すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

絶望一直線のエンタテーメント PUBLI IMAGE LTD 

2006年08月30日 | 音楽
PISTOLSが「騙された気分ってどーだい?」とゆー言葉を最後に解散して、ジョン・ライドンのインタビューで「今度のグループの新しいドラマーはCANみたいな奴を探した」と答えていて、単なるロケン・ロール・ルーティーン・ワークみたいなバンドじゃないことは予想出来ました。「ロックは死んだ」とか大風呂敷広げちゃったし。

そんぐらいの情報でレコード屋で輸入盤見て「あ、これか・・・」って思って即買って家に帰りました。

この音が出てくることは予想できなかった、どちらがA面でどちらがB面かわかんなかったから、「テーマ」からか「PUBLIC IMAGE」どちらから始めたらイイんかわかんなかった。とりあえず「テーマ」から聴くとベース音の歪みで窓ガラスがバリバリ揺れた。

キースレブィンのサイケデリックノイズギターとジョー・ウォッブルのレゲエラインのベースに、ジム・ウオーカーのほんとCANっぽいドラム(ヤッキーのよーに器用じゃないけどスネアの入れ方がCANに近い)にジョン・ライドンの絶望一直線の叫びと喋りとうねりと唄は、PISTOLSに洗脳された17歳の頭にはわけがわからず、ただ「カッコイイ!」としか言えませんでした。(嘘です、まちがってレコード買ってきたと思ってジャケットあれこれしげしげと眺めたもんでした)

前衛馴れしてなかったんですね

「ロックは死んだ」とか言いながら「パブリックイメージ」と「アナリーザ」はロックンロールです

すみません。気付いた方もいらっしゃるかもわかりませんが、私んとこのブログ・タイトルはこのアルバムの中の曲からパクらせていただきました。でもこの「ロウ・ライフ」って曲はあまり好きではありませんでした。ライヴ・バージョンの方がイイですね。

ニュー・ウェイブって言葉はこのあたり(阿木譲命名)から出てきたんだと記憶しております

ま、新しい感じがしてカッコよかったことだけは確かです。元ネタのCANを教えてもらったのもPILですからね、感謝しています。

PUBLIC IMGE LIMITED 直訳すると「公衆の心に描かれる姿の限界」ですが、ジョン・ライドン尖がり過ぎです、捻くれ過ぎです、でも青春時代はこれがイイんです。

あと「GODを逆さまに読むとDOG」とゆーのを聞いた時は「ほほぉ~、そーでしたねー!」と膝を何度も叩きました(レリジョン)

しかしこの後にはもっともっとコンセプト感丸出しの「メタル・ボックス」が控えてますから、明日に向けての序曲って感じですね、







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