風に吹かれて、気の向くまま

人生折り返し地点を過ぎた下町男の思いつき。

本棚から一掴み-3

2006年12月10日 | 本棚から一掴み
地震が来る様な気がしたら、本当に揺れてビックリ  下町男です。



毎回地震が来るたびに、いよいよ来たか!?
と、覚悟を決めますが、何の準備もしていません…。マズイヨナ…。


そんな揺れる中で、主人公の心も揺れる一冊の本を読んでいました。


『厭世フレーバー』 三羽省吾  文藝春秋


親父がリストラされ、突然の失踪…

その為に、
イキナリ家族の長になってしまった長男27歳
走る事、高校進学を辞める。と、突然言い出した次男14歳
普通の女子高生だったはずの、長女17歳の深夜帰宅が続く訳

家事を一切放棄してしまい、酒におぼれる日々の母親44歳
ボケが日々進行し、誰からも相手にされない祖父73歳

残された家族は、それぞれ孤独に悩むが、家族の形は崩れていく…が…。





と有る所から情報を聞き、仕入れてきた本。

それぞれの立場で展開される物語と、バックグラウンド。
それぞれの思惑、葛藤が、鮮明に描かれている。
ちょっとした小ネタも有る。

決して、幸せとはお世辞でも言えない様な家族なのに
読み始めたら文字の勢い(って言うのかな…?)一気に読んでしまった。
(暇人…。と思ったあなた  m9( ゜∀゜) 正解!?)




最後にどうなるか…?


それは読んでのお楽しみ。









最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
親父の (下町男)
2006-12-14 00:33:10
>ばく子様
突然の失踪から始まるんですが、
周りから見たら、とんでもなく悲惨な状況。

本を読んでいくと…。


実際、母親がそんなでは駄目だと思いますよね。
しっかりしてくれと。


と、まともにコメントしてみました。
返信する
うひゃー (ばく子)
2006-12-12 16:37:40
家庭崩壊ですか・・恐ろしぃ・・

まず、母!この人がシッカリしなきゃダメでしょうに・・

などと、ブログに向かってつっこむアタシ。
返信する
貧乏性 (下町男)
2006-12-12 09:28:49
>hiru様
嫌われ松小の一生は、映画でもドラマでもやっていましたね。
読んだ事無いなぁ…。読んでみるかな。


σ( ̄。 ̄)の貧乏性が現れるのは、読み終わった後。
いつまでも本棚に鎮座しています。
売りに行くのも毎回、大漁~大漁~。
返信する
最近 (hiru)
2006-12-12 00:29:26
読んだ本は嫌われ松子の一生でした。
なんか微妙な気分で終わりましたが、、、。

確かに終わりに近づくとペースが遅くなります。
貧乏性は知っていたが、本にまで出ていたとは。。。
返信する
首にならない程度で… (下町男)
2006-12-11 22:16:36
>四葉様
どんどん書き込んじゃってください。

因みにσ( ̄。 ̄)も貧乏性。
それでも一気に読んでしまうのは、本の活きが良いからな…。


>試験前になると小説をよんでいた

勉強しようと机に向かうと、掃除をしてしまうのと
同じだぁね(ノ∀`)
返信する
ほっ本。 (四葉)
2006-12-11 14:03:09
お風呂でしか本をよんでないっす。

何故か、後半になると終わるのが惜しくて
ゆっくり読んでしまう、貧乏性。

でも、やるなら一気に読みたい!!

学生のときは試験前になると
小説をよんでいた暇人な四葉。

どーして試験前の本は、あんなに楽しいんだろー




。。。

さっ、仕事、仕事。

おじゃましました~えへへ。

仕事の途中のコメントもたまりません。(汗

返信する

コメントを投稿