ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

高橋本黙殺の功罪

2011年11月26日 | プロレス
②とか見ていると、何処まで本当か?
色々とズタズタに書かれていますな。
(私は②苦手す。)

プロレス、世紀の暴露本といわれる、ミスター高橋著の
所謂「高橋本」は当時プロレスファンの夢を
粉々に壊し、プロレスの権威失墜に大きく貢献したと思います。

子供の頃から暗黙の了解を経た上でのガチと思い、
周りの大人やプロレスをバカにする輩と
此方もガチで喧嘩した長い歴史と夢が
全て音を立てて崩れ果てましたからね。
そこに存在していた闘いのロマンすらぶち壊すモノでした。

高橋本は数冊読みましたが、もう買うのを止めました。
新日本プロレスに怨みを持ち金の為にやったともよく言われています。

SWSを作ったメガネスーパー社長の田中一郎氏すら
ガチと信じてプロレス団体を設立した位ですしね。

MMAの台頭で窮地にさらされていたプロレスも
桜庭や藤田の活躍で何とか持ちこたえていましたが、
元々プロレス最強を提唱したのは異種格闘技をやった
新日本プロレス。全日本プロレスは馬場vsラジャライオンと
長州が闘ったボディービルダー戦位しか記憶に無いです。
両試合共に失笑モノのショーで、馬場さんも
手を出さなくなりました。元々、反対の立場でしたし。
藤田はともかく、桜庭vsケンドーカシンの純プロレス試合は
これまた、桜庭は酷いモノでした。
永田、石澤vs金原、桜庭は歴史に残る名試合でした。
しかし、高橋本を黙殺したプロレス業界の功罪は
どうなのか!?と思いました。
高田が出した「泣き虫」もエグいモノでしたがね。
古くは佐山の「ケッフェイ」か…。

「黙殺」といえば聞こえは良いですが、
飯の種を全て洗いざらいぶちまけられたから
手も足も出なかったんじゃないか?と思ってしまいました。

お陰様で、「ゴング」という伝統雑誌が廃刊になりました。
私は「週刊プロレス」より「ゴング」派でした。

普通の心で信じていたプロレスを見れるようになったのは
3年、いや、それ以上。
例えば、両メジャー団体のタッグチャンピオンになった
カールアンダーソンが巧いと思うような気持ちになるまで
数年間かかった。今は昔のような面白さは軽減した
プロレスの味方です。

高橋本が出た時、夢を粉々に砕かれたプロレスファンの気持ちを
支えてくれるマスコミが無かったのが、今でも悔やまれます。

子供の時読んだ「私、プロレスの味方です」は
小学生だった当時理解出来ないモノでしたな。

ノア常連外人、バイソンスミスの冥福を祈ります。

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2 コメント

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燃えろ!新日本プロレス! (ミルクマン)
2011-11-26 17:29:54
先週の放送IWGPヘビーの選手権、棚橋vs矢野で
リング内で椅子攻撃しようとする矢野を海野レフェリーが椅子のもう一方を掴んで押し問答を始める。
すると倒れてた棚橋が起き上がりざま矢野にドラゴンスクリュー!
すると矢野と椅子を持ってた海野レフェリーまで一回転w(゜o゜)w
どうです。これがプロレスのパワーだぁ!ですよ(大爆笑)
今だから作品の一部として楽しめるけど、八百ガチ論争の頃なら大問題でしょうね。
明日、図書館行ってみようかな。まだ例の本、見たことないんですよf^_^;
では!
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ミルクマンさん (太郎)
2011-11-26 21:57:51
そのムーヴは最高にオイシイですね。
放送時間は大阪に向けて走っていたので
見る事出来ませんでした。
ジョー樋口のやられ方とか、ダウンとか
今思えば最高のレフリングでした。

もう、作品と認識しておられるなら
高橋本は耐えられるでしょうね。
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