リコースカイライン GTS-R '88 製作記 (47)

　最後に小物を取り付けていきましょう。

　ボンネットのキャッチピンとトランクの留め金具はレース仕様ならではです。

　キットにはプラパーツが入っています。
　通常ならエッチング等アフターマーケットのパーツに置き換えるのですが、キットのプラパーツがかなり出来がよいのでこのまま使ってみました。
　ボンネットキャッチピンはエッチングの方がシャープでいいと思いますが、トランクの留め金具はエッチングだとペラッとした板になっているケースが多く、このプラパーツの方が断然いい雰囲気になります。

　元々ボディと別パーツになっているので、取り付け位置の印を付けてありませんでした。組立説明書に原寸サイズのイラストが載っているのみです。
　しかも、そのイラストは寸法が入っていません。自分で測ってその寸法にマスキングテープを切って目安にしました。
　ここは左右がズレるとかなり違和感が出てしまうので、適当に貼らず位置決めをしっかりした方がいいと思います。

　フェンダーのキルスイッチはこんな感じになりました。
　やはりデカールとは随分印象が変わります。
　内装は手を入れても自己満足レベルですが、外装小物は面倒でも手を入れてあげると見栄えが変わりますね。

　リアのアンテナです。
　ここはブラックの部分をどうするのかが問題です。
　当初はパーツを切り取ってあったので、それを塗装して再度貼り付ける予定でしたが・・・、紛失してしまいました(T_T)。

　そこでシルバーの部分は「さかつうさん」の金属ピンを使い、ブラックの部分はジャンクパーツを掘り起こして、円錐状になっている部品（今回は何かレーシングカーのエアタンクらしき部品の先端を切り取りました）を使いました。ちょうどプラの色がブラックで、実車はゴム部分なので無塗装です。

　結果としては切り取ったパーツを塗装するよりシャープに仕上がりました。
　しかし、レーシングカーなのにアンテナは外さないんですね・・・。
　リアワイパーもそうですが、外してはいけなかったんでしょうか？？

　ようやくこれで完成です。
　シャシーとボディを合わせていきましょう。