加齢なるミッキー・ロークの勝利「レスラー」 THE WRESTLER

このシャシン　貞子っぽくてカッチョエエですよね～　でもほんまは　ミッキー・ロークやねんぞ　カッチョエエわけないでしょ？

みなさんは1992年6月23日のダリル・ミラーとミッキー・ロークのボクシング試合はご覧になられましたか？　
透け透けトランクスに猫パンチのミッキー・ローク　



格闘競技であのやうなカッコ悪い試合は後にも先にも初めて見たもんで「このミッキー・ロークとゆー世界一カッコ悪い男はいったいぜんたい・・・？！」
と激しいインパクトを覚えたもんです。その後ＤＶ問題やとかなんとか　ますますダメダメ路線一直線のミッキー　
とーに消えてなくなってたかと思いきや

忘れた頃にやってくる ほんとーに　ミッキーの名前を聞くのは十何年ぶりやのん



しかも今回はプロレスラーとして帰っていらっしゃいました

噂はだいぶ前から耳にしていたもんで　もー見たくて見たくてたまんなかったんです　カッコ悪くても　カッコ良くても　どっちでもエエから



今日観てきました　ミッキー・ローク

大方の予想を裏切りまして　カッコ悪くもなく　カッコ良くもなく　なりやら切実な感じがしました　まさかと思ってましたが　泣いてしまいました　まさか　まさか　あのミッキーに　　で　渋いんか？とゆーと　別にこれ渋くもないんです



ロッキーのスタローンの痛々しさを予想していたのですが　そーゆーんじゃない

ただただ切実な感じがしたんです　で　え～っと切実ってなんやったっけ？

加齢です　加齢

鼻息　吐息が出ちゃう　なんか変な声とか合いの手が出ちゃう加齢

ミッキーも鼻息　吐息がリアル　リアルノイズな鼻息吐息

いやほんま　５０歳過ぎたおっさんが　あんな体作りあげたってゆーだけでも驚異でしょう　これはちょっと　なんぼ後がないとか　やるしかない　とかゆーても　でけることやないと思います　あの体　ヤングならともかく　ミッキーは1952年9月16日生まれなんです　



加齢　切実　胸を打つ

でも約束を破っちや　ダメ　癇癪起こして暴れちゃダメ

ほんとーにダメな男

そしてミッキー・ローク

島田洋七に似てる

相手役の女子マリサ・トメイは飯島直子っぽい　1964年生まれ　45歳　加齢　立派なおばちゃんやぁないか　それなのにR-1５指定を受けるほどのストリップショーを　普通にこましまくり　　エエ乳しとりまっせ　痛々さもなく　ほんまに美しい女性



加齢

肉体を商いにする方々の加齢はいかようなものかとゆー悲哀　引き際とか　ムリめな再起とか　いろいろ

とにかく　加齢なる４５歳以上の方々は義務的に観覧するしかないでしょう　

ミッキー・ローク　完璧に再起を果たしたんだから　また勘違いしてチョンボして「こいつはほんとーにダメな奴や！」なことをぜひしでかして欲しい　

渋くダンディな路線に行くことだけは止めていただきたい　ぜひ猫パンチの再演を！

「あれから14年もかかったから。幸いなことに、俺を認めて味方してくれた監督が、俺のためにとことん闘ってくれた。金儲けに『ノー！』と言ってくれたために、ギリギリの予算を余儀なくされて。俺の4倍は金の集まる俳優より俺を信じ、その俳優の代わりに俺を起用してくれた」

「監督のために、俺は久しくしてなかったことをしたのさ。全てを賭けること。彼が俺を信じ、リスペクトしてくれたという、たったそれだけの理由からね。」

「今、このポジションにいるってことを、本当にラッキーだと思う。14年間という長い期間、ベンチを温めた後だったからな。あんまり長く座ってたから、ケツにでかいトゲが刺さっちまったよ(笑)。だから以前ならやらなかった(取材を受けるような)仕事も、今こうしてこなしてる。エンジンがちゃんと回り続けるように気をつけてるのさ」

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