「WINGLESS ANGELS」 KEITH RICHARDS in
この名アルバムは世間的にはほぼ黙殺されています
トラディショナル・レゲエミュージック
土人達が太鼓を、叩き唄を歌い
キース・リチャードがべースとピアノとギターを弾きプロデュースを担当
曲調はラス・マイケル&サン・オブ・ニガーに近い
音の隙間感とか固さとか構成の仕方とかはほぼストーンズ
これで悪い作品ができるわけがない
私はレゲエ・アルバムでは一番お勧めしますし、レゲエでは一番聴きました
発売当時は絶対話題になるだろーなーと思っていたんですが、全くの黙殺、日本盤の発売もものすごく遅かったです、レコード会社が宣伝しなかったんでしょーね
STONES的にも全く話題にならず・・・
キース・リチャードがめちゃめちゃイイ仕事してるんです。名も無い土人だけだと太鼓とコーラスだけで地味過ぎるだろーし、音だってちゃんとレコーディングできないだろーし・・・それぞれの音の数とバランスと隙間が絶妙!勿論コーラス唄が中心になっていて、キースのやってる楽器の全てが全く邪魔をせずにイイ感じで唄を太鼓をフォローしまくっています(キースも勿論コーラスに参加していると思んですが、皆さんラリっているのでどれがキースの声なのかわかりません)
とにかくめちゃめちゃイイ音の鳴るレゲエミュージックです。糞みたいに一杯出てる「いわゆる」レゲエミュージックの糞みたいな音とは全く次元の違う絶妙な土人ミュージック
私的にはこの頃からのSTONESなんかよりずっとずっとイイアルバムだと思いますし、キースのソロなんかよりずっとイイと思うんですが、
モッタイナイ、あまりにもモッタイナイんよ
そーいえばラス・マイケル&サン・オブ・ニガーの日本盤CDも見たことないし、レコード版はほとんどCD化されていないし・・・この手のレゲエ・ミュージックは地味過ぎて需要がないんでしょーか?
多分、阿呆みたいな顔して「私レゲエが好きなんだー」って言ってレゲエダンスを踊る婦女子のCDライブラリーの棚には絶対に無いアルバムですね
今流行りのネオ・アコなんかよりずっとイイアコスティックだと思うんですが
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ツタヤにあるかなあ。。
ほんま、ここんとこ行けてないなあ。。ふ~っ・
余裕もたなあきませんよね。