会社にTOPが4人？

TOPが4人居る会社の話。

創業者（会長）、創業者の弟（副会長）、創業者の息子（副会長）、雇われ社長。

大変なのは
・2人の副会長がいがみあっている
・2人の副会長がそれぞれ重複した事業展開をしようとする
・4人の考え方が違う
・4人がそれぞれ違う考え方での報告、資料つくりが必要
・下の3人で判断がばらばらで、結局会長のお裁きが必要なこと
　社長に相談して進めていたことが、副会長が「聞いてない」
・下の3人は「俺の責任で進めろ」とはっきり言わない
・会長は2ヶ月に1日しか出社せず、ほぼ隠居状態なのにも
　かかわらず経営判断には了承が必要
・隠居しているので会社で一体感を持たせる施策をとれない
・下の3人はありとあらゆる内容を報告させ、思いついたように
　報告内容の項目や、スタイルの変更を要求する
・上記の結果、全てを網羅した資料が必要となる
・管理漬けとなり、現場の優先業務が出来なくなってくる
　→業績悪化
　→報告資料の作成
　→業務に割く時間の枯渇
　→更に業績悪化
　という悪のスパイラルに陥っていくのだが、みなその原因がわかっていながら
　口に出して進言できない
・経営のスピードは遅くなる
　新しいことへの取り組みが出来なくなる
　新製品は出ず、これまでお咎めのなかった製品のマイナーチェンジばかり
　報告資料漬けの毎日
　→社員モチベーション下がる
　→報告資料作成の責任から逃れたがる
　→押し付け文化の発生
　→組織力の弱体化、チームスピリットの欠如

なんと魅力のある会社だろうか？皆さんはこういう会社で是非働きたいでしょう？