多摩てばこ通信

食べもの、祭り、テニス、お酒、こだわりものを中心とした情報発信とひとりごと

秋の京都散策(その4)

2013年11月16日 | Weblog
南禅寺天授庵の庭園を見た後、三門を登った。以前に登ったことがあるがやはり絶景かなである。当時の建造物としてはかなり高いだろう。
最後に隣の永観堂禅林寺に向かう。「もみじの永観堂」として知られる寺だ。寺としても面白い。エレベーターがあったり、「みかえり阿弥陀」や天女の絵、お坊さんの勉強会中であったり…。その説法を聞きながら座って庭をぼーと観ていると最初は私一人がいつの間にか横は人だらけに…。遠くで鐘が鳴っている。そろそろ帰ろうと自然に思った。
京都土産は「阿じゃ梨餅」と「きざみすぐき」、しば漬けの定番。京都を堪能した長い一日だった。

秋の京都散策(その3)

2013年11月04日 | Weblog
東福寺のあと京阪電鉄・地下鉄東西線を乗り継ぎ蹴上駅下車にて南禅寺に行った。ここには非公開文化財特別公開は今回は無いのだが是非見たいものがあった。
三門のすぐ脇にある南禅寺天授庵の庭園だ。今年は紅葉はまだ少しであるが、今年のJRのCM「そうだ京都へ行こう」のあの風景の現場を見たかったのだ。枯山水の本堂前庭。南禅寺三門がちらっと見えるあの場所は確かにあった。
京都には惚れ惚れする庭園が限りなくある。真っ赤な紅葉・雨の日の枯山水・夜のライトアップと楽しみ方も色々ある。座って庭をぼーと観て時間を過ごす。これが一番いい。天授庵もこうして観る好きな庭園の一つになった。
隠れたビューポイントを発見。本堂の中は非公開だが玄関から奥は観れる。真っ暗な中の奥には紅葉の庭が小さくはっきりと見える。気が付かず帰る人もいるがこれは感動もの。

秋の京都散策(その2)

2013年11月03日 | Weblog
京都東寺のあとに行ったのが東福寺。京都駅に戻りJR奈良線で一駅、東福寺駅に下り歩いて5分。歩いているとトンネルのようなもの、いや屋根のある橋が道の先にある。京都を歩いていると時々道の真ん中に寺の門が有ったりするが、屋根のある橋は珍しい。そこから見えるのは…東福寺の橋回廊の通天橋ではないか。この景色は見たことがある有名なシーン。警備員さんがこの橋は臥雲橋と言い無料なので堪能して下さい、修学旅行生のコースですよとの解説あり。
通天橋からの眺めも回廊も良かったし、その先の開山堂の中庭や境内の散策も楽しい。寺全体が落ち着く。紅葉は少しだったが見ごろになって真っ赤に染まったらきっと凄いだろうな。
ここの非公開文化財特別公開は三門。急な階段で膝は痛かったが、門の上は高い。中での係員の説明もあり、仏像を前にして心が休まる。

秋の京都散策(その1)

2013年11月02日 | Weblog
遅い夏休み休暇で実家の明石に帰っていますが、昨日は天気も良いので京都に行ってきました。紅葉には少し早いのですが、11月1日より21ヶ所の非公開文化財特別公開があるとのことで行ってきました。
最初は東寺、京都駅から見える五重塔で有名。今回はその五重塔の中が公開されるという。駅から歩いて15分。気候が良いので歩くのに適度な距離だ。
2年前、東京国立博物館の「空海と密教美術」展で東寺の立体曼陀羅を見たが、その時以来の再会。講堂に本来の定位置で21躯全てが揃っていた。国宝・重要文化財が一堂に並ぶのは圧巻。金堂の薬師三尊も豪華な威厳に圧倒される。
さて五重塔。外観は言うまでもなく見飽きないし絵になる。中の公開と言っても塔の上に登れる訳でもなく一階部分の公開のみ、心柱を囲む四仏坐像がある部分のみで他が凄いだけに物足りなかった。