまた時が経ち、働いているとえらくカッコいい音楽が店内に流れていた。
「これ誰?めちゃくちゃかっこいいね!」とスタッフに尋ねると「塚くんのサウンドクラウドですよ」と言う。
うそーー!こんなかっこいいの彼はやるんや!
こんだけ音楽で痺れたのは久しぶりだったので、俺は興奮した。
それからワンオペになった夜、何度も何度も繰り返してサウンドクラウドを聴いていた。

つづく