「秋津温泉」
1962年
企画 岡田万茉莉子
監督 吉田喜重
出演
岡田茉莉子
長門裕之
岡田万茉莉子・映画出演100本目記念
1933年1月11日生まれ
1951年、東宝の第3期ニューフェイスとして東宝演技研究所に入所。入所して20日後、成瀬巳喜男監督の映画『舞姫』の準主役に抜擢される。
デビューして11年 29歳にして100本目って なんぼほど映画出とんねん そんな岡田茉莉子様と長門さんが出ずっぱり
どーゆー内容かとゆーと
温泉宿に来た長門さんからひらりはらりと身をかわして逃げる岡田さん とゆー内容で
女子とゆーのはひらりはらりと身をかわして男子に捕まえられるのが好きな人種なんだと痛感させられます
「は~や~く つかまえて」と歌ったのは 堀ちえみの「潮風の少女」ですが
秋津温泉 [DVD] | |
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娘から成熟した女に成長する過程を通じて ひらりはらりと募る悶々ともどかしさ
色んなオべべ着てひらりはらり 最初は屈託の無い笑顔満面元気溌剌でひらりはらりとするも
秋津温泉で他の恋愛もせず歳を重ね 徐々にトーンが暗く陰鬱に怒気をビンビンにはらんでくる岡田さんの業
悲恋ものとゆーんですか 上手な悲恋もんの段取りの運び具合に熱せられて 途中(57分目ぐらい)で泣いてしまいましたが
相変わらず ひらりはらりと かます岡田さんが段々と面白くなってきて 涙も枯れました
前半の岡田さんは飛びっきりに可愛らしく 後半の岡田さんは飛びっきりオトロシイです
さすが100本記念とゆー感じです
吉田監督とは どの時点で恋愛にハマリはったんでしょうか
あまり興味はありませんが ちぃとばかし知りたいです
女優 岡田茉莉子 (文春文庫) | |
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文藝春秋 |
岡田茉莉子が笑う。岡田茉莉子が泣く、岡田茉莉子が怒る。岡田茉莉子が嘆く。岡田茉莉子が悲しむ。岡田茉莉子が媚びる、岡田茉莉子が拗ねる、岡田茉莉子がはしゃぐ、岡田茉莉子が呆然とする・・・
ソフトを持っていてもいいと思える1本です。
映画を見て そーゆー気分になることは珍しいので
キッツイなーと思いました
色んな意味で 奥深い映画ですが
岡田さんの芸風が特に奥深い
ラストもね~困ったもんです
またいつか観る時があれば ですな