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積立ファンドの手数料「恐ろしい裏話」

2011年11月04日 | 海外積立ファンド

積立ファンドの手数料について多くのお問合せをいただいております。

そこで、基本的なことですが一般の契約者には知らされない実態をお教えしましょう。





日本人の海外積立ファンド契約は、

契約者 ⇒ ご紹介者 ⇒ 日本の仲介業者(金商業者) ⇒ 香港IFA ⇒ 積立会社

という形が多く、概ね中間には3社が入ります。
ご紹介者の方は、だいたい金商業者の下で働くエージェントで、香港IFAはこのような業者や個人エージェントをいくつも持って日本の契約を積立会社にあげています。

日本の業者は入会金や顧問料IFAはPM手数料を取っています。


私は現在、香港IFAと直接エージェント契約していますので、お客様は国内業者を通すことなく直接IFAで契約できます。

ここで勘違いする方が多いのは、香港まで行ってIFAで直接契約しても国内の業者を介して現地に行ったのなら、IFAではその業者の紹介として管理されているということです。
その業者が金商業者なら、何らかの会費、顧問料、投資助言料などを取られることが多いですね。

私は金商業者ではありませんからお客様から手数料はいただきませんし、取り次ぐIFAもPM手数料など取らなくても、日本語対応である程度のファンド管理はしてくれています。
私が取り次ぐIFAでも、PM手数料を払って個別に管理してもらうこともできますが、その様なことをしなくてもスイッチの必要性がある場合は、レポートを送ったりしてアドバイスがあるということで、あえて個別管理をしてもらわなくても効果は変わらないという事です。

私自身も最初はPM手数料を支払う契約でこのIFAで契約していましたが、知らないうちにIFAの方で手数料を引かない対応に切り替えてくれていたのですから。

積立ファンドの手数料はこんなにも恐ろしい

実はこの手数料、ファンド管理料という名目ですが、
実質的には

IFAや中間エージェントたちに
将来永続的に支払われる権利収入に化ける
だけ

なのです。
その様な手数料を取らなくても、日本語で対応できるスタッフを揃えたIFAはたくさんありますし、そういうところでは全ての対応について不便を感じる事はありません。

もちろん、手数料を払っても何か聞きたいときに日本の電話で日本人に対応してもらいたいという方は、その方法が一番でしょう。
ただファンド管理手数料は、大半がその様な中間マージンで消えるものなので払う価値はないと思っています。

もし不安なら、管理料を払っている方たちのファンドが、どれくらい管理されているか聞けばよく分かります。自分の状況を知らない方が多いと思いますが、ほとんどスイッチしないのです。
いいように思われる上昇ファンドにスイッチされると、すぐに換金する人でない限りデメリットが重なるだけですから。

ドルコスト平均法の原理が理解できれば分かるのですが、そもそも厳密に投資家の利益を考えれば、積立ファンドの良い選択とは今後下げる銘柄を選ぶと言うことになります。
その様な選択にファンド管理人は本来必要ないわけです。

積立ファンドの手数料はこんなにも恐ろしい
下げるファンドが有利な理由

下の図をご覧下さい。
これはファンドの値動きを示したものですが、積立ファンドもこのような相場の中で毎月ファンドにナンピン買いを入れるシステムです。

誰にでも分かる一番お得なファンドは右片上がりのものですが、こんなファンドがあれば一括購入が一番儲かります。でも将来は誰にも分からないのです。
普通は上げ下げしながら、結果上向きならファンドが上がってるということになり、そのリスク回避は定額積立、いわゆるドルコスト平均法が一番簡単だということです。


投資で一番対処しなければならないのが、下がった時にどうするのかということです。これは一括購入には対策の仕様がありません。
積立の場合はリスクを軽減する事はできますが、売却時に下がっているのでは損失確定になります。
積立ファンドの一番理想な選択は、積立時は安く、売却時に値上がりしているファンドです。

そこで問題なのは、果たしてポートフォリオマネージャーが、値下がりするものや低迷しているものを選定してくれるのかということです。

彼らの仕事は、上昇するファンドを選択するのがマネージャーとしての実績です。
となれば、積立ファンドに上昇する選定は不利となり、そんな管理は不要だということになります。

大金をはたいて管理してもらわなくても、そもそも購入ファンドは積立会社の運用力を駆使して選定しているものです。
無駄なことであることがお分かりになりますか?

多くの方の契約は、PM手数料で将来の収入を作りたいエージェントが取り次ぐので、私のようなマイナス情報を出している人はいないはずです。

私はこれも、日本人の弱み、いわゆる「海外は自分では難しいですよ…」的な恐怖心に付け込んだビジネスだと思い情報公開しております。
日本の業者経由で積立をしている方は、少なくとも顧問契約の打ち切りとファンド管理の中止をするべきだと思います。

積立の最大の目的は格安の外貨を早く積立で手に入れるということです。
そして欲を言うなら、ファンド売却の際に少し値上がりしているファンドが最適ですね。


 
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