まずエンジンから手を付けていきましょう。
空冷エンジンの冷却フィンはプラモデルでの再現が今ひとつになってしまうポイントです。
これが加工前の状態、型抜きの関係もあってフィンが3角形になってしまって、根元はかなり厚いです。
実車のフィンはこんな感じ、
フィンがシャープですよね~。
これを再現するにはエッチングの積層か、プラでもアオシマさんのヨンフォアの様にフィン1枚1枚が別パーツになっていないと難しいです。
しかもヨンフォアは4サイクルですからヘッドカバーに深いフィンがありません。
KHは2サイクルですからシリンダーヘッドに縦にフィンが刻まれてます。
なかなかプラではシャープな再現が難しいです(T_T)。
でもフィンの枚数は省略されていないのはさすがです。
ヘッドは10枚、シリンダーは7枚、これが違うとどう仕上げても違和感がなくなりません。
サラッと作ろうと思ってますが、ここの修正は外せませんね・・・、ちょっとフィンを彫ってみましょう。
左側が彫った状態、溝の部分を幅0.5mmのBMCタガネで彫り込み、フィンの3角形になってしまっているところを修正です。
まだフィン自体は厚いですが、未加工と比べると随分印象はよくなったのではないでしょうか。
本当はもっと下、ギリギリまで彫るといいのですが、今回はサラッと作る予定なのでここまでにします。
次はシリンダー側も少し削っておきたいと思います。
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