多摩てばこ通信

食べもの、祭り、テニス、お酒、こだわりものを中心とした情報発信とひとりごと

金環日食と天空

2012年05月23日 | Weblog
昨日の金環日食は感動的だった。いつもより1時間早く家を出て出勤途中の川崎駅周辺で見ようとしたが、到着したら重い曇り空。金環日食まであと10分。やや明るい東京方面に行くしかない。あわてて乗って会社最寄り駅に降りて駅前に。見えた!雲の切れ間から。太陽が和っかになっている!!
かつて天文少年だった私は、ハレー彗星と金環日食だけは生きてる間に見ておきたいと思っていた。宇宙の暦に対し余りに人の命は短い。今回は173年ぶりで、次回は300年後と言われても生きていない。ハレー彗星が駄目だっただけに金環日食にかける思いは大きかった。しかも住んでいるところで見れるなんて。
雲の切れ間からダイヤモンドの指輪のように輝く日食に暫し見とれていた……次は今日開業した天空スカイツリーの天望回廊からみる地上の景色か。これは実現しそうだ。

最近読んだ本(その18)

2012年05月20日 | Weblog

最近読んだ本から
「ビブリア古書堂の事件手帖」 三上 延著 メディアワークス文庫
北鎌倉駅近くの一軒の古本屋。店長の栞子さんとの古書にまつわる事件の発生。新しいジャンルの推理小説に思わず引き込まれていく。夏目漱石や太宰治も絡んでいて文学青年であったらなお楽しく読めたのにと思う。文庫初の本屋大賞候補として話題になった。
「悩む力」  姜尚中著  集英社新書
4年程前のベストセラー。まもなく続編が出るとか。夏目漱石とウェーバーをヒントに今を生きる悩み解決の手法が…。何の為に働くのか、変わらぬ愛はあるのか、なぜ死んではいけないのか。現代人は情報の多さに比べ考える時間が少なくかつ悩み多く忙しい。振り返る時間があるかどうかが解決のポイントと私は思うがその時間をどう作るか…。悩みは尽きない。
「陽だまりの彼女」 越谷オサム著 新潮文庫
表紙の絵に腰が引けたが、読んでみた。読後、なんと言ってよいかよく分からない。書評が難しい。でもいい本だ。


常識と非常識

2012年05月13日 | Weblog
最近新聞記事で怒ったこと二つ。
朝日新聞の投稿欄に小学校で放射能の安全をPRする冊子が全員に配布されたことに対する記事。友人の小学校校長に尋ねたところ配布は本当とのこと。放射能が今や安全ではないことは小学生も知っている。税金も使われている。
東日本大震災で被災した某銀行女川支店。判断悪く高台に避難させなかったため他の金融機関に対し当行のみ被災。一年後の犠牲者慰霊祭の本店からの案内状に「時下益々ご清祥のこととお慶び申しあげます」とあり遺族は悲憤したとのこと。何も言えない、口が空いているので。

ボストン美術館展行ってきました

2012年05月06日 | Weblog

5月4日のゴールデンウィーク中に上野の東京国立博物館で開催中の「ボストン美術館~日本美術の至宝展」に行ってきました。連休中ということもあり、入館制限で30分も待たされるというアクシデントもありましたが、内容は満足できるものでした。
日本の美術品が海外にあるというのも違和感はあるが、つい最近もムンクの「叫び」がオークションに出されたばかり、美術品に国境はない。外国に出たので助かった例も考えると良き運命なのか。
展示品で一番はやはり屏風画の数々。中でも修復を終え日本初公開の曽我蕭白(しょうはく)の「雲龍図」はその大きさだけでなく見事な構図の迫力に圧倒される。剥がされて倉庫に眠っていたのも信じられない素晴らしさだ。これだけでも来た甲斐がある。
長谷川等伯、尾形光琳らの屏風画、中世の山水画など時間がいくら有っても足りない。6月10日まで。


久しぶりの明石、魚の棚

2012年05月04日 | Weblog
ゴールデンウィーク前半に久しぶりに明石に帰りました。高校時代の仲間との同窓会が今年もあるためです。
魚の棚商店街も29日は日曜ということもあり魚が無く人通りも少なくかったが、30日は大変な賑わいでした。いつもの喜楽でたこ定食を注文。蛸ずくしは大好物。穴子天ぷら定食も気になったがやっぱりタコ。
いかなごのクギ煮も小さ目のものがあったので白川商店で購入。ゆでタコ、タコわさびもいつも通り兼一商店で買いました。
あけぼの商店街の八房のスジ肉お好み焼き、トリイのたまご焼き(明石焼)も堪能し、あっそれから同窓会の食事で出た鱧(はも)のお吸い物も美味しかった。何だかグルメのブログとなってしまいましたが、体重増でまた帰ってきました。