ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

猪木、坂口vsゴッチ、テーズ

2017年03月06日 | プロレス
テレビ放映が無かった頃の新日本プロレスで
このカードが組まれた時に流石のテレビ局も飛びついたというカード。
(漫画「プロレス・スーパースター列伝」にて)

何故かここ日本では「プロレスの神様」と呼ばれ
ジャーマンスープレックスの始祖で日本プロレス時代から
「カールゴッチ道場」を開き、ゴテゴテにシゴキ猪木が筆頭愛弟子の一人。(後に藤原に代わるも。)
新日本プロレスに入ると、多くのレスラーがフロリダのカールゴッチ道場に
送られ、昔の藤原義明を筆頭にゴッチイズムに染まるという例が結構ありましたよね。
私もプロレスの神様と子供心に刷り込まれてましたし
道場から逃げ出した長州力は、子供たちの中では「根性無し」なんて
バカにされた事もありました。
長州の真相はゴッチ道場に通っても意味が無い事を悟ったとの事。
高橋本では「スタンドからなら判りませんが、グラウンドから入れば、オレ、ゴッチに勝ちますよ」
そう語ってたそう。
ブラジルで大会した時、ゴッチも帯同したのに、凄腕ヴァリトゥーダーの
イアンゴメスと対戦させられる事になった木戸修・・・
結構ゴッチに失望した人も居るとか。

と、ゴッチの話になってしまいましたが
このゴールデンカード、
ゴッチは49歳、テーズは57歳ですか???
まあ、凄い年齢ですが、一時代を極めた人間達に
猪木、坂口組・・・やはり柔道日本チャンピオンと云え
坂口は老獪なゴッチ、テーズに翻弄されております。

こういうクラシカルなプロレスを見るのはやはり
現在のプロレスより、「強さ」を前面に押し出した当時のプロレス
観ていて面白いですね。
(多分私が10代だったら、今のプロレスの方が楽しかったかも?)

Karl Gotch/Lou Thesz vs Antonio Inoki/Seiji Sakaguchi 1973-Japan Part 1

"Karl Gotch/Lou Thesz vs Antonio Inoki/Seiji Sakaguchi 1973-Japan Part 1" を YouTube で見る


しかし、テクニシャンぶりを出しまくり、猪木は別として
坂口を翻弄しまくる老獪な二人ですが
特にゴッチは、何だか「自分!」という見せ場が多く
チト自分勝手にも感じるのは私だけかしら?
コレは高橋本にも書かれていたような。

しかし、こういうプロレスの源流のレスリング、
グラウンドテクニックをじっくりみると、凄く面白いです。
子供心には凄くつまらなかった、
初代タイガーマスクvsスティーブライトのグラウンド攻防なんて
今見て面白いですしね。
当時も「通」を喜ばせたカードだったし。

テーズ&ゴッチが、もし全盛期だったら・・・・
流石に猪木もテーズには敵わないだろうなぁ・・・・。

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